毎朝8時頃
府立高校の前を 車で通るのですが
教科書を広げ、読みながら歩く学生さんを
今朝はとてもたくさん見かけました。
10月30日、きっと中間テストですね。
そんな光景を見ると思い出すことがあります。
高校の同級生が
今でも会うたびに 笑いながら言ってくることがあるのですが
要約すると、下記のような内容です。
↓↓↓
『思い出すわぁ
メグさぁ
テスト当日の朝、
校門くぐりながら暗記ペンで教科書にライン引いてたよね。
ありえへんわ、もう手遅れですからー!!笑笑』
おそらくテスト前夜も、
まったく勉強をしていなかったのでしょうね。
自分でも驚きです。
だってわたしは
中学から高校1年の夏までは
体育以外オール5のいわゆるガリベンだったのですから。
兄弟に障害者がいて
モノゴコロついた頃から、
そのことで、わたしまで近所の悪ガキによくイジメられていたため
立身出世して
見返してやるわよ♡
お医者? 弁護士? それとも外交官?
よーしまずは東大、もしくは京大に入らなくちゃね♡
なんて、いそいそと勉強をしていたのです。
けっこう、それも楽しかった時代です。
でも、高校1年でロックに目覚めてしまい
すべての心を持ってイカレテしまいました。
そして勉強という概念がすっかりアタマからなくなり
坂道を転げ落ちるように
学年でビリから2番目の成績に転落したことさえ
おおLike a Rolling Stoneってカンジでいいじゃん♪
なんて思っていました。
特に極端な性格をしているわけでもなく、
あんなに何かにハマったのは
あとにも先にも、あの時いちどだけです。
それでその時の気持ちが
現在もずっと続いているのですから。
初心忘るべからず、っていうけれど
忘れたくてもきっと忘れることはないと思います。
たまたま観たテレビ番組の、
たった3分の曲がきっかけで。
人生って何が起こるかわかりませんね。
今朝は、歩きながら教科書を読む高校生を見て
真面目に勉強をしていた頃を、
いや、真面目に勉強しなくなって当日の朝にしか教科書を広げなくなったあの頃を
なつかしく思い出していました。