ヴィレッジヴァンガードサウスサイドスタッフブログ

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つきぬけた

2007年06月30日 | 雑談日記
危なかった。
これは危なかった。

自意識過剰で、視界が10センチ四方ぐらいしかない中高生の時に出会ってたら、どんな大人になってたか。大人になってからの出会いで良かった。


会田誠。



4年前ぐらいに名古屋の書店で、2メートルくらいの本棚にコーナーがあって、ハシゴによじ登ってパラパラ読んだのが出会いでしたが、ハシゴの上で軽く固まる位驚いた。


んで最近、新作品集が発売され、
今度はちゃんと地に足着いた状態で驚いた。地面が揺れてるんじゃないかって位驚いたね。震源地、ここ!

芸術論とか、現代美術だとかには興味ないですが、
こんなエログロナンセンス3拍子揃った人が、現代美術家として活躍してるってのが、目眩がするほど驚いた。

くわしい作品説明は、倫理的にここではできない。スマンス。

しかしながら、この作品集の中のひとつの作品に、僕はどうしようもなく感銘を受けてしまったので、近い将来僕はこの作品集を買うことになると思います。

近所のおばさん達に、それを知られたら、井戸端会議でヒソヒソと噂されるかもしれないけど、僕は買うでしょう。

もうすでに、取り起きしてある本とCDが溜まっていますが、これを買うでしょう。

5000円もしやがりますが、買うでしょう。



職場のみんな、日本人の目は真っ黒であるべきだよ。
白い目ではないんだよ。


リプレイ(ムーディーブルース)

2007年06月28日 | 雑談日記
ここのところ寝不足が続いてたから、今日こそは早く寝ようと思ってたんだけど、何気なくテレビを付けたらウィンブルドンの中村藍子の試合がやってて、テニスやってちゃあ仕方ないなぁと、いとも簡単に諦めてテレビを見てるオオシマです。





今日はヒンギス戦。


教訓教訓、


「歴史は繰り返す」








こういうことばっかりやりたがるから、くどいって言われるんだよなぁ。


レット

2007年06月26日 | 雑談日記
ここのところ寝不足が続いてたから、今日こそは早く寝ようと思ってたんだけど、何気なくテレビを付けたらウィンブルドンの中村藍子の試合がやってて、テニスやってちゃあ仕方ないなぁと、いとも簡単に諦めてテレビを見てるオオシマです。
テニスなんてろくにできないけど見るのは好き。好きな選手はナダルです。

インタビューは見たことありますが、中村選手の試合を見るのはこれが初めて。

お互いにサービスをキープできない試合状況で、とてもハラハラしてます。






すいません30分程くぎづけでした。
第1セットを取って、今第2セット、2ゲームブレイクして、かなり楽な展開になってきました。



あ、今勝ちました。ヒヤヒヤさせやがって。


おそらく2回戦の相手はヒンギスになるっぽいですが、中村選手、頑張っていただきたい。日本テニス界を引っ張って行って頂きたい、と、サーブすら打てない僕は無責任に思う。


さて寝るかと思ったら、
「このあとはヒンギスの1回戦の試合をお送りします」だって。10年前ヒンギスのファンだった僕を試してるのか?ついでに言えばドキッチも好きさ。そんな僕がこのまま寝ると思ってるのか?




見ます!見ますよ!というか見たい!






寝不足の夜は続く。らしい。




普通の日記だな。テニプリでも読んどくべきだったか。


ブラウン・バニー

2007年06月25日 | 雑談日記
確か2回目の登場、この顔。いい顔でしょ。
このような顔をデビューアルバムのジャケットに持ってくるようなバンドは、素晴らしく素晴らしいか、素晴らしくくだらないかどっちかしかないに決まってる。
プログレの重鎮、キング・クリムゾン。プログレと言ったら他にもイエスとかEL&Pとかいろいろ大御所はいますが、やはり僕はキンクリが1番好みです。

デビューアルバムの1曲目で、プログレッシヴロックの最高の1曲を作っちゃった人達。

その曲はおそらく人道的な理由から曲名が一部訳されなくなった、「21世紀のスキッツォイドマン」。

世界的名曲だとは思ってましたが、誰もが好むような曲ではないんで、
焼肉屋でビートルズとかに交じって、多分有線だと思うけど、突然流れ出した時は驚きました。
思わず僕はこんな顔をしたんです(画像参照)。


ここから日記。


今日は朝から結構な勢いで雨が降ってて、休憩中にいつもの様に喫煙所でタバコ吸ってたんだけど、前も書いたように、道路とシャッターで区切られてるだけだから、

なんか寒いなぁと思って、ぱっと見たら、体の左半分がじわーっと濡れてて、
僕は驚いてこんな顔をしたんです(画像参照)。





大槻ケンヂのエッセイを読んでたら、僕の好きなクリスティーナ・リッチの事が書いてあって、俄然興味を持って読んでみる。
題材はバッファロー'66。
僕も大好きな映画だし、劇中では、大槻ケンヂが最高のロックバンドと称するキング・クリムゾンの「ムーン・チャイルド」が流れる映画。これは褒め倒すのか?と期待は高まる。
だのに書いてあることは、クリスティーナはデブだ、ブタだ、ブサイクだ!と罵倒ばかり。おまけにテーマは、君はクリスティーナのオッパイを吸えるか、だと。

あんまりに驚いたし、悲しかったから、僕はこんな顔をしたのさ(画像の顔だって)。




仕事の帰り、出勤時の倍くらいゆっくりとタラタラと帰る僕は、

カップラーメンを早足で歩きながら食べる人とすれ違う。

なんで歩きながら食う?

家で食え。

どーしてもすぐ食べたいならコンビニの前でもいいから止まって食え。

そんなに急いでカップラーメンを胃に流し込んで君はどこ行くの?

こんな雨の日曜の夜に、君は今からどこ行くの?

君の食べてるラーメンは何味だ?

てめえの血は何色だ!?



一部某漫画のキャラが入りましたが、あらゆる疑問が噴出し、僕は思わずこんな顔をしたのです(画像の顔だって。もう覚えただろ?)。




皆さんの覚えた顔は、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」というアルバムのジャケットですよ。
ロック好きは避けては通れぬアルバムです。機会があれば是非。


では僕は無理な表情で強張った頬の筋肉をほぐしてから寝ます。おやすみなさい。


瞼VS重力

2007年06月23日 | 雑談日記
こんばんは、今横になったらのび太より早く寝れそうな程、眠たい男、オオシマです。


グスタフ・クリムト。ウィーンの画家。大好きです。

おとついの夜、NHKでクリムトの特集をしてて、久しぶりに思い出したわけですが。


偉そうに絵の事なんか書きやがってこの野郎、
とお思いでしょうが、

小さい頃に、絵がうまいとおだてられて育つと、

おだてに弱い子供というのは、すぐその気になっちゃうものです。

美術部に入ったりしちゃうものなんです。

スラムダンク直撃世代なんで、バスケ部にも入ってましたけど。

顧問が安西先生じゃなかったので辞めましたが。


美術部といっても、すぐに絵を描かせてもらえるわけじゃなく、

自習のような時間も多く、僕はひたすら画集を片っ端から見てました。



あぁ、眠い。くじけそう。




当時は、今展覧会も開かれてるダリがお気に入りで、何十回も見たはずですが、今となっては絵をほんの少ししか思い出せません。なんだったのでしょうか。

ダリ展にもいけやしない。


そして、次に僕の標的になったのが、クリムトでした。


もう限界。

美術関係のおえらいさん、中部地方でクリムト展を開いてください、

眠気をこらえて、こらえきれないながらもここまで書いた僕の為に。



ちゃんと目覚ましセットして朝イチから並ぶから。

物販のもいろいろ買うから。




画像は「メーダー・プリマヴェージの肖像」



ではおやすみなさい。


ドロップバイドロップ

2007年06月19日 | 雑談日記
こんばんは。
髪を切ったら切ったで、
長い方が良かったとかサッパリして今の方が良いとか、マッシュの方が良かったとかマッシュはキモいとか、
見る人によって意見が変わるらしいオオシマです。


次はリンゴ・スター風のマッシュにしようと思ってます。あんな鼻とんがってないけどね。


まぁそんなことはいいとして、今回は松本充代。


あれ、この人もう紹介したっけ?もう思い出せません。


このDROP BY DROPこそ、当時高校生だった僕を、いわゆるガロ系へと引きずりこんだコミック。


もちろんコミックビームの影響も大きいけど。


後の話ですが、この本の影響で、大学1年の時、ヴィレッジヴァンガード本店で、昼間っからガロを読みあさる事になるわけです。



どういうコミックかというと、

まず帯には、

デートクラブ・J禁・処女売り・リンチ・チョコ・夏コミ・近親相姦・自殺・ファミクラ・バンブー

という言葉が並んでいます。
いやぁ、いけない言葉がいっぱい並んでますねぇ。子供は読んじゃいけない。


おいおい、D○○P LOVEみたいなやつかよ、と思った方、あんなに安くないのでご安心下さい。



だいたいのあらすじは、主人公は3人いて、美男美女の2人は退廃しきってて、
心と体は別、という持論でもって荒んじゃってて、

もう1人の普通の女の子がそれに憧れて、

って話。


似たようなよくある少女漫画だと、その荒んだシーンが半分くらいで、要所で取って付けた様な美談や、説教が入って、改心するのがベタだけど、


この話は9割がそんな荒んだ毎日の描写で、諭してくれる人も、涙を誘うようなシーンもなし。



そもそもこの松本充代という人の漫画、ほとんどが救いのないまま終わるのよ。


この話が一応のハッピーエンドで終わるのが珍しいくらい。


そんな人が描くハッピーエンドは、とても意味があると思うんですが皆さんどうか。



紹介しといてなんですが、このDROP BY DROPは現在絶版。重版の可能性も、限りなくゼロに近い。

大きな声では言えないけど、古本屋で探すしかありません。ほかの著作はまだ取り寄せ出来ますが、
おススメはこの本と、「潜む声・鏡の中の遺書・その他の短編」です。こちらは運が良ければ入荷できるかも、という感じです。



(最新作も実に8年ぶりに刊行されたんですが、それと、先の2作以外は、あまりに救いがないので、いきなり買うのはオススメできません。)


最後にひとつ、


9年前、DROP BY DROPが単行本化された際、後に入手困難になることを予感してか、

保存用に2冊注文しようとした僕に書店員が放った一言、

「2冊は無理です」



その時は書店の仕組みなんか知らなかったから、あぁそうなんだ、って納得したけど、

書店員の今ならはっきり言える、



無理、

では、

ない!!

2冊だって10冊だっていけるって!発売日に行ってんだぞ!書店員の君が知らんようなコミックがいきなり初版在庫なしになるほど売れるわけないだろ!






ああ、すっきりした。


というわけで、本の注文してくれるお客様には、何冊でも注文する気持ちでいます。



DROP BY DROP/松本充代


haircut 100

2007年06月15日 | 雑談日記
髪を切る1時間前。




今日はどんな髪形にしようか考えてみた。



だが、結局毎回美容師さんの前に行くと、「いつもと一緒で」と言うのがわかりきっていたので、
-そのうちオオシマは考えるのをやめた。




このネタがわからない人はいますぐJOJOを読みましょう。


行ってきます。


わかってほしい

2007年06月12日 | 雑談日記
どうもこんばんは。

部屋の片付けをしてたら、全然聴いてないアルバムがいっぱいでてきて、順番に聴いてたら驚くほど時間が早く過ぎていた午前3時のオオシマです。


今日は休憩中のお話を。


我が岐阜店の喫煙所は、実に迫害された場所に存在。

一通の道路に面していて、フレームだけのシャッターで隔てられているだけで外からは丸見えという見世物部屋的環境。


しかしながら当店にはタバコを吸うような大馬鹿者は2人しかおらず、非喫煙者が大多数の中で、これ以上のワガママを言えるわけもなく、


「ウス、外から丸見えでも全然オッケーっす!皆さんの配慮のおかげで今日もタバコが吸えます、ウッス!」


なんつって、アメニモマケズ、カゼニモマケズ、タバコをふかしてるわけ。



細い一方通行の道路ながら、たまに人は通るわけで、

そんな時、なるべく気付かれたくない僕は、メタルギアのスネークの様に気配を殺すわけですが、

たまに気付かれちゃうわけで、みんな訝しげに見ていくわけで、

その時は、

「どうした?スネーク!スネェクーーーッ!!」


と思ったり、
田中邦衛風に、

「タァバァコ吸ってるだけでしょぉうがぁ」


と思ったりしてるわけで。


そんな落ち着いたり落ち着かなかったりな休憩中ですが、

今日は道を挟んだアパートから、子供二人が、呆れるほど大きな声で、猫型ロボットのアニメの歌を歌ってるのが聞こえてたよ。


あんまりにもやかましかったので、



「不思議なポッケで叶えてくーれーる~、


そーらーを自由に、とーびたーいな~、」



の後に、ドスの効いた声で、

「ヴァイ!!ダゲゴヴタァ!!」


って掛け合ってやろうかと一瞬考えたけど、

絶対窓から乗り出して探されるだろうからやめた。



やかましい子供は嫌いだ。

かわいらしい、おとなしい子供が好きだ。



…将来不安だな。大人しい子供、って矛盾してるもの。



前フリ終わり。長かった。前フリだけで疲れたわ。



そんな僕の不安を吹き飛ばすのがこの漫画、「のんきな父さん」。


昭和時代に、元ネタとなる同名漫画があったみたいですが、これは98年に出版された方です。

またかよ、と言われそうだけど、作者は桜玉吉。


全編にわたって、息子に全力で嫌がらせし続ける親父のお話。


息子の作った雪だるまを全部食べちゃったり、

次の日水泳のある息子の水着の中に、増えるワカメちゃんを入れたり。



子供なんて過保護に育てなくていんじゃないの?と思わせてくれます。


誰が何に書いたか忘れたけど、
「なんかしらんが子供はたくましく育つ」

という言葉もありますし。




でも娘だったら今世紀最大の過保護で行きますけどね。


コレクターズ・アイテム

2007年06月10日 | 雑談日記
昨日、バイトの女の子に、手作りの梅酒をもらった。


手作り?であってるのかな?手漬け?



アリガトゴザイマス!
いただきます!



結構アルコール度数が高いらしいんで、何かで割らなきゃ。



冷蔵庫バーン!



炭酸水、なーし!


氷、ねぇ!!


水、ぬるい!



もういい、そのまんまで飲む。


ガブガブ~ッと。


大変おいしゅうございました。

という、昨日の話をなぜ今日書いてるかというと、


はい、酔っ払ってたんですねぇ。


電気も何も消さず、寝てたんですねぇ。


ビールをつまみに梅酒飲んじゃダメなんですねぇ。







画像はバイトの子2人がこないだ台湾に行ったときのおみやげでくれた、ヨーグルトかなんかのフタのみ。


なぜなら僕の好きなレイニー・ヤンの写真付きだから。

台湾版の花より男子で、つくしの友達のユウキ役やってた子です。かわいいよね、うん。



フタだけくれる子なんて君達しかいない。


アリガトゴザイマス!


デイドリーム・ビリーヴァー

2007年06月07日 | 雑談日記
どうでもいい話をひとつ。


暇な人間というのは、暇な脳みそでもって、どうしようもない事を考えるという例。



大学の頃、暇を持て余していた僕とM君は、

部屋があるのに、コインランドリーで本を読んだり、

意味もなく地下鉄3駅ぶんぐらい歩いたり、

夜中の公園で遊んだりと、

暇人にしか成し得ない遊びばかりをしておりました。


そんなとき僕は、ある実験を思い付いたのです。


その実験とは、ある噂を自ら発信し、噂が巡り巡った後、自分の耳に再び帰ってくるか、というもの。


つまり、さも誰かから聞いたかの様に噂を話し、


最終的に誰かから、
「なぁこれ知ってる?」
とその話をされれば成功、ってこと。

規模を大きくするため、知人にはいっさい話さない。


肝心の噂の中身は、

当時人気絶頂だった、アイドル○○が結婚する、というもの。もちろんそんな事実ナシ。

(今思えば、なんてことしてるんでしょうか。反省しております。時効ということで許してください。)


はたしてこの噂は、大学中を、街中を駆け巡り、僕らのもとへと帰ってくるのか。



早速僕とM君は、学食で、コンビニで、トイレで、


「知ってる?○○、結婚だって。」

「ウソーッ!?」


なんてわざとらしい会話を繰り返しました。


ええ、暇だったんです。






結局その後、卒業するまで一度もその噂は耳に入りませんでした。

僕らの実験、失敗。

しかしながら、もともと飽き性な我々ですから、一週間もたてば、また次の遊びへと興味は移っていきました。






時は流れ、卒業からさらに数年後。
テレビで、○○が結婚したというニュースを見ていた僕に、一本のメールが。







「知ってる?○○、結婚だって。」




M君からでした。


数年ごしのネタ。僕も忘れてたよ。おもしれぇなぁ。






おわり。