JIN'sROOM ~ from鳥取 ~

歌うことが大好きで、40過ぎても歌ってるアマチュアヴォーカリスト JINのうだうだ日記。

いじめ

2012-07-28 12:50:29 | Weblog
久々に、真面目ネタを。

最近、またクローズアップされて来た『いじめ』問題。
マスコミが連日これだけ報道して、全国民が「いじめはいけない」と思っているであろう我が国でありますが、悲しいかな、いじめは根強く行われているようです。

いじめって、はっきり言って殺人だからね。
いじめるってことは、人殺しだからね。
いじめてる子が死ななくたって、殺人未遂だからね。

だってそうだよ、いじめられて自殺する子がたくさんいるんだから。
死んじゃうまで追い込むんだから、間違いなく人殺しだ。
そういう事件が後を絶たないことを、TVで知ってていじめてるんだから確信犯だ。
絶対に許しちゃいけないし、見て見ぬふりをするのも共犯だからね。

いじめは、いじめられる方も悪いとかいう浅はか極まりないこと言うバカがいる。
違うぜ、絶対に。
どんな理由があろうとも、いじめなくたっていいんだから。
いじめる奴が、絶対に悪い。
だってそうだよ、嫌な奴だから殺しましたって言えるのか?
殺した方が100%悪いに決まってる。
どんな人だって、殺していいわけがないんだから。

俺、今でも忘れられない。
中3の時、クラスの仲間たちから突然シカトされた。
ほんとに突然。
昨日は、いつものように一緒に過ごして、一緒に下校した仲間たちから突然無視された。
いつも一緒にいた10人ぐらいの仲間たちが、1人も俺と口を利かなくなった。

当時は、『いじめ』なんて言葉はなかったから、自分でいじめられてるなんて意識はなかった。
けど、今なら確実にいじめだよね。

突然、俺は1人ぼっちになった。
理由もわからないまま、1人きりになった。
そいつらに、何を言っても無視された。
結局、今でもその理由はわからない。

その『いじめ』は、卒業まで2ヶ月以上続いた。
そのうち、無視だけじゃ物足りなくなったのか、上履きに画鋲とか、机に落書きとか、ベタな嫌がらせが始まった。
毎日が地獄だった。

大好きだった学校に、行きたくなくなった。
でも、俺は意地で休まなかった。
そいつらと、殴り合いの喧嘩をしたこともあった。
1人ぼっちでも、絶対に負けたくなかった。

でも、正直言って苦しかった。
もし、俺がこういう性格じゃなくて、ちょっとでも内向的だったりしたら耐えきれなかったかもしれない。
悲しくて、ツラくて、何もかも嫌になってたから。

俺を救ってくれたのも、クラスメートだった。
それまで、ほとんど話もしなかったような友達が俺を守ってくれた。
いつも俺のそばに寄って来てくれて、寂しさを忘れさせてくれた。
毎日、一緒に下校してくれて、ほんとに仲良くなれた。
その仲間たちとは、今でも付き合いは続いている。
地獄の日々から俺を救ってくれた仲間への感謝を、生涯忘れない。

そんな経験があるから、俺は『いじめ』を他人事だと思えない。
人生の中の、ほんのわずかな期間だったけど、あの時の傷は今でも鮮明に残ってる。
それほどに、いじめられるということは人を追い込むのだ。

人間には、いろんなタイプがあるし、考え方だって違う。
意見が合わない人もいれば、苦手なタイプの人もいる。
それでも、人には口があり言葉がある。
話し合うことができる。
それを放棄して、いじめに走るのはやめろよ。

自分がされて嫌なことは、誰だって嫌なんだからさ。
人が嫌がることはしちゃいけないって、誰でも知ってるはずだから。

もし、いじめられてる人がいたら、そいつらから逃げればいい。
学校に行きたくなかったら、やめちゃえばいい。
ただ1つ、そんなバカどものために死んだりすんなよ。
そんなクソどものために死ぬなんて、そいつらが喜ぶだけだ。
だって、そいつら弱虫だから絶対に自分が悪かったなんて思わないから。
反省なんてできないクズどもだからさ。
そんな奴らのために死ぬなんて、ほんと死に損だから。
生きてやれよ。

その代わり、耐えられなかったら我慢せずに、そこから逃げればいいんだ。
生きるために逃げればいい。
なによりも、生きることが大切なんだ。

そして、そいつらのこと一生忘れてやらなきゃいい。
デュマの『モンテ・クリスト伯』を愛読して、生きる喜びを見つけるんだ。

俺は、そう思う。

チャリティーLIVE vol.10 レポ。

2012-07-23 17:44:52 | Weblog
昨日、10回目となるチャリティーLIVE『がんばろう!にっぽん!!ふろむ・とっとり』を開催しました。

今回は、記念すべき10回目ということで出演6組のうち3組が意気のいい若手バンドの予定だったのですが、2組が事情により出演できなくなってしまいました。
が、初出演の鳥大生バンド『ナンバーファイブ』の元気いっぱいのステージもあり楽しく盛り上がったLIVEとなりました。

ご来場いただき、真心の募金をして下さった皆様、そしてルルカフェスタッフ&関係者の皆様、ありがとうございました!

1.ボブUすけ
今回は奥様のボブカさんはスタッフとしてのみの参加ということで、1人ぼっちのボブでしたが、例の感じは1人でも健在(笑)で楽しいステージでした。

2.JIN'sROOM
先月は時間の関係上という体で(笑)カットされたJINさんも今回は1人ぼっちで歌うということで、自分のオリジナルや大好きな歌を歌いました。いろいろあって途中でやめた曲もありましたが(爆)楽しかったです。

・世界で一番好きな人/KAN
・永遠/KAN
・夏祭り/長渕剛(事情により途中やめ(爆))
・すべてほんとだよ/長渕剛
・tu-ru-ru/JIN'sROOM
・東京/JIN'sROOM

3.ミヤワキカツヒサ
先月に続いての出演で、今回もミヤカツワールド全開でした。なんといっても、いきなり思いついて歌ったというベース弾き語りの『あいかわらずなボクら』は圧巻でした!

4.ナンバーファイブ
今回のトリは初出演の鳥大生バンドで、なんとリードギターが女子という4人組。とにかく元気いっぱいで、MCも面白くて楽しいステージでした。いやしかし、若さってのは宝物ですな…とおっちゃんチックな感想(笑)

つぶやきにも書きましたが、日本赤十字社に募金を届けるのも10回目となり、すっかり常連さんとなってる感のある我々『be brave ! JAPAN』。
「いつもありがとうございます」という言葉に、ふと思いをめぐらせてみました。



震災から1年4か月が経ち、報道も1年になった3月以来、ほとんど目や耳ににすることはありません。
俺たちのチャリティーも、ともすれば開催するだけの惰性に陥ってしまいがちになります。
でも、こうして皆様からいただいた真心の募金を届けるという行動のおかげで、開催する意味や目的を保てるように思います。

被災地から遠く離れた鳥取に住みながら、あの時の「自分に何かできないのか?」という思い、日本が1つになった時の思いを忘れずにいられる。
被災地復興の道のりはまだまだまだまだ遠いだろうけど、忘れてはいけないものを保ち続けて行くためにも、be brave ! JAPANは活動して行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします!

be brave ! JAPANホームページ
http://bebravejapan.web.fc2.com/

来月のチャリティーLIVEは、26日にルルカフェで開催するロックイベントとのコラボとなります。
このLIVEにはMONSTERが出演しますので、皆様ぜひぜひご来場下さいね!

プロはスゲー。

2012-07-17 22:28:28 | Weblog
ようやく夢心地から仕事モードに戻り、今日やりたかったことを完了した。

やっぱさ~、プロはスゲーよ。
プロとアマチュアって、スゲー違うって痛感する。

歌が上手いとか下手じゃなくてさ。
言葉じゃ言い表せない、厳然たる姿っつーの?
存在が違うよ。

マーシーの隣で、同じ歌を歌ってビッシビシ感じた。
上手い!とかじゃなくて、スゲー!なんだよ。
そして、放つオーラね。

それを感じられただけでも、俺は成長できたと思う。

上手い奴はいるけど、所詮アマチュアの域の中で言ってるだけのこと。
歌が上手いなんて、たいしたことじゃない。
どんなに上手く歌えたって、プロの厳然たる姿に敵うわけがないのだ。

いい経験させてもらいました。

Marcy Live in RuRuCafe

2012-07-15 16:55:29 | Weblog
高3の俺が、『鳥取商業最強のバンド』を組もうとメンバーを選び、WIZARD(ウイザード)を結成してから29年。
その最強バンドでコピーしたのが、アースシェイカーの『MORE』であり『RADIO MAGIC』だった。

その2曲は、当時のアマチュアバンドが当たり前のようにコピーしてた鉄板曲で、シェイカーのファンじゃなくても歌えるほどだった。
ちなみに、その時のドラマーが1つ下の後輩、高2の髪がふっさふさのター坊だった(笑)

俺たちの青春のヒーロー、アースシェイカーのボーカル、マーシーが鳥取に来る!
しかも、俺たちのホームグランド『RuRuCafe』に来る!ってんで、楽しみにしてた7月14日。

まさに、目の前にマーシーが現れた。

俺は、マーシーを何度もLIVEで見て来た。
おそらく、鳥取の人間の中で1番見たのが俺だと思う。

シェイカーは、鳥取市に来ていない。
米子、松江までは来ても、鳥取には来ていない。
俺は、高校卒業後に東京で暮らしてた。
当時、人気絶頂だったシェイカーを追っかけてた。
あの『武道館LIVE』にも最後列で現地にいたし、渋谷公会堂、中野サンプラザなどのホールや中央大学の学園祭、新宿ヘヴィメタディスコ『ツバキハウス』でのLIVEにも行った。
アンセムや聖飢魔Ⅱがデビュー前にシェイカーの前座をしてたのも見てた。

それほどに憧れた人、マーシーが俺の目の前で笑って「よろしく~」と言いながら手を差し伸べて握手してくれた。
手を伸ばしても届かなかったヒーローと、俺は同じステージに立ち、一緒にパートを分担して歌った。

こういうのを、夢が現実にとか、軌跡が起きたっていうのだろうと思った。
いやが上にも、俺のテンションはMAXを突き抜けた。

この感じは、現在で言えば稲葉さんと同じステージで一緒に曲を歌ってるってことと同じだ。

前座として、1曲だけシェーカーの『夢の果てを』という曲をアコギで歌った。
マーシーが、ちゃんと見ててくれて、聞いてくれてた。
あとの打ち上げで話をした時、「なんで1曲しか歌わへんかった?」って言われたけど、早くマーシーの歌が聞きたいお客さんがいっぱい詰めかけてるのに、ダラダラ歌えませんって(笑)

ソロのマーシーのアコースティックLIVEは、ほんとにあったかい時間だった。
最近の曲から、みんなが待ってるシェイカーの曲まで、楽しいMCもあって2時間があっという間に過ぎてしまい、もっともっと聞いていたかった。
『ありがとう君に』というシェイカーの名曲を、ゆっくり感情込めて歌うマーシーの姿に涙がこみ上げた。
完全に、あの頃の俺に戻っていた。

いよいよ、マーシーがファンとの絆を大切にしてくれてる証である地元バンドとのセッションが始まり、一気に会場が総立ちになった。

最初は、アンレーブ。
先日、俺がサポートでマーシー役をさせてもらったマーシーバンドのコピーバンドだ。
最初、俺は歌わない予定だったのに、ルルの社長がマーシーに「いつもマーシーを歌ってくれてるんですよ」と俺を紹介してくれたことで、マーシーから「じゃあ一緒に歌おうよ」と言ってもらえて、晴れて同じステージに立って一緒に歌えた。

リハの時に、マーシーが歌詞を見ながら「俺がここ、キミがここ、ここは一緒に歌って…」と決めてくれた。
幸せだった。
バンドやってて良かった。
歌ってて良かった。
すべてに感謝した。

リハの時、俺は隣にいるマーシーをずっとガン見(爆)
ただのミーハーなファンにすぎなかった。

本番は、思いっきり楽しめた。
お客さんがみんな笑顔で、ステージ上のマーシーを見つめていた。
俺を見てるような人は1人もいない。
当たり前だ、みんなマーシーを待ってたんだから。

マーシーも楽しそうだった。
笑顔だった。
俺が歌うパートになると、俺を指さしアピールしてくれた。
バンドのメンバー全員をあったかく見守りながら歌ってくれた。
来年でデビュー30周年となるシェイカーが、今でもこうして愛されてる理由がそこにある気がした。

『夜をぶっ飛ばせ』『愛を飾ろう』の2曲をマーシーと歌わせてもらい、「ありがとう!」と握手してくれたマーシー。
それって、100%いや200%、俺のセリフですから!

最後は、この日のために組んだモア。
ギター&ベースがROOM No.88の山ちゃんと西本君、ドラムは我らがMONSTERのター坊。
間違いなく鳥取最強メンバーがマーシーを盛り上げる。
曲は、会場の全員が待ってた『MORE』と『RAGIO MAGIC』。
まさに、会場全体が1つになった。
みんなが歌い、手を叩き、こぶしを上げ、そして幸せだった。
こんな鉄板曲、他にあるのか?
集まった全員が、絶対に聞けると確信して歌う気満々になれる曲。

泣いてる人が何人もいた。
笑顔で泣いてた。
そんなの目の当たりににして、感動しない人はいないだろうな。

思いを綴ってたら、なんぼでも長くなる。
まだまだ書けるし書きたいけど、キリがないし仕事もせにゃならん。

LIVEのあとの打ち上げも、最高に楽しかったし。
マーシーの人柄を知れば知るほど、素晴らしい人だと思えた。
過去に何人かのプロのミュージシャンの打ち上げに参加したけど、自分からすべてのテーブルを回って「ありがとう」と言ってた人は1人もいない。
マーシーのファンは、絶対に自慢してほしいと思う。
俺も、もう1度シェイカー&マーシーのファンになったことは言うまでもない。

そして、昨日のマーシーの約束を発表しましょう!
「来年は、シェイカー本体連れて来るから!」
来年、ルルでシェイカーが見れるぜ!!