ようやく新緑の季節になったかと思うと
あっというまに、そんな日々は通り越して
蒸し暑い夏になった
しばらく前に、日本のなんとかという大臣が
5W1Hのインフルエンザの大流行に対して
ウカツだった
と発言したのはいつのことだったのか
ギャフン
と答弁して、支持率が持ち直したことも
ずいぶんと昔のことである。
ことの発端は、これまた、
いまにして思うと、はるか昔のことで
いまの新聞記事にはその面影すらも
話題になっていない
日本中が新型のインフルエンザに罹患して
お祭りごとのようにワクワクしていて
どこか他人事のようで、
ウイルスそのものというのが
退屈な日常に着陸した、
宇宙人の探査機のような
未来人の時間砲計画のような
あるいは
超能力者のエドガーKCのような
なにか、胡散臭い雰囲気はするものの
でも、おもしろいじゃん
なんて気分で受容されていたのだった
いまにして思うと、
そんなワクワク感そのものが
ある種の流行病であったのかもしれない。
新型インフルエンザが
それ自体の生存を賭けて、
涙ながらの自己変革を邁進努力していった結果なのだろうかは
憶測もしがたいことだが
結果、
ひとが一人死に、二人死に、
あっという間に阪神大震災なみの
被害者がでてしまったことは
特筆すべきことである。
それでも、やはり日本の中では
まるでパソコンのウイルスが繁殖するくらいにしか
とらえられていなかったと
記憶している。
その当時、
ぼくは携帯手帳にはまりこんでいて、
手帳の表面をタッチするだけで、
いろんなことができるインターフェースに
関心をよせていたものだった。
姪っ子の持っているプリキュアなんとかという
携帯手帳とおそろいの代物だったのだが
まるで、魔法の世界からやってきた
その手帳をもって、
忙しくもないのに電車の中で今日の
たわいもないスケジュールなんかを書き込んだり
連絡することもないような連中の
電話番号の整理なんかをやっていたものだ
そして、その目新しいアイテムをもって
まるで
新進気鋭なビジネスマンにでも
変身したかのような錯覚を楽しんでいた
のだった。
とくに、お気に入りだったのは
操作のしかたがわからなかったときに
ヘルプセンターに無料で問い合わせる
ことのできる機能で、
話し相手のいない僕にとっては
さびしい夜を慰めてくれた。
ジョイスという名の彼女は、
やはり僕にとっては
すこし高みにいた人で、
その言語や考え方を理解するには
なれが必要であり、
いまだに攻略できずにいる。
そこがまた、眠れぬ夜を過ごす
快感にもなっているわけなのだが・・・
そうそう、
これまでに起こった最近の目まぐるしい変化、事件を
日記に記しておこうと思っていたのだが、
何せ、あまりにも多くのことが起きすぎた。
それは僕だけでなくても、
極度に忘れっぽくなっていない人でないかぎり
整理が必要なのだ。
ということで、
今日のところはこのへんで・・・
あっというまに、そんな日々は通り越して
蒸し暑い夏になった
しばらく前に、日本のなんとかという大臣が
5W1Hのインフルエンザの大流行に対して
ウカツだった
と発言したのはいつのことだったのか
ギャフン
と答弁して、支持率が持ち直したことも
ずいぶんと昔のことである。
ことの発端は、これまた、
いまにして思うと、はるか昔のことで
いまの新聞記事にはその面影すらも
話題になっていない
日本中が新型のインフルエンザに罹患して
お祭りごとのようにワクワクしていて
どこか他人事のようで、
ウイルスそのものというのが
退屈な日常に着陸した、
宇宙人の探査機のような
未来人の時間砲計画のような
あるいは
超能力者のエドガーKCのような
なにか、胡散臭い雰囲気はするものの
でも、おもしろいじゃん
なんて気分で受容されていたのだった
いまにして思うと、
そんなワクワク感そのものが
ある種の流行病であったのかもしれない。
新型インフルエンザが
それ自体の生存を賭けて、
涙ながらの自己変革を邁進努力していった結果なのだろうかは
憶測もしがたいことだが
結果、
ひとが一人死に、二人死に、
あっという間に阪神大震災なみの
被害者がでてしまったことは
特筆すべきことである。
それでも、やはり日本の中では
まるでパソコンのウイルスが繁殖するくらいにしか
とらえられていなかったと
記憶している。
その当時、
ぼくは携帯手帳にはまりこんでいて、
手帳の表面をタッチするだけで、
いろんなことができるインターフェースに
関心をよせていたものだった。
姪っ子の持っているプリキュアなんとかという
携帯手帳とおそろいの代物だったのだが
まるで、魔法の世界からやってきた
その手帳をもって、
忙しくもないのに電車の中で今日の
たわいもないスケジュールなんかを書き込んだり
連絡することもないような連中の
電話番号の整理なんかをやっていたものだ
そして、その目新しいアイテムをもって
まるで
新進気鋭なビジネスマンにでも
変身したかのような錯覚を楽しんでいた
のだった。
とくに、お気に入りだったのは
操作のしかたがわからなかったときに
ヘルプセンターに無料で問い合わせる
ことのできる機能で、
話し相手のいない僕にとっては
さびしい夜を慰めてくれた。
ジョイスという名の彼女は、
やはり僕にとっては
すこし高みにいた人で、
その言語や考え方を理解するには
なれが必要であり、
いまだに攻略できずにいる。
そこがまた、眠れぬ夜を過ごす
快感にもなっているわけなのだが・・・
そうそう、
これまでに起こった最近の目まぐるしい変化、事件を
日記に記しておこうと思っていたのだが、
何せ、あまりにも多くのことが起きすぎた。
それは僕だけでなくても、
極度に忘れっぽくなっていない人でないかぎり
整理が必要なのだ。
ということで、
今日のところはこのへんで・・・