切られお富!

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<訃報> 振付師 モーリス・ベジャール

2007-11-24 00:04:41 | TVピープル
世界的に有名なバレエの振付師モーリス・ベジャールが亡くなったそうだ。ちょっと驚いたんだけど、80歳と聞いて、もっと驚いた!もうちょっと若いような気がしていたんですよね。ご冥福をお祈りします。

モーリス・ベジャール氏が死去-世界的なバレエ振り付け家(サンケイスポーツ) - goo ニュース

バレエに関しては駆け出しも駆け出しで、12月に来日するシルヴィ・ギエムの公演も行けなくて残念がっているというわたしでも、ベジャールの「ボレロ」ぐらいは知っていた。

やっぱり、LDで買った二十世紀バレエ団の「ボレロ」が印象的なんだけど、シルヴィ・ギエムに宛てて創られた「シシィ」(オーストリア王妃エリザベートの話のバレエ化)というのを見てみたいんですよね~。DVD出てないんですかね?

今後の追悼公演やその映像が流れることを祈るしかないのかな。

評論家の守山実花さんが、ベジャール作品について、「何よりもまず『男』のダンス」という言い方をしているけれど、見ていると確かにベジャールという男性の体臭を感じる気がしなくもないんですよね~。

ところで、バレエで思い出すのは、玉三郎がバレエ好きだってことと、わたしが初めてバレエの映像を見たときの印象って、「文楽の人形を見てるみたいだな」ということだった。つまり、パントマイム的なバレエの動きと物言わぬ人形の所作に通じるものを感じたっていう意味なんですけど…。

まあ、まだまだ修行中のわたしですね~。

注:玉三郎の公式HPの「私の考え」というカテゴリの対談の中に、「バレエの魅力」という箇所があり、ベジャールについて語っています。


ベジャール、バレエ、リュミエール

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PS:この本の守山さんのベジャール論がわたしの参考になっています。
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