明鏡止水

明鏡止水とは「澄みきって邪念のない心」のことです。
この心を持つと世間の出来事が透き通って見えてきました。

東電の隠ぺい体質に怒り

2011-05-28 16:06:36 | 主張
 次々に3月11日直前の隠し事が明るみに出てきた。
  【放射能漏れ】3000マイクロシーベルト超の高線量も 地震直後の未公開
  【放射能漏れ】水素爆発後も原子炉建屋「安全」と東電 福島第1原発1、…
  【放射能漏れ】地震直後の線量発表へ 原発敷地内、一時は紛失
企業として失格である。重大問題の隠ぺいである。しかしその自覚が無い。
過去にも企業の隠ぺいが明るみに出て、会社の存続の機に瀕している所が多い。
例えば、三菱自動車のリコール隠し
    赤福もちの賞味期限改ざん
    料亭:京都吉兆の料理のまわし(再利用)
    雪印乳業の・・・・、と枚挙に暇が無い。
しかし、世論の制裁を受け、信用を取り戻すのは至難の業である。
ところが東電はどうなるのか? 強い関心をもたざるを得ない。

 例に挙げた企業に対し世論が出来る制裁は買い控えであった。
ところが、
 1)東電に対して電気はインフラであり、世間は買い控えは出来ない。
 2)事故処理を完全に終えるまで、それを最優先任務として、やらせなければならない。
 3)多額の事故補償を企業努力で完遂させねばならない。(結局は国民の負担となる)
要は10年は生きていてもらわねば、社会が困るのである。
そういう事で世論の矛先も鈍ってしまいがちである。

 東電よ!おごりを捨てよ! 傲慢である。
もっと記者会見でも心から詫びて説明せよ!あの他人事のような白けきった説明はなんなんだ!
この会社は何なんだ!・・・・・と思う。
つぶすべき会社であるがそれが出来ないのがもどかしい。