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良心が足りないのは誰か?

2007年03月19日 | 国際
 19日付けの朝鮮日報が「日本に足りないのは資料ではなく良心だ」という社説を掲載しました。
 数え切れないほどの証言や資料があるのに、日本が「慰安婦の強制性を証明する証言や資料はない」とするのは良心がないからだとする内容です。

 今回、朝鮮日報が「数え切れないほどの証言や資料」として上げているものは以下の5つです。
 ①強制連行されたと言うオランダ人女性
 ②吉見義明教授が発見した文書
 ③倉橋正直教授による研究
 ④「軍慰安所従業婦等募集に関する件」という通達案
 ⑤日本戦争責任資料センターの調査

 まず①から見ていきましょう。
 2月9日の東亜日報によると、このオランダ人女性は1992年以後強制連行を告白し、軍慰安婦関連行事に参加しているとあります。
 しかし古森義久さんのブログによると、60年前の軍事法廷で慰安婦に関する証言をしているというのです。
 そしてその裁判では、日本軍の上層部は「慰安婦は自発的にする女性だけにせよ」という命令を出していたことが立証されたそうです。

 次に②です。
 吉見教授といえば、日本共産党系の学者でありながら、強制連行はなかったとする人物です。
 安倍首相が言う、「広義の強制性」とは他ならぬこの学者の言葉なのです。

 その吉見教授ですが、11日付けのAFP BB Newsで 「わたしは、米議会での決議案採択が、現在、日本に広がりつつある保守化傾向への歯止めとなることを期待しています。」と発言しています。
 こうした左翼学者というのは、本当にひどいものです。
 慰安婦に対する同情から研究をしているのではなく、日本を貶めるだけに行っているというのが上の発言から良くわかります。
 目的のためなら手段を選んでません。
 そして左翼が語る日本軍より、左翼こそが非人道的だということに全く気づいてません。 

 ③については、こちらのサイトをご覧下さい。
 「日本は悪」という先入観で慰安婦問題を論じているのが良くわかります。

 ④は有名な通達ですね。
 朝鮮日報も言っていますが、「慰安所設置のために内地で従業婦を募集する際、方法が誘拐まがいの形をとっていることも少なくない」ので「軍の威信を保護するためこのような悪徳業者を極力排除するように」という通達です。
 悪いのは業者なわけで、日本は何も悪くないのが良くわかる通達です。
 この通達を見て、「こうした業者が出てくるのは、日本が慰安婦を募集するからだ」として日本がやはり悪いとする人は、その人の頭が悪いとしか言えません。

 ⑤も言う必要はないでしょう。
 明らかに偏りのある有名な団体です。
 「甘言、強圧によるなど、総じて本人たちの意思に反して行われた」とありますが、それと慰安婦の強制性とな何の関係もありません。
 騙されたり、金銭面で仕方なく慰安婦になったことを、日本のせいにされたら困ります。

 上記のことは、普通に考えればわかることです。
 しかし、それを知りつつ自分たちの利益のため利用している人たちがいるわけです。

 偏見ですが、お金がたくさん欲しいと自発的に慰安婦になった女性がもし当時いたのなら、現在お金のために世の中に出て、平気で嘘をつくことなどは簡単だと思います。
 今回の米下院で証言している慰安婦たちがそうかどうかはわかりませんが、そうした可能性も否定できないはずです。

 国家を解体するために慰安婦問題を利用する日本の左翼。
 真実を知りながら、反日的報道を繰り返すマスコミ。
 日本弱体化のために慰安婦問題を利用する中国・韓国。
 拉致問題を隠し、日本からの援助を奪い取るために慰安婦問題を利用する北朝鮮。
 拉致問題が進展しないことに関する日本からの批判を避けるために、慰安婦問題を利用するアメリカ。
 そして、お金のために発言しているかもしれない慰安婦たち…。

 良心が足りないのが誰なのかは明白です。

 日本を取り巻く情勢は厳しいです。
 しかし「正しい意見は必ず届く!」という強い気持ちを抱き、微力ながら当ブログもこの問題についてこれからも注意深く見ていきたいと思います。
 
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