コミュニティみやぎ野菜ソムリエの会 石巻支部

石巻支部の活動報告をしていきます。

寒の食材研究 「ほうれんそう」

2011-01-22 17:54:48 | 日記

石巻支部の1月の定例会は、寒の食材研究「ほうれんそう」です。
今が最高に美味しい時期です。
まさしく、ベストタイミングのお題ですよね。


テーブルのほうれんそうの前で、微笑んでいます。実は、お料理がほうれんそうの手前にずらり。



テーブルには、6種類ものほうれんそうと、ほうれんそうの料理が並んでおります。
本当に目移りしてしまいます。(支部長が一言「太ってしまうなア。」)


食べ比べの前に、伊藤さんからほうれんそうの講義がありました。
原産国・・・・・・・・西アジア(ペルシャで栽培されていた)
品種・・・・・・・・・丸葉(西洋種)・剣先葉(東洋種)
アク(シュウ酸)
西洋種の方が、アクが多い。
ゆがいて、水にさらすことで シュウ酸を除去。
現在日本では、一代雑種F1の種で、栽培。
日本のほうれん草は、おひたしにむく・・・・・アクが少なく、葉肉が薄いため。
西洋種は、葉肉が厚く崩れにくいので、バター炒めにあう。
周年栽培されるほうれんそうですが、冬の栄養はすこぶる高い
(各種ビタミン・ミネラル豊富・鉄分は、牛レバーに匹敵するほど)


講義も早々に食べ比べの検証に

左から順に
①山形    赤根ほうれんそう
②JAあさひな 中間葉
③JA仙南   中間葉




左から順に
④さらだほうれんそう
⑤ベビーリーフ
⑥南三陸町  ちぢみほうれんそう



ホウレンソウのしゃぶしゃぶで、6種を食べ比べしました。
なんと素晴らしいアイデアなんでしょうか。
素材の香りや香り甘みが、ダイレクトにわかります。

しゃぶしゃぶ・しゃぶしゃぶ・しゃぶしゃぶ
みなさんで食べ比べしました。



6種のほうれんそうは、実に違いがはっきりとわかるほど、味に個性がありましたよ。
こんなにも違うものかと、驚きが大きいです。食べ比べは、評価をする手段としては、はずせないですよね。
家庭では、なかなか ホウレンソウを6種も買いそろえる事は、無理無理。
野菜ソムリエの勉強会ならではと思います。


グランプリは、どのほうれんそうか?気になりますね。
①~⑥の食べ比べ
①山形    赤根ほうれんそう
②JAあさひな 中間葉
③JA仙南   中間葉
④さらだほうれんそう
⑤ベビーリーフ
⑥南三陸町  ちぢみほうれんそう


グランプリの評価に輝いたのは・・・・・①山形 赤根ほうれんそうです。
その理由として
他のほうれんそうと比べものにならないほどの甘みがある。全員が甘い・美味しいと絶賛でした。
武山支部長によると、糖度10は超えているとのこと。
ふぉ~そうなんだと感心させられましたです。

ちぢみほうれんそうより評価が高いのは、驚きました。
食べ比べという検証の手段は、インパクトありますね。
しゃぶしゃぶしながら、お料理もどんどん頂いて、ほうれんの美味しさを存分に味わいました。


本日の6種のほうれん草の提供は、食素材部会の前澤さんからです。
多大なご協力に感謝致します。ほんとうにありがとうございます。
是非、時間のあるときに、石巻へも おいで下さいね。
お待ちしています。


さて本日は、うれしい来客がありました。
お名前は、櫻井さんです。
新聞でみやぎ野菜ソムリエの会 石巻支部の発足を知ったそうです。
本日、定例会にお誘いして、一緒に「ほうれんそう」の勉強をしました。
将来的には、野菜ソムリエの講座に通う予定だそうです。



次回の石巻支部の活動は下記要領で行います。

次回の定例会について
2月は、移動研修会になります。
訪問先「サントマト」さんともう一軒は、イチゴ農家さん(今 段取ってる最中)
日頃の疑問に思っている事を、教えてもらうように、質問はしっかりと考えてきて下さいね。
日   時  2011年2月26日(土)
集合 場所  JAいしのまき情報センター
集合 時間  14時00分
参 加 料  無料



尚、参加ご希望のかたは

vfcishinomaki@mail.goo.ne.jp(←宛先にコピーして下さい)

まで、「移動研修会・トマトとイチゴ」と明記の上
お名前・携帯番号をご連絡下さい。
又、野菜ソムリエのかたでマイスターポイントが必要なかたはその旨も
明記して下さい。


締め切りは2月20日(日)とさせていただきます。
追って、ご連絡を差し上げたいと思います。






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