イギリスの絵本作家ジョン・バーニンガムの手による「うさぎ」を読みました。
絵にとても動きがあって、うさぎが本当に走っているようです。うさぎが色々なところを走り回り、その周りを愛情が包んでいるようです。
男の子が言葉を語っています。本当にうさぎを飼っている男の子が、うさぎについて呟く声を聴いているみたいです。
それは、大人が子供を想像して作った声ではありません。
でも、子供にこんな言葉を出せるのかどうかも分かりません。子供ってやさしくないから。
大人でも子供でもない。でも神でもない。
誰が語っているのかわかりません。
“誰”かなどどうでもいいとも思います。
誰もが気づくことのない、表面的なもののずっと奥にある、真実の声です。
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