テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 





渡辺あしなさんの個展での演奏、無事に終わりました。ご来場頂きました方、ありがとうございました。

演奏会のテーマは種の気配。古代植物の音楽「エスパーコーラス」(この音楽をゴジラの卵に聴かせると、卵が孵化して成長します)、あしなさんの絵から生まれた「気配」という曲、ふるさと逗子の曲「真白き富士の根」、「揚げひばりの気配」(説明が漏れましたが、「揚げひばり」をモチーフに、当日は、揚げひばりの気配、という気持ちで演奏させて頂きました)、やはりあしなさんの絵から生まれた「妖怪集合~妖怪祭」、わたし達は皆、大きな宇宙の中でひとつにつながっている、という曲「満天の星」それから、橘川琢先生の「風舞」(これは建長寺創建760年に寄せて書いて頂いた曲です)も、テルミンと太鼓で再演させて頂きました。

杵淵さんが使ってらした楽器は、ディジュリドゥ2種、イギル、ホーミイ、それから、種らしいものは、セミーヤ(セミージャとも)これはスペイン語で種、という意味です。それからレインスティック、こちらは、乾燥させたサボテンの中に種を入れて雨の様な音を出す楽器です。あとは、ディジュリドゥ、ハンドパン、口琴、Koshiチャイム(太鼓は何と言う太鼓だったかしら。バウラン?)

あしなさんとは、不思議なご縁で、これまでもいろんな場面で出会っています。今回、あしなさんからの提案で、画廊で演奏させて頂き、普通の演奏会では出来ない様なタイプの曲も演奏させて頂けたのは、すごく嬉しく。ありがとうございました。

元々はテルミンだけの予定だったのですが、あしなさんの絵をご覧になった杵淵さんと、この絵は、きっとディジュリドゥが似合いますよね、という話から、あしなさんは、昔、ディジュリドゥが吹きたくて、お父様にディジュリドゥを作って頂いて喜んで吹いていた、みたいな話が出てきて、杵淵さんの楽器も参加して頂く事になり、合わせをしていたら、どんどん楽器が増えていって、ますます楽しい思う存分演奏会、になってしまいました。

あしなさんも、人を呼ぶ人、だなあ、と思ってましたら、お客様も、みなさま、あ、なるほど(ってちょっと説明が難しいのですが)と言いたくなる様な方で、真ん中に、あしなさんという存在があって、どんどんプロジェクトが動いていくんだなあ、という気がしました。そんなお客様の気配に助けられての演奏会。あしなさんのご主人にもすっかりお世話になりました。ありがとうございました。

舞台写真は、あしなさんの所からの頂き物です。

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24日、土曜日、マリさんをお迎えしてのぷらイムの演奏会、無事に終了いたしました! マリさんに「何か一緒にやりたいです!!」とお願いしてから半年。マリさんの語りの力に引っ張られて、作品がどんどん大作になっていき、この作品で、マリさんとご一緒させて頂いた事に感謝します。ありがとうございます。
一緒に盛り上げてくれたぷらさんも、手伝ってくれためえこちゃんや、山田さんも。それから、お客様も☆ ありがとうございました!



1部はぷらイム。ぷらイムレパートリーのアニメソングとしては定番のルパン三世、飛行機雲に引き続き、以前otoyomi公演の為に清道洋一さんに作って頂いた智恵子抄から「レモン哀歌」「亡き人に」の2曲。それから、女川の復興を描いた映画「サンマとカタール」の主題歌「光」と聞いて頂きました。

2部にはマリさんをお迎えして、イントロダクションに「星の王子さま」 後半は、アトムが、今、伝えたい言葉の贈り物、という事で、プログラムを決めさせて頂きました。「戦火の中のこども達(いわさきちひろ)」「智恵子抄」「わたしが一番綺麗だった時(茨木のり子」「死んだ男の残した物は(谷川俊太郎)」

手塚作品には色んなテーマが流れています。「環境問題」「命の尊厳」「反戦」

イヴェントの中で手塚先生の言葉を紹介させて頂きました(一部抜粋)「(戦争へ向かう、という動き)子どもたちのために、当然おとながそれを阻止しなければならないと同時に、子ども自身がそれを拒否するような人間にはぐくんでやらなければならないと思うのです。 それは結局、子どもに生きるということの喜びと、大切さ、そして生命の尊厳、これを教えるほかないと思うのです。人命だけでなく生命あるものすべてを戦争の破壊と悲惨から守るんだという信念を子どもにうえつける教育、そして子どもの文化はそのうえに成り立つものでなければならない。けっして反戦だの平和だのの政治的のみのお題目では、子どもはついてこない。率先して、生命の尊厳から教えていくという姿勢が大事なのではないでしょうか。」

これを聞いただけで、手塚先生ってすごい方だなあ、と思います。そして、その手塚先生にスカウト(?)されて、手塚先生と親しく交わりながら、アトムを作っていったマリさん。うらやましいです。

また機会がありましたら、是非、マリさんとご一緒させて頂きたいです。



(写真はとしぞをさんからの頂き物です)

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とても雰囲気のあるポスターに作って頂きました。ありがとうございます。

演奏詳細は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/vajrasattva-theremin/e/7e18b2fc9d3ae45dde9289ee207424ee



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◆ レモン忌で演奏させて頂きます・1(2016.10.2) ◆

『智恵子抄』高村智恵子さんの命日は10月5日で、毎年、この近辺に、智恵子さんの故郷二本松では、レモン忌、という催しがあります。
今年は智恵子生誕130年という節目に当たり、大島裕子先生をお迎えして、コンサートホールで『智恵子抄の世界』という講演会があります。
その前座(?)でテルミンを演奏させて頂きます。
三谷さんに手伝っていただきます!

■時:2016年10月2日 10時半~

■所:コンサートホール
    http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/shisetu/1571.html
    二本松市亀谷1-5-1
    0243-22-5501    

■聴講無料

■記念講演:『智恵子抄の世界』~智恵子生誕130年に伝えたいこと~

■講師:大島裕子(随筆家、高村光太郎研究会会員)

■演奏:大西ようこ(テルミン)
    三谷郁夫(ギター・朗読・歌)

■演奏プログラム(予定):
  『智恵子抄』より
    「人類の泉」(曲/田中修一「3つの情景」)
    「レモン哀歌」(曲/清道洋一)
    「亡き人に」(曲/清道洋一)


◆ レモン忌・2(2016.10.2) ◆

場所を移動しても懇親会の方でも、演奏予定です。

■時:2016年10月2日 12時半~14時半

■所:ラポートあだち
    二本松市油井字濡石16
    0243-23-5250

■会費:3,000円

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※会場間の移動は市のマイクロバスを運行。
 自家用車はラポートあだちに駐車可能。
※問い合わせ先:戸田屋商店 0243-23-4858


※記念講演会は先着206名で、それを超えると入場できないそうですのでお早めにおでかけください。

⇒ 広報にほんまつ

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