ウルタ君はアリアンが別室に続く戸の細い隙間を通って、向こうの
部屋に消えていったのを見ていました。つまり、ここで彼女の後を
追えば、ふたりきりになれて、ついでに軽く手遊びなんかできてしまう
のです。ウルタ君、行動に出ました。
ところが、隙間が彼には狭過ぎたみたいです。
肩から後ろがつかえてしまって、細い隙間を通り抜けることができません。
ちょっと前足を使ってみましたが、無理みたいです。
戸の向こうの部屋ではアリアンが不思議そうに見ていることでしょう。
そこで、ウルタ君は作戦変更。
入り口の前で寝転ぶ事にしました。
戸の前で待ちかまえて蹴り上げる猫
そこへ、ランス君がやって来ます。ランス君もアリアンが向こうの
部屋にいる事を知っています。いつも仲良くしている場所ですが、
戸の前には、なんだか大きいのが転がっていて、蹴りたくってきます。
ウルタ君は戸越しに、向こうにいるアリアンを呼び出そうとして転がっていたのかも
しれませんが、つい近くまでランス君が来たので遊びに誘ってみた、といったところ
でしょうか。
もしかすると、ランス君が来るのを分かっていて、猫キック地雷を設置して
おいて、自分が通れないものだからアリアンとランス君の蜜月なんか許さないという意志
を示そうとしたのかもしれません。とてもそんなに計算ずくには見えませんが。
逢瀬を邪魔されてむっつりするランス君。
【ウルタ君ついに「ポバイ」のプルートに成り下がるか】
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