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クルシャの天地

スパイスでマタタビ様反応を起こす猫




ガスコンロの脇に寝そべるクルシャ君。







台所周辺でのクルシャ君の振る舞いには、特に注意してきました。
火も使うし、刃物もあるし、口にすると猫によくないものもあるしで、基本
近寄らないように気を遣っているのですが、猫は飼主の気遣いなんか気にしない。








ガスコンロの台に上がるとか、最もやってはいけないことであります。

このクルシャ君のリラックスして伸びた状態。
現に叱られて指導を受けている最中。で、これ。











かつてウルタ君は子猫の時に、火の点いたガスコンロに制止を無視して飛び乗って
しまったために、一瞬で口周りのヒゲと目の上のヒゲを焼き切って、それは申し分ない姿に
なりました。そして、二度とガスコンロには上がらなかったものです。クルシャ君はまだ
一度も痛い目に遭っていません。できれば怪我する前に危険な事は止めて貰いたい。








クルシャ君が台所周辺に独りでいる場合、別室の飼主の挙動待ちをしていたり、単に静かに
過ごしていたい時だったり、およそ危険とは無関係な状態なので放置していても構わない
のですが、飼主が作業している時に寄ってきた場合、大いに危険なことになります。










猫の悪気の無い前脚。

それひとつで、世界は崩壊します。

トランプタワーに猫、外科手術室に猫、戦略爆撃の指令ボードの隣に猫、想像したくないですね。

カレー作っているときに猫がいても同様です。


そこで、飼主はクルシャ君用に別途同じ作業の過程で魔法の実験を行いました。








実験の結果の写真がこちら。

早速成功した模様。







飼主が何をしたかということですが、カレー用に使っているスパイスの混合作業に
クルシャ君を付き合わせてみたのです。というより、彼が勝手にスパイスを舂き入れる
乳鉢に寄ってきた挙げ句、魔法に掛かって人事不省というか猫朦朧と化した姿なんであります。


面白かったので、動画にしてやりました。






悶える猫



猫朦朧。

マタタビで猫が酔うことはご存じの通りで、巷の報告に依ればマタタビと
同種の植物であるキウイの枝なんぞでも猫が千鳥足になったり、輾転反側して小トラみたいに
なったりするらしいのですが、今のところ飼主は

スパイスで猫が酔う
なんて聞いたことありませんね。









どのスパイスでクルシャ君がこのようにマタタビと同様の反応を起こすに至ったのか、
確かめたいところですが、その前にクルシャ君が飼主の手にした乳鉢に前脚を突っ込んで
ひっくり返してしまったので、確認できていません。

でも、魔法の実験は成功。カレーはやり直し。

その日のうちに、キッチンマットはクルシャ君が散々自分のこぼしたスパイスの残り香を求めて
引っかき回されたために、一部が解体されて得体の知れない繊維の塊となってしまいました。
買い換えですね。魔法の代償かな。








クルシャ君も賢明な人も、ここで学びなさい。
誘引して自らの力を発揮するが、自らを示さずにその力の痕跡を後に続く混乱に紛れさせる。

魔法はいつもこのように成し遂げられる。









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