上:ヨルガオ 下:ヒルガオ(アサガオのハート形の葉と違って矛形の葉に特徴)
ヨルガオ (夜顔 ヒルガオ科 サツマイモ属 学名Ipomoea alba 花期夏~秋 原産地熱帯アメリカ) ヨルガオはアサガオと同じくヒルガオ科サツマイモ属の植物で、葉も花もアサガオに似るがこちらは夜に咲く。このヨルガオが明治に入って渡来したときに「朝顔」に対比して「夕顔」と名付けようとしたが、平安時代に中国から伝来し栽培されてきたウリ科の「夕顔」があったので、結局「夜顔」と名付けられたという。花は白色で、5片の花弁がこうもり傘状に癒合し広い漏斗状に開花する。雄蕊5、雌蕊1。ヨルガオの園芸品種(白花、赤花)をシロバナユウガオ、アカバナユウガオと称して流通させているようであるが、これは商業的誤用である。ユウガオはウリ科に属し乾瓢の材料となる。
属名Ipomoea ips(キクイムシの芋虫、イモムシ)+(同じような ラテン語similis)という説があるが。イモムシが這い進むように茎が他の植物などに絡みついて伸びるということだろうか。
イモムシとは関係ないが、 ips細胞=induced pluripotent stem cells 人工多分化能幹細胞
yips・・・ゴルフのイップス病
種小名alba 白(花)の意