里山コスモスブログ

ブラシノキ 赤花と白花










上:花序の先端に葉が束生し枝を伸ばしつつある。

上:下から2段目は冬芽 最下段は花序の先から伸びた枝

ブラシノキ (フトモモ科 ブラシノキ属 学名Callistemon speciosus  常緑小高木 花期5,6月 原産地オーストラリア 別名:金宝樹) 明治時代中期に渡来とある。葉は線形で堅く皮質で先が尖り、イヌマキの葉に似る。本年枝の先に穂状花序(花柄がない)をつける。その花序の先端には葉が束生していて枝を伸ばす。花は筒状で先端の萼と花弁が開くと折りたたまれていた蕊が飛び出して伸び “開花”する。萼、花弁は小さく緑色をし目立たず、赤いブラシのような花糸が目立つ。よく見ると花糸の間に同色の花柱がある。白花種は白色の花糸に黄色い葯が目立つ。雄蕊が落ちた後も暫くの間雌蕊だけが残っている。5,6月に咲いていたが、9月末~10月に咲いているのを観察。狂い咲きではなく春と秋に咲く白花品種のようだ。果実はさく果(下部から裂開して種子を散布する)で、木質化してフジツボのような奇妙な格好で何年も枝に残る。山火事に遇うと種子を散布するという。
属名Callistemon  kallos-stemon 美しい雄蕊 (英語で雄蕊はstamen)
種小名speciosus   魅力的な


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