里山コスモスブログ

エノキ(榎)









エノキ (ニレ科 <APGアサ科> エノキ属 学名Celtis sinensis var. japonica  落葉高木 花期4月 果期9,10月頃) ケヤキと同様に大木に成長する。樹皮は灰褐色で小さな皮目がありざらつく。葉は互生、葉身は卵形で左右不相称(不均整)、葉先は短く尖り、上半分ほどに鋸歯が見られる。葉柄は短く短毛が密生、表面は艶やかである。葉脈は縁に突き抜けず湾曲する。花は新梢の葉腋につき、その下部に雄花、上部に雌花がつく。雄花は4個の花糸が十字状に平開しその先端に葯袋がつく。雌花には緑色の子房に2裂した柱頭がつく。果実(核果)は6mmほどもで緑色から秋に橙褐色に熟した後黒くなる。熟した実を口にすると乾いた甘味があるが、もっぱら小鳥の餌である。
属名Celtis 古代ギリシャのホメロス等が lotus と呼んでいた想像上の甘い実の生る木に対し、ローマのプリニウス(AD1世紀)が命名した樹木名に因むとある(不詳)。伊・英語 celtis は榎木
種小名sinensis 支那
Pliny Gaius Plinius Secundus (23 AD – 79 AD), better known as Pliny the Elder, was a Roman author, naturalist, and natural philosopher, as well as naval and army commander of the early Roman Empire.
プリニウス(AD23~AD79)は大プリニウスとしてよく知られており、ローマの著作家、博物学者、そして自然哲学者であるだけでなく、初期ローマ帝政時代の海軍および陸軍司令官であった。
“エノキの巨樹”で検索。徳島県一宇町の「赤羽根大師の大エノキ」(天然記念物指定)は樹高16m、幹の周囲り8.7mあり日本最大とされる。
“ケヤキの巨樹”で検索。山形県東根市東根小学校のケヤキは日本最大といわれ、特別天然記念物に指定されている。樹高26m、幹の周囲は葯16m、樹齢は推定1,500年と言われる。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「8 樹木 花と葉と果実」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2021年
人気記事