ツツジ 躑躅
画像 ツツジ(躑躅) 花景 2013-04-11 | 樹木 花と葉と果実
ツツジ(ゲンカイツツジ/玄界躑躅) 2012-04-14 | 樹木 花と葉と果実
ツツジ(アカヤシオツツジ) 2012-04-14 | 樹木 花と葉と果
ツツジの冬芽(ドウダンツツジ サラサドウダン ベニドウダン)2011-12-24 | 樹木 花と葉と果実
ツツジ (ツツジ科 ツツジ属植物の総称)
常緑もしくは落葉性の低木ないし小高木で、花は漏斗状で花冠の先端が5裂、葉の展開前または同時にひとつの花芽から1個~数個の花を咲かせる。昔山の学校の児童は帰り道にヤマツツジの花冠を抓み取り、雌蕊雄蕊を除いたラッパ状の花びらを枝に突き通しそれを齧りながら下校した。微かな酸味があった。次第にやらなくなったから半分遊びであったろう。子共心ながら食い物(食品)とは思わなかったので、腹がくちくなるほど食うことはなかった。
ツツジ科の植物に毒性の強いものがあるが、ツツジ属ツツジ亜属ツツジ節ヤマツツジは無毒とされる。
サツキはツツジ節に属する一種であり、渓流の岩場に生育する低木とある。サツキは開花が遅く旧暦5月/皐月 太陽暦5月後半~6月)に咲くので皐月(さつき)ツツジとも呼ばれ、庭木・鉢植えとして人気がある。葉はヤマツツジに比べ断然小さい。
ツツジ亜属にはツツジ節の他にミツバツツジ節、バイカツツジ節等があり公園等によく植栽される。
いわゆる石楠花 (しゃくなげ) はツツジ科ツツジ属の無麟片シャクナゲ亜属シャクナゲ節の植物を呼び、筑紫(つくし)系、東(あずま)系、白(はく)山(さん)系等の品種がある(有毒)。
新見市三室峡の石楠花は筑紫系ホンシャクナゲとある。
レンゲツツジはシャクナゲ亜属 レンゲツツジ節に分類され毒性が強い。
ツツジ科 アセビ属アセビ(馬酔木) レンゲツツジ同様に毒性が強い。
ツツジ科 スノキ属 ブルーベリー、コケモモ、ナツハゼ 等が果樹栽培される。