上下別個体 残念ながら以下種別不詳
下:半常緑性のツツジ(ゲンカイツツジ)
上2段:かなりの大木(民家の庭木)
上3段:アカヤシオ(レンゲツツジ節) 下:ツツジ(ゲンカイツツジ)とシャクナゲの花の付き方比較
ゲンカイツツジ(ヒカゲツツジ亜属)は一つの花芽から1個の花が咲く。葉の縁や葉裏脈上に麟状毛
シャクナゲは枝頂部についた大きな花芽が展開すると総状花序に多数の花をつける
ツツジ(躑躅) ツツジ属 (学名 Rhododendron)の植物の総称。常緑性もしくは落葉性の低木ないし小高木で、花は4,5月、花形は漏斗状で花冠の先端が5裂。落葉性のツツジは葉の展開前に開花するものが多く、枝先に1個ないし数個の花を咲かせる。果実はさく果。
サツキ(皐月躑躅 学名 Rhododendron indicum はツツジの仲間(ツツジ亜属ツツジ節)で、皐月(田植月)に咲くツツジの意。渓流沿いに自生する小低木で、樹形は上に立ち上がらず横に広がる性質があり、盆栽に好まれる。花期は5,6月とツツジより1ヶ月ほど遅い。ツツジとサツキの一般的な違いは以下のようなものである。サツキは花が概ね小ぶりで、葉裏に毛が生えており、枝先に一輪づつ花を咲かせる。
属名Rhododendron <rhodo-dendron> 古代ギリシャ語でバラ+樹木の意味。バラの花に似ているというのだろうか。
ツツジ属の植物の一部を上げてみた(wikipedia参照)
ツツジ亜属
ツツジ節 コメツツジ、モチツツジ、サツキ、ヤマツツジ、クルメツツジ、ヒラドツツジ、キリシマツツジ
バイカツツジ節 バイカツツジ
ミツバツツジ節 ミツバツツジ 枝先に3枚の葉がつく
シロヤシオ節 シロヤシオ、クロフネツツジ
エゾツツジ亜属 エゾツツジ
ヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属) エゾムラサキツツジ、ゲンカイツツジ等 葉に縁や葉裏脈状に鱗状毛
無麟片シャクナゲ亜属
無麟片シャクナゲ節 アズマシャクナゲ、ツクシシャクナゲ-ホンシャクナゲ等・・・シャクナゲと呼ぶ
レンゲツツジ節 レンゲツツジ、アカヤシオ等 落葉性
ドウダンツツジはドウダンツツジ属