A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

三味が奏でる「じょんから節」  -成田弦まつり 2010-

2010-10-16 | 祭、花火
津軽三味線の曲でもっともポピュラーな曲と言えば「津軽じょんから節」ではないでしょうか?
実際、生演奏で「津軽じょんから節」を聴いたことがない僕ですが「津軽じょんから節」という曲名だけは知っていました。

三味線プレイヤーで僕が知っている有名な方は上妻宏光さん。
Podcastの「ASIENCE SPIRIT OF ASIA」でも上妻さんは「津軽じょんから節(新節)」を披露していました。
その昔、津軽地方の上河原(じょうかわら)という場所で罪を被せられた僧侶が身を投げてしまったそうで、その僧侶のとても悲しい物語を謡ったものがこの「津軽じょんから節」だというのです。

そのようなエピソードを聞いてから「津軽じょんから節」を聴くと切ないものを感じます。

上妻宏光さんは今日の成田弦まつりには参加していませんが、佐藤通弘&通芳さん親子や正太郎の会の息の合った迫力ある演奏に星野通映×小玉尚弘さんたちの津軽三味線と和太鼓のコラボなどを生で聴くと三味線という日本の弦楽器の素晴らしさを魅せつけられた気がしました。




今まで知ることのなかった世界ですが、こうして触れてみるとその良さを体感します。
見学者は年配者が多かったのですが、リズムに合わせてステップを踏む若者もちらほらと見えました。

こういった日本独自の芸能音楽の良さをアピールし、これからも代々にわたって伝えていって貰いたいと思います。

成田弦まつりで今日はいい体験をしました。


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