谷川俊太郎の「朝のリレー」を詠んだ。
ほんとうに朝を感じることが出来た
ぼくはカムチャツカに行ったこともなければ、ローマに行ったこともない。
おおよそ、この詩に出てくる土地に足を踏み入れたことがないのだ。
ぼくが今まで足を踏み入れたことのある土地を、同じような詩にしたならば
このようになるだろう・・・。
ビエンチャンの僧侶が朝陽を浴びながら、托鉢を終えるころ
ナコンパトムの青年が朝焼けの中、寺に入れ墨を入れに向かう
上海の老人が太極拳をはじめるとき
ハノイの若者がフォーの朝食を済ます
LAのビジネスマンが「おはよう」と娘にキスをすると
ハワイのサーファーは朝日に照らされたビック・ウェーヴに乗り始める
この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと・・・・・
詩というのもが、とても気持ちのいいものだと、感じることが出来た瞬間だった。
ほんとうに朝を感じることが出来た
ぼくはカムチャツカに行ったこともなければ、ローマに行ったこともない。
おおよそ、この詩に出てくる土地に足を踏み入れたことがないのだ。
ぼくが今まで足を踏み入れたことのある土地を、同じような詩にしたならば
このようになるだろう・・・。
ビエンチャンの僧侶が朝陽を浴びながら、托鉢を終えるころ
ナコンパトムの青年が朝焼けの中、寺に入れ墨を入れに向かう
上海の老人が太極拳をはじめるとき
ハノイの若者がフォーの朝食を済ます
LAのビジネスマンが「おはよう」と娘にキスをすると
ハワイのサーファーは朝日に照らされたビック・ウェーヴに乗り始める
この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと・・・・・
詩というのもが、とても気持ちのいいものだと、感じることが出来た瞬間だった。