うさこのLiving-Room

ネコと一緒にのんびりと

「照柿」/高村薫

2006年07月29日 | 本・小説

小説も映画と同じくその人の感性によって違って来ますね。こちらは私が今まで読んだ小説の中で一番心に残ったものです。 「合田雄一郎」という一人の刑事が絡む3部作完結になっていますがそれぞれ内容は違います。どれも面白いと思いますが私は「照柿」が最も夢中になって読みました。主人公の姿や背景は人それぞれで我流で描きますものね。だからこそ感想も全く違ったものになるんでしょう。「照柿」以外は全て映画化されてますが「マークスの山」はみごとに裏切られたというしかありません。 あれだけの長編作を短時間では無理な話で。「レディジョーカー」ももちろん観ていません。自分で描いたままで心に残しておきたいのです。 しかし高村氏の小説は難かしい・・。「リヴィエラを撃て」は2回ギブしましたが3回目でようやく・・かなり時間要しました。

お気入りの靴

2006年07月28日 | 自分スタイル
最近残業続きでお買い物もゆっくり出来なくて。なので月曜日から早送りで仕事しました。チカレタワ・・。その成果もあり7時に終わることが出来て即デパートへ外出した時にチラ見してお気に入りを見つけてたので早速お試ししたとこぴったんこだったので買っちゃいました。ずっと欲しかった編上げタイプの靴。セール中でお値段もイイ感じ。靴のお手入れ方法もお店の人が丁寧に教えてくれました。「in her Shoes」のお姉さんが買うような「ジミーチュー」と比較にならないお値段ですが大切にしニャイとね。そう言えばスペイン映画の「靴に恋して」の出演者もみんなステキだったナ




先日トラコを撮ろうとしたけどとにかく彼女は良く動くのよね。
かろうじてそっぽむいたトラコとトラコのシマシマシッポだけ撮れました。
ちょっと笑えるかも。

日本沈没

2006年07月28日 | 映画
「奇跡はおきます。おこしてみせます。」とツヨポンの名台詞。 『1973年』のリメイク版の様ですが当時は650万人も動員したとか。今回こうして上映される事について原作者の小松左京さんは「まさに不安な時代。生きるという事を自身に問い直すきっかけになることと期待している」との事。 あと一年足らずで日本が沈没してしまう事を発見してしまった博士の苦悩。日本国民の命を守る為にあらゆる策を練る総理大臣。一億の人々が暮らす日本列島がズタズタに崩れ落ち・・沈んでいく。阿蘇山・富士山の大噴火などは迫力がありリアルでした。島国日本よ 沈没はないよね。 出演者も豪華。劇中に自衛隊役でチラっと出た「ピエール瀧」さんを見つけた時ニヤけてしまった。博士役トヨエツよりも佐藤浩市だったらまた違ってたかもナ。

メリンダとメリンダ

2006年07月23日 | 映画
とあるカフェ。話し込む男女。「人生は喜劇か悲劇か」  彼らは自分なりに創り上げた「悲劇」&「喜劇」についてのストーリーを語るのである。『あるホームパーティに突然現れるメリンダ・・さてこのメリンダ。一人のメリンダは「喜劇」の人生を。そして同じくもう一人のメリンダは「悲劇」となる人生を。2人のメリンダが同時進行する恋の行方の物語』人生が悲劇か喜劇かなんて誰にも分からないよね。劇中の男性が言ってました。「悲劇」の中にも「笑」はあるし「喜劇」にも「悲」は存在すると。監督はウッディ・アレン。さすがですね彼はこういった映画は得意中の得意って感じ。以前に「スコルピオンの恋まじない」見たときも彼の創る独特の映画だな~って思いました。ほんわかしてて好きですね。ウッディ・アレンって見てくれは四コマ漫画に出てくる様な容姿だけど才能あるんだな。

M:i:Ⅲ

2006年07月22日 | 映画
不可能なミッションを可能にしてしまうイーサン・ハント。スパイなのに結婚しちゃったよ。いいの?とかいうアクション映画に疑問は無用ですね。(劇中もツッコミ入れたくなる箇所は多々ありましたが・・)私はこういう映画の時に主役よりも悪役や彼を取巻く脇役人に注目してしまいます。主役以上に目立ってもいけないし・・かと言って存在感なければ要らない人物にもなるし・・。以前に「レオン」を見た時にJ・レノよりも悪役のG・オールドマンの演技の方が凄いインパクトあったし・・。今回も悪役の彼はトム以上に存在感があった様な・・。今回のイーサンのミョッションの舞台はベルリン・ローマ・上海と移って行く訳だけど・・これからこの映画を楽しみにしてる人の為に内容は内緒の方がいいですね。 世界にそしてもちろん日本にも世に知られて居ない秘密組織は存在するんだろうな~。