ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

再訪 「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」&「オットー・ネーベル展」

2017年11月25日 06時01分59秒 | 展覧会・美術関連

昨日観た展覧会話でございます。
 
と、その前に・・・
 
祝!!
 
「青の世界 青少年の輝き」展(ぼらん・どぉる)でお迎えした、神宮字光の羽耳うさ《飛空艇乗りのうさぎ》(名前はまだない)が飛んでまいりましたー!
どうぞよろしく。
(11月13日の日記にも追記してるので、ご興味ある方は見てね♪)


 
 
さて、昨日は渋谷を回ったのでございます。
まずは、渋谷区立松濤美術館「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」
http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/175misawa/


 
 
先月、展覧会が始まってすぐくらいに観に行って、会場で制作中の作品がどうなったか楽しみで再訪しましたのじゃ。
(ちなみに前回の日記はこちら↓)
http://blog.goo.ne.jp/unut/e/b6901b087bd57e4180d4b86153524f50
 
【謎の館 大広間】地下・第1会場
 
一歩足を踏み入れてビックリ仰天。
前回と全く様子が違っておるではありませぬか~。
 
入ってすぐの所に、三沢厚彦の初期作品が並んだ棚が移動しておる。
 
その隣の絨毯の上に、2階にあった共同制作のオカピが下りてきておる。
前回は板の骨組みだけだったのがしっかりオカピになっており、ふさふさ睫毛の優しいお顔を手掛けたのは、明らかに舟越桂ですの。
 
他にも作品が増えていたり、移動したりしております。
 
【謎の館 客間】2階・第2会場
 
こちらも前回とガラリと様子が変わっておりまする。
 
部屋の真ん中で制作途中だった一木造りの大きなシロクマは、既に完成して部屋の隅で見守っており、樟の香りはもうありませぬ。
 
作業台のような木の机の上には、粘土の首像が10点ほど乗っておる。
これは三沢厚彦と舟越桂の共作で、展示室にいた方々をモデルに公開制作を行ったのだそうな。
モデルになった方々が羨ましいぞよ~。
 
他にも共作の絵画や、それぞれの作品も増えておりました。
 
1階ロビーの白い虎さんにも再会(この作品のみ写真撮影可)


 
 
昨日は渋谷区民無料デーで平日にしては賑わっており、小さなお子ちゃま方もたいそう楽しそうに観ていたのが微笑ましゅうござりました。


 
 
2回しか行けませんでしたが、もっと通って制作現場を観たかったのぅ。 
会期は明日11月26日まで。ご興味ある方はぜひ!
 
松濤美術館の次の展覧会は「ルネ・ラリックの香水瓶」
こちらも楽しみじゃ。
 
そして、Bunkamura ザ・ミュージアム「知られざるスイスの画家 オットー・ネーベル展」
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/17_nebel/


 
 
こちらも先月観ていながら日記は書きそびれ、知人からチケットを頂いたので再訪したのじゃ。
 
「知られざるスイスの画家」・・・ええ、わたくしも存じませんでした。
「シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」の副題通り、この3人の作品もございます。
 
数少ない初期作品(1943年のベルリンへの空爆で殆ど失われたそうな)から晩年の作品まで、プロローグ含め12章の構成。
作風の変化もはっきり分かって興味深うござります。
 
長くなりますゆえ個々の作品については挙げませぬが、近寄ってビックリな細かいハッチングや点描の作品がツボ。
大聖堂の作品や、モザイク風な作品などもお気に入り。
 
一部展示替えの作品もあり、前期・後期両方観る事ができ、ようごさいました。
 
ショップでは、ネーベル、シャガール、カンディンスキー、クレーそれぞれをイメージした香りの紅茶などもございます。
 
会期は12月17日まで。
 
Bunkamuraギャラリーで開催中の「第20回記念 笹尾光彦展 花のある風景」「福島虎舟『風神 雷神 龍神』個展」も観てまいりました。
 
Bunkamura ザ・ミュージアムの次の展覧会は「ルドルフ2世の驚異の世界展」
非常に楽しみでございます。
 
さて、今朝は9時54分から、GPシリーズ・アメリカ大会、男子SPのライストがありますぞ。
お供のEが仕事ゆえ、最初だけしか見られぬのが残念じゃ。
帰宅したら、また深夜に動画巡りじゃの。