さがみはら鵜野森・古淵九条の会(うのこぶ)子どもたちに平和な未来を

「憲法九条を守る」という一点で手をつなぎ、戦争のない平和な社会を築くため、地域で活動を行います。

鵜野森・古淵九条の会が発足/第1回学習会開催

2014年11月24日 | レポート

2014年11月24日 グリーンハイツ集会所
「さがみはら 鵜野森・古淵九条の会」発足会開催
参加者約30人

◆会発足までの経過報告・アピール・申し合わせ採択◆

設立アピール


さがみはら九条の会 事務局よる解説◆

「世界の中の九条」
2012年憲法記念日の朝日新聞掲載「日本国憲法 今も最先端」・・・アメリカの法学者が188か国の憲法を分析した記事
などを参考に、現在の憲法九条をめぐる情勢についてお話いただきました。



文化部門
地元在住ソプラノ歌手による独唱
美しい澄み渡る声で、プッチーニのオペラアリアや、日本の童謡などを披露。平和への思いを込めたトークで会場が和やかになりました。



地元在住弁護士による解説◆
第1回学習会「日本国憲法ってなに?」
「憲法は権力者に守らせる法律」民主主義は「権力者をしばりつける制度」として
発展してきた。憲法改正論が通れば、「基本的人権」「国民主権」などが失われ、悪法を改める権利も奪われる。
憲法九条だけ守ればいい、平和主義だけ守ればいいと言っている時代では、なくなってきている。

「民主主義とは何か?」「憲法と民主主義の関係は?」「民主主義における多数決の意味とは?」
など、詳しく解説いただきました。参加者からも熱心な質問が続きました。


憲法九条 私の思い

2014年11月24日 | 設立に寄せて

「鵜野森・古淵九条の会」が2014年11月設立しました。今後も、参加メンバーの思いを発信していく予定です。

憲法九条の会 設立に寄せて 私の思い

 本来なら子どもを持つ若い世代の親が子どもたちの未来のためにもっと関心をもち、行動していかなければならないのだと思います。ですが、私たち世代の多くの人には今の日常が、平和が、なくなっていくという実感がありません。憲法や戦争についての教育が十分になされずにきた為、今政府がしようとしていることがどういう事につながっていくのか想像ができないのです。

 集団的自衛権にしても秘密保護法にしても首相がこういう理由で必要だと言えば、「それはそうだ」と素直にそう思ってしまう人が多いのです。九条が大事、変えてはいけないと運動がありデモがあっても、何となくそうかもしれないとは思いつつも、実際自分が行動を起こすということに抵抗があります。

 日常の子育ての話の中に政治の話は出てきません。もし政府が単刀直入に、「将来子ども達が徴兵されることになる」と言えば、行動するでしょう。ですが、国民の気がつかないように、わからないようにうまい言葉でそして強引に何かを動かす今の政府のやり方に、日本を守ってくれる強い首相なんだと勘違いしている人がとても多いです。

 気づいた時にはあとの祭りにならないように、子どもを持つ若い世代の親も今何が起きているのか客観的に判断できる目と耳をもち、関心をもち行動していかなければならないと思います。

 身近な所でこの会が立ち上がったことで、いろいろな声を聴き、学ぶ機会ができました。こうして行動をしていこうと集まった皆さんの原動力は何でしょうか。たくさんのお話を伺って私たち若い世代の行動につなげていきたいです。(H)

 


鵜野森・古淵九条の会 設立アピール 2014年11月24日

2014年11月24日 | 設立アピール

         ◆鵜野森・古淵九条の会 設立アピール◆  

  第二次世界大戦による日本とアジアの人々の多大な犠牲のうえに、「戦争をしない」ことを決めた憲法九条が、戦後最大の危機を迎えています。特定秘密保護法の制定、集団的自衛権行使容認の閣議決定や武器輸出三原則廃止等、憲法を空洞化し、憲法を改悪して日本を「戦争する国」に変えようとする危険な動きが、今まさに具体化されようとしています。

 様々な分野で「戦争を繰り返させない」運動が繰り広げられています。私たちはなんとしても平和憲法を守り、活かし、広げなければなりません。とくに、子どもや孫の世代を戦火にまみれさせるという禍根を残すわけにはいきません。

 主権者である私たち一人ひとりが、日本国憲法九条を守るという一点で手をつなぎ、戦争のない平和な日本を築き上げるため、私たちにできるあらゆる努力を今すぐ始めることを訴えます。

 今、相模原市内には相模総合補給廠やキャンプ座間があり、世界の戦争・紛争と隣り合わせになっています。平和を守るために、私たちは日々の暮らしの中に憲法を活かし、多くの人と力を合わせて日本中に、世界中に、憲法九条を発信していきましょう。