東京電力の仮払金・・・要監視が必要

　福島原発事故にともない避難などしている市民への、東京電力が仮払い補償金の動きをはじめた、という報道がされている。
　「仮払い」って結構くせ者なんだよね。責任関係を曖昧にして、格別の温情をもって「見舞金」を住民にお支払いしました・・・ああ何てスバラシイ東電さま！、はした金で批判を押さえようとしたり、そういうことをしかねない。水俣病の時、初期の段階で僅かな「見舞金」を支払い、責任逃れ・汚水垂れ流しをつづけ、いざ断罪されると「見舞金」支払いで解決している、と賠償から逃げまどった企業が過去にある。そう皇太子妃雅子の祖父が社長だか会長をしていたチッソという会社だ。

　あこぎさは東電も同じ、キチンと責任を認め誠意ある対応をするか、単に避難している市民だけでなく風評被害・汚染のため出荷できなくなっている農漁民、中小零細企業への補償もチャンとやるか。
　まあ、「計画入院」社長がいる企業だから、あまり信用できないが・・・・。スポーツ馬鹿な社員（ブログへの脳天気な書き込みで批判が相次ぎ閉鎖した、らしいが・・・）もいるから要注意だ。あの社長、本当に病気になっても、みんな「仮病だろう」と思われるだろう。一度失った信用はなかなか回復できないよ。清水さん。