シニアなシステム屋の身辺事情

そろそろ現役引退してもいいようなトシなのに生涯現役をめざすシステム屋の身の回りの出来事・・

構えてしまっては、書けなくなってしまいますね

2007-06-24 22:17:39 | Weblog
会議が終わったあとなど、ふとしたときに「ブログ、どうしてるの?」と
言われて久しい。いつも同じひとなら、ああ、いつものプレッシャーかけ
てるナァと思うのだが、先日は若い社員からも言われてしまった。

むむぅ、こんなブログにも(社内だけども)期待しているひとがいるんだなぁ
と思いつつも、なかなか書き込みができない。

個人のブログなら、気軽に何でも書けてしまうのだが、どうも仕事を絡めた
ブログだと、何か仕事に関連する話題も入れねばと思うと、書けなくなる。

もともと、このブログは当社のWebサイトの露出度を高めるため助言をいた
だいているWebコンサルタント氏のおすすめで始めたもので、少しでもこの
IT業界のことを知ってもらおう、という主旨にある。

しかし、「IT業界のことを知ってほしい」などと大上段から構えようとする
から書けないのだ。まぁこの会社に居る、少し外れた調子の管理職が仕事に
関連する、しないにかかわらず何やってるかを書けばいいのかも知れない。

それだったら、少しは筆がすすむぞ。

で、この写真である。チとブレているが、これは bj リーグというプロバ
スケットの試合。別にアタシは元・バスケ部で無いし、バスケフリークで
もない。しかしアタシは昨シーズンのbjリーグ40試合のうち20試合は観て
いる。

その理由はこうだ。

もともと、ウチの会社は広告戦略の一環として一昨年から東京・江東区の
コミュニティFM局でCMを出していた。放送CMというもの、これは
効果が中々あらわれない。最初はスポットCM、次は、ある番組でコーナー
を持ち、更に一本の番組を持つことになった。その番組とは、bjリーグ
で東京をホームとしているチームを応援するという内容である。

まだプロバスケはメジャーじゃない。しかし、今からコネつけておけば、
将来化けたとき当社の強力な広告媒体となろう。対外的な効果とともに、
社内結束にも役立つ。

で、その番組の出演者を決めるときに、局のひとと相談した。

bjリーグの試合は米国NBAをモデルにしている。それはホームチーム
に専属MCを持ち、試合中に自チームに有利になるよう、客席を盛り立てる
演出をするのだ。出演者のひとりは、そのMCに決まった。問題は相方で
ある。

「アンタが出てはどうか」

局のひとは、突拍子もないことを言った。実は別の番組でITのことを易しく
話すコーナーを持っていて、それを知っていたのだ。

スポンサー企業の社員が、その番組にシャシャリ出てくるなんて、これほど
見にくい ことはない。しかし番組はもうすぐ始まる。結局、私の所属は番組
中は伏せることになった。

番組は10月から開始。プロバスケはおろか、バスケそのものを知らない者が
それなりの勉強をして観客となり、一カ月した頃にはプレスのタグを付けて
試合直後にコートに降りてヒーローインタビューする。

これは新鮮な体験だ。

結局、このチームの成績は最下位だったが、私としてはラジオパーソナリティ
であり、レポータであり、そして番組構成を考えるという滅多にない経験を
積むことができた。

この番組は毎週水曜日21時から。続けてやってきたが、やはりCMとしての
明確な効果が出なかったことから、次の放送で終了し、私も番組を降りること
になった。番組のなかでは、毎週、私の選曲で1曲だけ流すことになっている。
最後の選曲、何にしようかと、いまちょっぴり悩んでいる。

最新の画像もっと見る