浜「で、二月なわけだが、二月ってのは一月以上に谷間の時期だろう。短いし。なんか注目のソフトとか出てたか?」
う「一般的にはPS3『戦国無双3Z』とかじゃないかな」
浜「無双は出すぎてわからん」
う「PS3『リトルビッグプラネット2』も出てるよ」
浜「地味にPSPでうたプリのファンディスクも出てるな。うたプリはこの時期にもうアニメでブレイクしてたんだっけ?」
う「春からじゃなかったっけ?あれ?どうだっけ?わからん」
浜「アニメはこの時期とにかくまどまぎブームだったからな」
う「PSP『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3』が出てるな。腐ってもテイルズだから固定ファンのいるそこそこのタイトルなんじゃないかな?」
浜「固定ファンでいうならPS3『魔界戦記ディスガイア4』もあるな」
う「出来はすごいいいらしいね。固定ファンならPSPとWiiで『SDガンダム Gジェネレーションワールド』も出てる」
浜「Gジェネは最近出すぎじゃないか?」
う「ぶっちゃけ一本でいいよねアレ」
浜「ガノタ的はそういうわけにはいかんのだろう。PSP『ファンタシースターポータブル2インフィニティ』も出てるし、意外と固定ファンのいるタイトルが多いな」
う「『遥かなる時空の中で5』なんかは久しぶりに新作出たと思ったらえらい叩かれたらしいな」
浜「ああ、なんか乙女ゲーなのに主人公の女が果てしなくムカツクとかで」
う「エロゲーだとどんな男が主人公でもそういう叩かれ方はしないよね」
浜「エロゲーは非処女ってだけで暴動が起きかねないけどな」
う「この辺、男女の差が出てて面白いなー。男にとっても女にとっても敵は女なのな」
浜「暴動がおきかねない男性向けと云えばXBOX360『アイドルマスター2』があるな」
う「箱丸陣営の切り札だったね」
浜「すぐ移植されたけどな」
う「発売前の男性キャラへの反発とかなんだったんだろなー。怖いわー」
浜「完全に病気だったね」
う「アイマス2は実はいまプレイしてるんだよね。ぼくマコマコリンと結婚するよ」
浜「死ねよ」
う「子供の頃は三十歳くらいで病気で死んでると思ってたよね」
浜「そんな典型的な妄想は聞いてないよ」
う「アイマスは1もちょろっとやったけど、システムがぬるいんだよね。もっとシステマチックにてきぱきやりたいのに、すごいゆるいテンポでプレイすることを強いられるんだ」
浜「でもそれがまったりとした雰囲気をかもしだして萌えにつながってるんだろう」
う「そうみたい。ただキャラモデルが可愛いだけじゃなかったわけだね」
浜「あとXBOX360『円卓の生徒』なんかはWiz系としてはかなり完成度高いらしいな」
う「最近3Dダンジョン出すぎじゃない?『世界樹の迷宮』以降、安価でつくれて簡単に萌えキャラを入れられる手堅いRPGとして量産されすぎでしょう。いや面白いんだけどさ」
浜「近年RPG作るにあたって最大のネックはフィールドだろうからな。あれを作るのに金がかかる。そのコストを大幅に削減してくれるのが3Dダンジョンなんだろう」
う「ワイヤーフレームでも楽しいのが3Dダンジョンだもんな」
浜「ポリゴンとの親和性を考えるとPS・SS世代でもっと出ていてもおかしくなかったんだけど、あの頃は3Dダンジョンが一番ないがしろにされていた時期だったからな」
う「普通のRPGが一番元気だった時期だしね。でも『クライムクラッカーズ』とかPSと同時発売で出ていたでしょ」
浜「萌え+3Dダンジョンでけっこう先駆けている感じはあったな。でもあれアクションRPGだっただろ。いまの3Dダンジョンぷちブームはターン制戦闘+キャラメイクが鉄則だからな。いまではどちらも死滅しかけている要素だから、そういうニッチな層が供給の少なさゆえに寄り集まって支えているんじゃないかな」
う「かもねー。まあ『円卓の生徒』は『ウィザードリィエクス』の会社がずっとこつこつ3Dダンジョンを作りつづけていたわけで、世界樹の便乗というわけではないんだけど」
浜「評判いいからいずれやってみたくはあるなー。せっかくの箱丸だし」
う「スルーした話題作はこれくらいかな?」
浜「いや、この月は3DSが出てるだろ」
う「そうだったそうだった。出てたんだよね、3DS。25000円という定価も「うーん」だったけど、ローンチタイトルがまた魅力なくて」
浜「一瞬買おうかと考えたんだけど、欲しいソフトが一本もなかったんだよな」
う「べつにつまらなさそうってわけじゃなくて、他機種でプレイできるものばっかりなんだもの。リッジもレイトンも無双もスパ4もウイイレもパズルボブルも。他機種版のやってねーからわざわざ3DS版買う必要ないよ」
浜「『nintendogs+cats』があるじゃないか」
う「現実に飼ってる猫だけで十分……ていうか一匹でもううざいお……」
浜「マリオもポケモンも用意しないで勝負って、ずいぶん先走ったよな任天堂は」
う「でも結果的には全部任天堂の策略だった気がするけどね」
浜「Vitaがいつ発売されるかわからなかったからな。先制をうった感はある」
う「うん。とりあえず高値でも出しておいて、Vita発売までに値下げしてマリオ3D、マリカ、モンハン3Gそろえればいいや、みたいな」
浜「マニアはVitaの詳細がわかるまえに抑えておき、ファミリー層は夏休みと年末とで買ってもらうましょう、という」
う「値下げがどこまで計画的だったのかわからないけど、結果的には全部うまくいったよね」
浜「ユーザーと小売は振り回されたけどな」
浜「で、結局この月は総スルーで昔のゲームやってたんだっけ?」
う「いや、一本買ったでしょ」
![]() |
う「PS3とXBOX360のマルチ、アトラスの『キャサリン』」
浜「あったなー。エロで釣ったのにあんまりエロくなかったガッカリゲーム」
う「映像的なエロはともかく、ストーリー的にもっときわどいことやって欲しかったね、正直」
浜「分岐も多そうで全然ないしな」
う「メールへの返信で分岐するってのは面白かったと思うんだけどね」
浜「エロ写メはトイレでこっそり確認したりな」
う「そういうのも含めて、雰囲気作りはやっぱうまかったよね。さすがペルソナスタッフ」
浜「まあマップは基本的に店一軒分しかなかったけどな」
う「でもプレイ中はその雰囲気にもいろいろ混乱したな。日本なのか外国なのかいつの時代なのかさっぱりわからなくて」
浜「そうそう。一見アメリカだと思ったらところどころで日本文化が入ってるのね。主人公の部屋とか」
う「なんだこれ?だよね。ノリで適当に作ってるのかと思ったら」
浜「EDの一つでわかるんだよね。
う「ストーリーにたいして関係ないから云っちゃうけど、スペースコロニーなんだっけ、舞台」
浜「らしいね、そのED見てないけど」
う「意味わかんないよね、マジで」
浜「かなりわからないね。まあ意味もなく適当だったのよりはいいじゃん」
う「あんま納得いかない……」
浜「で、肝心のゲーム内容だけど、これがガチのパズルだったんだよね」
う「かなりガチだったね。解けないんじゃないかってくらいの」
浜「パズルのルールとしてはシンプルかつ高難易度で悪くないできなんだけどな」
う「わしパズルゲーム苦手だからなあ。ノーマルでもかなりギリギリのクリアで、クリアした直後「もうこんなゲーム二度としたくねえ!」と思って、結局ED一つしか見ないで売っちゃったんだよね」
浜「地味な難易度の高いパズルゲームだってことを理解して買うかどうかで評価のわかれるゲームだろうね」
う「繰り返しプレイとかがもっとしやすくなるようにしといてくれればよかったんだけど、細々と不親切なのもいけなかったなー」
浜「心折らせる気満々だったな」
う「恋愛に関する二択インタビューが節々にあって、それによってストーリーが分岐すると同時に、結果がネットで集計されて即時に結果が公表されるとか、そういうくだらない仕掛けは良かったと思うよ」
浜「元々ペルソナスタッフは雰囲気やキャラ作りはうまいけどシステム面では微妙だったからな。結果的には不親切だからパズル部分にもあまり没頭できない感じだったな」
う「パズル好きな人にはいいと思うけどね。どっちかというと、同システムでアクション性をなくしたゲーム内のミニゲーム『ラプンツェル』の方が出来よかったと思うよ」
浜「難易度鬼畜だったけどな。結果的にはかなりガッカリしたゲームではあったな」
う「まあそれでもペルソナ5が出たら間違いなく買うだろうけどね!」
(続く)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます