Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
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撮影裏話4

2017-10-26 16:26:51 | 写真

野生の生き物は、オオタカに限らず「気配」を察知する能力が高い様である。 こちらが気付く前に、こちらの気配を感じ取り、逃げられてしまうことが多い。

そこで、気付かれない様、ブラインドを使ったらどうなるか、オオタカで試したことがある。 結果、全く効果が無かった。 オオタカは非常に繊細なので、今までなかった変なものが現れると、さらに警戒心が強くなる。 ブラインドを使うなら、オオタカが気にしなくなるまで(1~2週間?)放っておく必要がありそうだ。

ちなみにブラインドを使っても、人の気配があると効果がない。 誰か言っていたが、ブラインドの中で”凝視”していると、目の力で気配が伝わるので、来て欲しいときは目を閉じるとのことだった。

また、ブラインドは視野が狭くなり、移動もできないので、私は使わない。 信頼関係を築いた後、姿を見せて対応した方がよっぽど良いのである。 姿を見たら凝視せず、力を抜き知らん顔して、気のないそぶりをするのが良いようである。 色々試してみてはどうだろう・・・・。

しゃがんで、かなり姿勢を低くして撮った。(姿勢を低くした方が良いようだ。)


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