秋の渡りの時期、北方や大陸のオオタカが、広い都市公園、川、田園地帯などの越冬地に渡ってくる。 そこで一冬を過ごし、春になるとまた帰っていくのである。 そのようなタカを越冬ダカと呼んでいる。
毎年、営巣ダカが森に定着するまでの間、この越冬ダカの狩りや行動を、3~4カ所で観察し撮影を行っている。 しかし昨年頃から、この越冬ダカの数が減ってきている。 以前は各場所に、成鳥・幼鳥が複数羽飛来してきていたのだが、昨年頃から1羽もしくはほとんど見られなくなった場所もある。
原因としては、①地球温暖化で気温が上がり、渡る必要がなくなった。②数が減った。 などが考えられるが、この辺りの営巣ダカの繁殖率が下がる傾向なので、少し気になる。 今後も観察を続ける必要があるようだ。
ということで、越冬地で観察を行なうも、オオタカはほとんど見られず。 エゾビタキやミサゴなどを観察したのみだった・・・・。
渡り途中のキビタキ♀。
枝先のエゾビタキ。
怖い顔のカイツブリ。
遠くのオオタカ。
急降下するミサゴ。