岡山市内の街中で地図を見ていたら自転車に乗ったおばさんに声をかけられた。
「なにか探してるんですか??」
「どっちの方向に散歩しようか考えてる所なんです」
「XXやXXあたりはどう??」
と、教えてくれたが17時過ぎで美術館等には遅すぎ。
地図に「旧日本銀行」の文字見えたので、「ここはどう?」ときくと、
「荘厳でいいですよ。隣に安藤忠雄が設計した岡山信用金庫がありますよ」
「じゃあ、行ってみます」
ということで、旧日本銀行のたてものを見に行くことにしたんだが、たどり着いてみると日本銀行の先の建物の方が気になった。
おかやま信用金庫、内山下支店とあり、小さいながらなかなかユニークな建物。
内山下は(うちさんげ)と読むのかあ~
まだ建ってから1年弱の新しい建物で、安藤忠雄が設計したたてもの。
外観の写真を何枚か撮って帰ろうとすると、中から信用金庫の女性職員が出てきて、
「中を案内しますが、いかがですか?」
と、いってくれた。
これが観光施設だと中で何か売りつけられるんではないかとおもったが、ちゃんとした信用金庫だしまさか預金しろとも言わないだろうから見せてもらうことにした。
安藤忠雄は詳しくは知らないが、コンクリート打ちっぱなしの感じの設計で有名なんだが、そのとおりで、エレベータホールもこんな感じで天井が高く、間接照明がコンクリートのグレーが映えてる。
屋上には、なんと室内用のような椅子があった。
屋根もないので、
「雨が降ったら濡れてしまうんでは?」
「ちゃんと防水してますから」
座ってみたが、室内の応接室に座ったようないいかんじ。
防水したあると言っても屋外だからしょっちゅう掃除もしないといけないだろうし維持するのにかなり手間がかかりそう。
会議室(接客室)もデザイン的にいい雰囲気。
他の部屋はクールなデザインで全く別の雰囲気にしている。
いろいろなセミナーもできる教室なんだが、窓からは隣の旧日本銀行がよく調和してるし、この窓のしたは桜並木があるので桜の季節はいいかも。
こういうところで宴会でも出来るといいんだろうが、さすがに金融機関なのでセキュリティ上難しいだろうな。
これ以外にも説明付きでいろいろ見せてくれて、最後に、
「時間あったらコーヒーをお持ちします」
といってくれてコーヒーもごちそうになってしまった。
このときのコーヒーカップがなかなか良かったんだが、ずっと案内してくれた女性(すごくきれいな人)と話をしていてよく見られなかったのが残念。
ここに入れたのはホント大正解で、下手な観光地にいくよりずっとおもしろかった。
もう、信用金庫の営業時間は終わってるし帰り時間も迫っていただろうにかなり長い所間相手をしてくれて感謝!感謝!です。
ブログに挙げてもいいかと聞いたら問題ないということ。
どうもありがとうございました。
左が最初の目的地「旧日本銀行」の建物だが、これはこれで素晴らしかった。
関係ないが、岡山、倉敷で「中国銀行」もいくつか見かけたが中国銀行の建物も皆素晴らしいのに驚いた。
ちゃんと調べたら由緒あるもんなんだろうな。
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信金の割には立派ですね、失礼!
次回行った時に見てみようかな
「おかやま信金って儲かってるんですねえ」と言ってしまったが、ちょっと閉鎖的な金融機関から脱却したいというポリシーなんだろうね。
まさか、梅さんだから、親切にしてもらえたってことはないでしょうよね。
気になったのは入口の左側の壁、植物が垂直に植えてあるのかしら?
どうやって手入れするのかなあ。
業者が長いハシゴで?
チャンスがあればぜひ見てきたほうがいい。
栄養のあるものに植えて貼り付けてあるようなので、これの手入れもたいへん。
普通のつたは今の時期みな枯れているのに青々としてるので聞いてみた。
手入れも裏から出来るようなことを言ってたような。
それぞれの味わいもさることながら、
ご近所づきあい?の横並びも微笑ましい♪
これも風雅な都市景観です!
3村☆ポチ
桜の季節にはこの間に桜がさきほこるらしい。