喜多方名物、喜多方ラーメンを食べた後、甘いものを求めて町中に戻る。
すると、目についたのがソフトムクーリ、いやソフトクリームのサイン。しかも、なんかグリーン。

…つーことは、抹茶ですかな。うむ。ダンナよ、あれにしようか。
てな感じで、ソフトクリーム目当てで訪れたお店ですが、よく見たらお茶屋さんだった。ああ、だから抹茶味…。ちゅーわけでひとつお買い上げ。
優しそうなおじさんが、ソフトクリームをくるくるしてくれた。なんか手つきが可愛らしいっちゅうか。
ちなみに、先日の抽選会の景品にした、ソフトクリームのキャラクターのケータイストラップは、このお店でいただいたものでした…。
歩きながらアイス食べるのも気がひけたので、店の前にあるベンチに座ろうと思ったら、そのおじさんが「中へどうぞ~」と言ってくれた。
で、中に入ってみてびっくり。ものすご~くいい感じ。
時間が止まっちゃった、みたいな。

顔はわからないようにしてありますが、左端にいるのがこのお店のご主人で、さっきソフトクリームを売ってくれた方です。お茶も売るけど、ソフトクリームも売る。よっ商売上手(笑)。
話を聞いてみたら、何年か前に改装した時に、蔵(やっぱりね)に入っていたものを、全部引っぱり出してお店に並べたそうで。茶壺に茶箱が、なんともいいなあ。家の中も、よく見たらいい木を使ってるし。
傍らには、一つ何万もする茶器から、リーズナブルなほうじ茶まで取りそろえてありました。
普通に商売してるところに、ちゃっかりイス使わせてもらってすみません。
で、座らせていただいた椅子の辺りには、火鉢とか机が置いてあったんだけど。

机は、ご主人のひいおじいちゃんが作ったもの。
火鉢には、なんか書いてあった。

戊辰戦争(←これを抜きにして会津は語れない)で戦死した、有名な何とかさん(覚えておけや)に書いてもらったもので、お茶を飲むとこれだけいいことがあります、ということだそうです。お茶屋さんらしい。
達筆すぎてまったく読めなかったんですが、ご主人がくれたワードのプリントアウト(笑)に、こう説明がありました。
「諸天加護・無病息災・父母孝養・朋友和合・悪魔降伏・正心修身・睡眠自除・煩悩消滅・五臓調和・臨終不乱」
…えーと、つまり、「お茶を飲むと心身ともにハッピーになれるよん」てことですね。簡単に言うと。(簡単にしすぎ)
なんか、店内が暖かい空気に包まれてる気がしました。
ご主人の人柄と、古いものに囲まれてるせいでしょうかね。
そんなこんなで、いろいろご主人に面白い話を聞くこと30分。
「ご夫婦そろってご旅行ですか? うらやましいなあ。私、昨日あたりまでイベントの設営で休みもなく働いてたもんですから…」とご主人。
喜多方は夏の間、いろいろと観光客向けのイベントをやっているそうで、ご主人も積極的に参加してるようです。
そのイベント会場場所を聞いて、後で行ってみます、と答える。
さっき買った抹茶のソフトクリームも、イベントっちゅーか、キャンペーンの一環だったことが判明。なるほど。
ソフトクリームも食べ終わったことだし、そろそろ行こうか、と席を立つ私ら。営業妨害もいいとこだ。
お土産に、煎茶を買いました。ちょうど我が家のが切れてたし。
それにしても、楽しいお店だったなあ。
ご主人、わけのわからん旅人を相手にしてくれて、ありがとうございました。

商店街の反対側にわたって、お店の写真を撮影。
その2でさんざん邪魔くさい、と言っていたアーケードの屋根、このお店の前にはないのね。おかげで、きれいなお宅がよく見える。
見切れちゃっててわからないけど、横のほうにある家の門が、またこれいい風情。
住居部分も、かなり大きいんではないだろうか…と思う。
ちなみに、名前は「島慶園」さん。
また来たいお店だなあ~。(まだつづく)
すると、目についたのがソフトムクーリ、いやソフトクリームのサイン。しかも、なんかグリーン。

…つーことは、抹茶ですかな。うむ。ダンナよ、あれにしようか。
てな感じで、ソフトクリーム目当てで訪れたお店ですが、よく見たらお茶屋さんだった。ああ、だから抹茶味…。ちゅーわけでひとつお買い上げ。
優しそうなおじさんが、ソフトクリームをくるくるしてくれた。なんか手つきが可愛らしいっちゅうか。
ちなみに、先日の抽選会の景品にした、ソフトクリームのキャラクターのケータイストラップは、このお店でいただいたものでした…。
歩きながらアイス食べるのも気がひけたので、店の前にあるベンチに座ろうと思ったら、そのおじさんが「中へどうぞ~」と言ってくれた。
で、中に入ってみてびっくり。ものすご~くいい感じ。
時間が止まっちゃった、みたいな。

顔はわからないようにしてありますが、左端にいるのがこのお店のご主人で、さっきソフトクリームを売ってくれた方です。お茶も売るけど、ソフトクリームも売る。よっ商売上手(笑)。
話を聞いてみたら、何年か前に改装した時に、蔵(やっぱりね)に入っていたものを、全部引っぱり出してお店に並べたそうで。茶壺に茶箱が、なんともいいなあ。家の中も、よく見たらいい木を使ってるし。
傍らには、一つ何万もする茶器から、リーズナブルなほうじ茶まで取りそろえてありました。
普通に商売してるところに、ちゃっかりイス使わせてもらってすみません。
で、座らせていただいた椅子の辺りには、火鉢とか机が置いてあったんだけど。

机は、ご主人のひいおじいちゃんが作ったもの。
火鉢には、なんか書いてあった。

戊辰戦争(←これを抜きにして会津は語れない)で戦死した、有名な何とかさん(覚えておけや)に書いてもらったもので、お茶を飲むとこれだけいいことがあります、ということだそうです。お茶屋さんらしい。
達筆すぎてまったく読めなかったんですが、ご主人がくれたワードのプリントアウト(笑)に、こう説明がありました。
「諸天加護・無病息災・父母孝養・朋友和合・悪魔降伏・正心修身・睡眠自除・煩悩消滅・五臓調和・臨終不乱」
…えーと、つまり、「お茶を飲むと心身ともにハッピーになれるよん」てことですね。簡単に言うと。(簡単にしすぎ)
なんか、店内が暖かい空気に包まれてる気がしました。
ご主人の人柄と、古いものに囲まれてるせいでしょうかね。
そんなこんなで、いろいろご主人に面白い話を聞くこと30分。
「ご夫婦そろってご旅行ですか? うらやましいなあ。私、昨日あたりまでイベントの設営で休みもなく働いてたもんですから…」とご主人。
喜多方は夏の間、いろいろと観光客向けのイベントをやっているそうで、ご主人も積極的に参加してるようです。
そのイベント会場場所を聞いて、後で行ってみます、と答える。
さっき買った抹茶のソフトクリームも、イベントっちゅーか、キャンペーンの一環だったことが判明。なるほど。
ソフトクリームも食べ終わったことだし、そろそろ行こうか、と席を立つ私ら。営業妨害もいいとこだ。
お土産に、煎茶を買いました。ちょうど我が家のが切れてたし。
それにしても、楽しいお店だったなあ。
ご主人、わけのわからん旅人を相手にしてくれて、ありがとうございました。

商店街の反対側にわたって、お店の写真を撮影。
その2でさんざん邪魔くさい、と言っていたアーケードの屋根、このお店の前にはないのね。おかげで、きれいなお宅がよく見える。
見切れちゃっててわからないけど、横のほうにある家の門が、またこれいい風情。
住居部分も、かなり大きいんではないだろうか…と思う。
ちなみに、名前は「島慶園」さん。
また来たいお店だなあ~。(まだつづく)
観光による町おこしに力を入れているお店は、自主的にアーケードのやねを外しちゃったりしてるんですけどねー。
こういう古い街並みって、日本人は「恥ずかしい」と言って隠したがる傾向もまだまだ残ってますし、また、雨や雪の日の利便性を考えてこうしたんでしょうけど…。
作った当時は最先端のものだったんでしょうしね。
なんかもったいない話です。