語り得ぬ世界

現実逃避の発展場 Second Impact
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今日も京都でおめでとうございます(中篇_先)

2024-03-18 07:47:58 | 京都
『キリンシティ 新京極店』を出て、いつものようにOPA1階を中抜けし河原町通りへ。



15:17 四条河原町の交差点です。曇ってます。ただ、車も人も思ったほど多くはない印象です。



四条通りを東へ。ちょうど高瀬川あたり、木屋町通りに差し掛かってきたところ。日本人比率低っ。



15:35 さらに四条通りを東へ行き『原了郭』で買い物。いつの間にかレジが自動支払機に。店のおねーさんも言ってましたが、勘定に間違いはないと。まあそりゃ確実ですわな。今度は四条通りを元来た方向、西へと戻ります。途中『大安』に寄り、さらに京都マンネリズム抑えのエース『松葉 北店』を確認してから、京都みやげの定番『夕子』へ。



『松葉 北店』の入口です。あれ?…これって営業縮小やん…。
「1日3時間の営業やで…」
「しかもカウンターしか使わせへんて…」
「インバウンド需要ありそうやのに…人手不足なんやろなぁ」
京都マンネリズムの終点、絶海の孤島ながらわれわれの心のふるさと、松葉北店の小上がりにもう上陸することは叶わないのか?!
「オマエが来るからや」
「オマエが写真撮るせいやろ」



15:55『夕子』で生八つ橋などを買って四条大橋を河原町通り方面へ渡っていきます。めざすは京都お誕生日会のメインイベントのお店。見えてきました。



「私らあそこの者ですねん」の昭和CMでお馴染みの『先斗町 いづもや』です。



いまどき珍しい食品サンプルによるメニュー見本群。特注なんでしょうなぁ。佇むFは選んでいるように見えますが、この日のメニューはあらかじめ決まっていました。



ハイ、ドン!
やはり『先斗町 いづもや』と言えばコレでしょ。
ちなみに、ここでの松竹梅の序列は梅>竹>松という一般的なお店とは逆走。



15:57 お店の入口は2階です。2階というか中2階な感じ。予約はしていませんが、この時間帯なら大丈夫なはず。



てなわけで、無事鴨川を見下ろす席に着座できました。南座やレストラン菊水、『夕子』のある北座ビルも見えます。って、手前の河原に座ってるアベック(あえてこう呼ぶ)、オマエら近いねん。このあとFが、破廉恥なアベックは鴨川へ突き落してもいいと規定されている京都市条例(通称「バカップル突き落せ条例」)に則って、店から小走りで出て、ヤツらを後ろから川へ突き落としたのは言うまでもありません。



われわれがいるフロアはこんな感じ。こちらの席は鴨川が見下ろせませんが、窓が広くて明るいので四条大橋周辺の景色が見えると思います。いいロケーションですね。



16:05『いづもや』最初の「おめでとうございます」
キリンクラシックラガー瓶は税抜@600円也。中瓶ですね。ここにはキリンビールしかありません。



アテ1号は「自家製ひろうす」です。一人一つオーダーしました。薄口のやさしい味のお出汁がしゅんでます。税抜@500円也。



メインディッシュは鰻丼(梅)です。どう見ても丼には見えず鰻重なのですが鰻丼です(笑)
鰻重は別にありまして、蒲焼とごはんの別れですが(白ごはんを別盛り)こちらは蒲焼は皿に盛られ(タレも別掛け)ごはんの器はどう見ても丼というこれまた逆走状態。何でやろ…わざとなんでしょうね。値段は鰻丼(梅)と同じなので単純に(梅)のセパレート型なのでしょうね。



御開帳ぉ~。
16:12 大阪でも東京でも松竹梅序列では最下位の(梅)ですが、ここでは最上位です。税抜3,300円也。鰻蒲焼の量で序列を決めているようです。ちなみに鰻丼には梅竹松以外に(花)というメニューもありますが、こちらは京都京極・滋賀逢坂山『かねよ』の名物鰻丼(きんし丼という名称)と同じく、鰻丼(ここでは鰻重かな)に大型だし巻きをONしたもの。なお、大昔珍ブログにも書きましたが『京極かねよ』は珍訪問時は最低最悪の接客で、もう二度と行くまいと決めた店です。滋賀大津市『逢坂山かねよ』は国道1号線沿いにあった(見えていた)と思います。車でないと行きにくいからビール飲まれへんやん…。



鰻一尾分ですね。タレは甘過ぎず辛過ぎずのほど良さ。鰻はふっくら柔らかいのですが、ごはんも柔らかめなのが珍的には惜しいところ。京都の鰻はだいたいどこもごはんが柔らかいですね。オババ・オジジの客が多いからと珍は推察しています。



湯気立ち昇る肝吸い。心霊写真っぽいですが(苦笑)
なお、残念ながら肝焼きはメニューにもありませんでした。



鰻丼(梅)Wショット。まさにお誕生日会ならではの御馳走。



スナップを利かせて山椒を振りまくるF(笑)



16:16 アテ2号は鰻白焼。二人でシェアしましたが、アテと呼ぶにはもったいない鰻丼(梅)と並ぶクリーンナップ。香ばしくも白焼ならではあっさり加減。税抜2,500円也。わさびと醤油でいただきます。



16:49 何度目かわからない「おめでとうございます」
ここではキリンクラシックラガーを計3本飲みました。



16:52 アテ3号は、さしみ湯葉です。税抜800円也。最後はさっぱりと。っとぉ、よく見ると…



赤カブ?ハート形に見えますが、野郎二人客にハート形はないやろ(笑)
たぶん桜の花びらに見立てているのでしょう。と思いたい(苦笑)



17:27『先斗町 いづもや』を出て、夕暮れの先斗町を北へ(三条方面)。これまでの京都お誕生日会常連『いろは 北店』前を通過中。今回は『いろは』ではなく『いづもや』をチョイスしたわけですが、なんせ予約も取りにくくなってしまいましたからねぇ。
さらに先斗町を北へ。しかしながら、こんなの見たことないで…レベルで外国人観光客や日本人観光客で狭い先斗町が大混雑。とりわけ白人系の団体観光客(15人以上)が整列状態ながらゆっくり歩きもって、立ち止まっては写真を撮っているものですから付近は大渋滞。先頭で小旗をかざして歩くツアーガイドも白人系外国人でした。前見ずに歩いてぶつかってくるなどマナーの悪い日本人観光客も多いです。京都はほんまオーバーツーリズムやん!



17:33 どんどん馴染みの店がなくなっていってるF&珍の京都マンネリズムですが、今でもその一角に堂々と鎮座ましますお店が見えてきました。京都へ来たならならここは外せまへんぇ。
(つづく)
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