図書館と記憶力とランキング

今日、時間を作って図書館に行った。
これは、最近気づいたことであるが、あの静かな空間に埋没する自分がとても好きである。
しかし、図書館に行くといつも膨大な量の活字に圧倒されてしまう。
もうひとつ困るのは、自分の記憶力のなさに、ほとほと情けなくなることである。「あれって誰だっけ病」にいつも襲われるのだ。今日、ひどかったのは、先日コメント返しに使った脚本家と女優の夫妻のそれぞれのエッセイを探そうとして二人とも、顔は思い出すのだけれど、名前が出てこないことだ。まさしく「あれって誰だっけ」である。で、思い出したかったのは、三谷幸喜さんと小林聡美さん夫妻であった。（こっそり自分のブログで確認した…。）備え付けのパソコンで検索してみたら、二人ともエッセイは貸し出し中であった。残念。ちなみにそのコメント返しで使ったネタ再掲しておきます。
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三谷さんと小林さんとの婚約会の逸話として こんな話をみつけましたので紹介しちゃいます。
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三谷さん「映画監督の伊丹十三さんは自分の奥さんの宮本信子さんを日本一の 役者だといって、いつも使っている。僕もそれをみならって是非・・・・・ 宮本さんを使ってみたい。」

聡美夫人 「私じゃないんかい。」
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ちなみに、「ダ・ヴィンチ」で紹介されていた宮部みゆきさんの「おそろし」は、５０人位予約が入っていた。あな、おそろしや。

で、人気ある本はあきらめて、現にある本を探すが、図書館のよくないところは、分類のシールが本の背表紙の著者名あたりに貼られていて、作者が誰だか判りにくいところである。
なんとか数冊確保して、一人用の席がたまたま空いていたので、そこで本を読んでいた。そのなかに「ヴァレンタィン革命」という本があって、ちょうど本棚では俵万智さんの本の横にあったものだから、てっきり俵さんの本かと思ってしばらく読んでいたのだが、なんか歌のレベルが低い。おかしいなあとは思いつつも、しばらく読み進んでいた。で、いよいよおかしいと思って、よくよく見たら、「チョコレート革命」の返歌だと書いてあるではないか。しかも、勝手に返歌として出版されている全く「チョコレート革命」とは無関係の本だった。あー時間を無駄にした。時間を返せ！と言いたくなるようなくだらない短歌の本でした。なんでも本にしてはいけない。また、表装がすごく洒落ているのも罪だ。あれは、犯罪だ！とは言っても所詮タダですが・・・・。
あと、本を読んでいると、あの人はどうしているのだろうかという名前をいっぱい見かけます。
今日、気になったのは、中山美穂、賀来千香子、大原麗子さんでした。


話は変わりますが、７月２７日からにほんブログ村に参加しているのですが、きのう短歌１５１ブログのランキングで、はじめてベストテン入り（１０位）を果たしました！これも、みなさんのおかげであると厚く感謝しておりますm(__)m
考えてみれば、図書館もそうですが、このインターネットに溢れる活字の量も半端じゃないので、その中から私の拙い文を読んでくださっていると思うと不思議な感じもいたします。ありがとうございます。なんでもブログにするな、あれは犯罪だ！って叱られないようにしなくてはと思いつつ・・・


◇図書館に黒い鞄を持ってゆく花火・セミ取り・祭りを詰めて　（ウクレレ）

歌の意味がわかりにくいと思うので、解説を加えておきます。
図書館は、静かな空間を維持するために、さまざま制約があります。一人用の机の前のすりガラスには、携帯電話は使用しないこととか、飲食は所定場所で行い机の上には置かず鞄の中に入れよとか、鉛筆の音にも注意せよとか、パソコン以外に電源は使うなとか、キーボード音にも注意せよとかいっぱい書いてあって、そういった喧騒のもとは、みんな鞄に詰め込んで図書館に行ったというたわいのない歌です。

実はもう一首、浮かんでいて、これを掲載すると今日の記事もちょっと締まるようにも思うのですが、９月末締切のＮＨＫ全国短歌大会の作品候補にノミネートされましたので＾＾、発表は差し控えさせていただきますm(__)m