うれしたのしおいし

風の吹くまま気の向くままな日々

夜がらす山荘長多喜 

2016年12月05日 | 宿メモ 岐阜・北陸

中津川の市街地北側にある
1万坪の敷地に宿泊できる古民家が6棟という宿です。

駐車場にはもう宿の方がスタンバイの状態で待っていました。

散りモミジが彩る庭を拝見しながら離れへ
 

 
「つつじ」という離れ
下の画の灯りのついているところです。
 
窓からは恵那山、夜には街の明かりが見えました。

 お茶をいただきながら記帳を済ませ
宿の利用案内を聞きました。
貴重品は金庫がありますが
なんと、玄関は内側からはカギがかかりますが
外からはカギありません
トイレ・洗面所は部屋にありますが
お風呂は別棟なので出かけてる間に
部屋に誰か何か入っていたら

温泉ではありませんが、お湯はかけ流し風になっています。
この日の宿泊客は私たち二人だけなので家族風呂使いで
夜は遅くまで、朝は6時から利用できました(申し訳ない感じ)



予約時には食事は個室か食事処となっていましたが
部屋食になりました。

◇ 茶懐石くずし ◇

柿とむらさき舞茸の白和え


鯛の昆布締めの上に
岩茸・いくら・イチョウは栗
芥子の効いた汁で美味しかった


松茸の土瓶蒸し
松茸・鯛・貝柱・鶏・銀杏など大きな具がゴロゴロ入っていた


ツボというきのこ・巻き湯葉・鶏団子・蟹・葉物


鰆の西京漬けかな、肉厚で熱々
芋ごねというのはお米と里芋を練り合わせた団子で
五平餅のように焼いて味噌をのせたもの
 

渋皮煮はイガもそうめんとすり身で出来ているので全部食べられました。
きぬかつぎの上の黄色は粉ウニ
老茸(くろかわ)は少し苦みのあるきのこ、おいしいとかまずいとか特に無し
葉にくるまれたくわいの団子は麩饅頭のような食感で芯に松の実入り
柿はかぼちゃで中にはチーズ
揚げ野菜チップと銀杏


揚げ栗きんとんの餡かけ
栗きんとんの中には大きな海老の切り身がゴロゴロ


舞茸の土鍋ご飯


ぶどうジュースで煮た梨(ワイン煮ではなくて)
ざくろ・シャインマスカット 

厨房から運んでくるって冷めちゃうんじゃぁ・・・と思ったんですが
全~然 心配無用でした


◇ 朝食 ◇


納豆・鮭の塩焼き・ベーコンエッグ
漬物・蕨の煮物・千切り長芋・味付け海苔

お給仕の合間に
中津川愛にあふれた地域のお話を
楽しく聞きました。
おもてなしの心を感じる宿でした。


部屋は暖かいけれどトイレや洗面
そしてお風呂の往復などを考えると冬厳しそう
雪は少ないけれど気温は高山と変わらないそうですから

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