うれしたのしおいし

風の吹くまま気の向くままな日々

ポロンナルワ スリランカ⑨

2016年10月12日 | ’16 スリランカ7日間

10世紀末にシンハラ王朝の都として栄えたポロンナルワ

ポロンナルワはシンハラ朝の二番目の都です。前4世紀からの歴史を持つシンハラ朝の最初の都は文化三角地帯北部のアヌラーダプラに長くありましたが、10世紀末から11世紀にかけて南インドのチョーラ朝の攻略を受けて、より南のポロンナルワに遷都を余儀なくされます。
ポロンナルワはスリランカで一番の川があり、上下流の交通の要所であるとともに防御にも適し、また、周囲に米作りに適した湖が多いことも遷都の理由だったようです。ポロンナルワは12世紀に最盛期を迎え、諸外国からも僧侶が訪れる南アジアを代表する仏教都市として繁栄。
しかし、13世紀末に再び南インドのチョーラ朝による侵略を受け、都は廃墟と化しました。

当時の仏教の中心的なところで遺跡群の中心のクワドラングルから



平坦なところにズラリと遺跡が並んでいます。

クワドラングルで最も目を引くのが円形の建物ワタダーゲ
まだ都がアヌラーダプラにあった7世紀に造られた古い建物です。

入口には左右に悪霊を遠ざけるというガードストーンが建ち
石段手前には神聖な場所に入るときに信者が身を清めるいももあるという
半円型のムーンストーンが敷かれています。

靴を脱いで入りますが熱~い
海から遠いので湿気はさほど感じませんが
太陽がギラギラと照り付け地面は半端なく熱せられていて熱いです。
両足を同時についてじっくり見るなんて無理無理~
砂漠のトカゲみたいに熱っ熱っと足を上げて














上の写真左端に見える石柱が並んでるのがアタダーゲ
正面がハタダーゲになります。


ランカティラカ
ランカティラカは13世紀にパラークラマ・バーフ3世によって建てられた寺院です。この寺院の特徴は巨大さ。寺院の奥には巨大な仏像があります。頭は取れているにも関わらず、高さ13mという巨大さ。巨大な仏像を収める寺院は高さ17.5m、幅18m、奥行きは52mという巨大さ。



 ガードストーン

 
残っている左ももの装飾も素敵~
内側の見学もできます、もちろん靴を脱いでね・・・・

おぉ~ かなりの迫力で迫ります。
しかし・・・中に入ってきたのは3名、ガイドさんも外
夫も来なかった・・・(遠くから見るのと全然違うのに
午前のシギリヤと暑さで観光も投げやりな雰囲気です・・・・

外壁のレリーフはこの寺院のかつての姿でしょうか、見事なものです。


ガル・ヴィハーラ

観光客も多いですが、遠足?社会見学?
制服姿の子供たちがたくさん来てました。

ガル・ヴィハーラの仏像は、左から座像、壁龕内の仏像、そして右側に立像と涅槃仏と並んでいます。壁龕を挟んで、右の涅槃仏と左の座像は、それぞれ独立した印象。かっては仏像を覆う形で木造の寺院があったのではないかと考えられているようです。





蓮の花をお供えしてお参りされてます。
樹脂の板のようなで分かり難いですが座像がありました。







4体の仏像がすべて仏陀という説と、立像は違うという説があるそうですが
ガイドさんは違う説を押しました

アマヤレイクホテルへ戻る車中から見えたシギリヤロック

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