FIELD REPORT SECOND

フイールドレポートの内容を変更、ブログ形式にしました。

艶やかなすえに・・・、虫なのか!!だ。

2016年08月21日 | ダイビングレポート

最終3日目は他のショップさんがあまり行かないところへ。

1本目は”サメノヒレ”

ここはグラスを越えた鼻先を少し回り込んだ先にあります。

それ程遠くないですが、回遊魚とかの期待できる潮通しの良い場所。

本日は流れもなく透明度も抜群!!

友人の嫁さんいわく、「今までで、一番キレイだった!」とのこと。

そんな中、地べたをはいつくばっての撮影を続行していた私は・・・・・、なんか変?

確かに、肉厚、巨大なサザナミヤッコのペアが優雅にしていたり、超巨大カンムリベラが3匹くんずほぐれずしていて、何なんだろうと思わせたりな光景にちょっと目を奪われつつも、周囲を観察。

久しぶりなサメノヒレは、あちこちにあったはずのイボハタゴ達やメガネゴンベがいつも居たサンゴなどが、見当たらなくなっていて、さびしげな感じになっていた。

定番マクロスポット消失のため、キンギョさんを撮影、おっ、艶やか!

潮通しのいいところにはこの子達はたくさん居ます。

がんばって泳いでいるのでなかなか撮影はしづらいですが。

そして、1っ個だけ発見したイボハタゴさんには、カクレエビが、

しかし、ここには昔はペアに居候が2匹とかいっぱいいたはずなのに、全体的に寂しくなったようだ。

ネタが少ないなあ~、とここでマンジュウヒトデ発見。

上面の模様はこうだ。

これまた、艶やか~。

しかし、これだけでは面白みがないので、当然ひっくり返す。

エビを期待してのことだが見当たらない、が・・・・・・、なんか付いている。

「何じゃこりゃ???」

「ヒラムシ・・・、いや突起が付いているからウミウシか??」と迷いながら撮影してみると、動いた。

「うわぁぁぁ~~、ゾゾゾ・・・、虫か?虫なのか????」だ。

ウミウシ等とはあきらかに違うその動き、体の周辺部をちょうどムカデやらのように動かして移動。

ゾワゾワゾワっとした感じはなんとも、知らないと薄気味悪い。

もちろんそうやって動くので、ウミウシなんかより、早い動きだ。

う~ん、そう毛虫ぐらいな感じである。

世の中にはまだまだいろんなものが居るようだ。

船の上でオーナーさんに画像を見せてみると「時々見ますよ、寄生虫かなんかじゃないかな。」とのことだった。

正体がわからずじまいだったので、家で考えてみた結果、海の中だし、なんとなく軟体的だし、あの変な動き方・・・・、そうか、ひょっとしてゴカイとかの仲間では・・・・と。

ゴカイの近辺の情報で調べると、近くに似たようなものが・・・。

で、それを踏まえて図鑑とネット巡回していたところありました、ダイビングショップのブログに同じものが、結局はっきりしたことはそこでもわからないようですが、ウロコムシの仲間ではとのことです。

超マニアックな奴ですが、驚いたのは意外とそれを好きな集団がいたこと・・・・、世の中って広い!!

 


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