振動試験機 営業マンの軽快フットワークブログ

振動試験機メーカー:アイデックス(株)の営業マンとして、軽快に全国行脚。製品の宣伝を含む情報を発信します。

教えるつもりが学んだこと。

2016-02-29 18:15:26 | 日記
皆様こんにちわ、アイデックス(株)の上原です。

先週はずぅっと西日本エリアを行脚しておりました。

とある企業さんにお邪魔した時のお話です。

昨年装置を導入いただき、製品の輸送包装設計に活かすことはもちろん、
試験体制を整えたことの社外的なアピールも検討しているというお客様。
製造/営業部門のご担当者様を集めていただき、約70分程度お話をさせていただきました。

内容は、振動試験の基礎的なお話から、アイデックス試験機の活用事例や推奨条件など、
少人数ではございましたが、熱心に聴いていただき、自ずと私も話に熱が籠りました。

そして質疑応答も終え、この場を設けていただいた責任者様の言葉。
『壊すのを恐れて何もしないのが一番あかん。壊れても良い。その先に見えてくるもんがある』
『常に想像しろ』

もちろんこの言葉は先方のご担当者様に向けられた言葉ではあるのですが、
まるで自分が言われているような気がしました。

この言葉の『壊れても良い』ですが、『壊しても良い』では無いんです。
チャレンジの結果、『壊れてしまう』のであり、想像を働かせずに『壊してしまう』のとは全く意味が異なります。

想像することもチャレンジすることからも遠のいてしまっている今日この頃、
非常にドキッとした一幕でありました。
存分にチャレンジしていただきたいのですが、
装置が壊れてしまうのはご勘弁を、という思いも微かに持ったことは内緒です。

これからは一層想像しながらチャレンジしていこうと思います。

魔性の女と心理テクニック

2016-02-08 18:20:39 | 日記
皆様こんにちわ、アイデックス(株)の上原です。

例のごとく今回も輸送包装に関するお話はお休みして、
上原家の休日談を一つ。

先日、姪っ子が2歳の誕生日を迎え、日曜日に私の両親を連れて
誕生日プレゼントを調達すべくおもちゃ屋さんに。

息子と娘が目を輝かせながら店内を駆け回りますが、勘違いするんじゃない、と一喝。

姪っ子ちゃんの大好きなアンパンマングッズを探索していると、
息子は店内の体験版のTVゲームに夢中、一方、娘はなぜか父におんぶされてます。

『重いんだから降りて歩きなさい』と娘を咎める私に『いいのよ。』と母。

娘がおんぶされるまでの経緯は以下の通り。
母『何か買ってあげようか?欲しいものある?』
娘『うぅん(首を横に振って)、何もいらないから、おんぶして♪』
父『おんぶでいいのかぁ、よし!』
娘『わーい♪』⇒おんぶ

ここまで書くと、なんて物欲の無い健気な娘よ、と美談に聞こえるのですが、
父親ももう62歳。約20kgを背負うその姿はまさに苦行以外の言葉が浮かびません。
しかもおもちゃを買わない代り、という条件のため、なかなか娘が満足してくれません。

そーいえば、ここに来る途中でやたらと『おんぶ』とか『だっこ』とかせがんでいたなぁ、と思い出す。
娘がすべて計算づくで第一目標である『おんぶ』を達成する為に、
心理テク[フェイス・イン・ザ・ドア]を意識的に使っていたら末恐ろしい…。
※フェイス・イン・ザ・ドア:わざと大きな要求をして相手に断らせ、
直後に本来の目的の要求を提案することで、先ほど断った罪悪感からOKしてしまう、という心理作用。

今回の場合は、両親が勝手に陥っただけですが、
営業でも使える交渉術を子供から学んだというお話でした。

【お知らせ】
さて、すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
2月18日(木)は輸送包装コミュニティの研究発表会が開催されます。
場所:東京海洋大学 越中島キャンパス 越中島会館2F
参加費は無料ですので、ご興味のある方は輸送包装コミュニティのサイトより申込ください。
輸送包装コミュニティ:http://packagingtech.org/seminar.html