振動試験機 営業マンの軽快フットワークブログ

振動試験機メーカー:アイデックス(株)の営業マンとして、軽快に全国行脚。製品の宣伝を含む情報を発信します。

忘年会&弾丸トラベラー

2015-12-26 17:13:04 | 日記
皆様こんにちは、アイデックス(株)の上原です。

今年も残りわずかとなりました。
昨日は神戸大学 輸送包装研究室のゼミ+忘年会に参加してまいりました。
毎年お誘いいただきながら、なかなか都合が合わず参加できていなかったのですが、
今年は別件の仕事もあり、タイミングよく参加することができました。

今年は過去最大の参加人数で面識のある方から初めましての方までたくさんの方と交流できました。
ああいった場に参加する度に人との繋がりの大切さを実感いたします。
また、学生さんの発表を聴くと、その実直な研究姿勢に大変刺激を受けます。
斎藤先生から来年に向けての課題もいただきましたので、来年夏に神戸で発表できるよう
コツコツ取り組んでいきたいと思います。

さて、例のごとく忘年会だというのに車での参戦だったわけで、
昨日も当然のように終了後八王子に帰社いたしました。
ある方からブログテーマとして、どんなルートでどんな感じに移動してるのか?
とのリクエストをいただきましたので、早速昨日の帰路を振り返りたいと思います。

12月25日20:05 神戸大学を出発 0km
21:55 名神高速 養老SAに到着 163㎞ まだまだ元気です。車内は一人カラオケ状態です。
22:10 出発
23:55 中央道 駒ヶ岳SAに到着 331km まだ元気です。
ここの「モツ煮定食」はおすすめです。
濃厚な煮汁が食欲をかき立て、ご飯が止まりません。
また一緒に出てくる豚汁も具だくさんで大満足です。
もし機会があれば、ご飯大盛で、とオーダーしてみてください。

さて、再び走っていきましょう。
12月26日0:10 出発
2:05  中央道 談合坂SAに到着 503㎞ ゴールが近づき俄然元気に。
2:20  出発
2:50  自宅に到着 532km 帰宅後は風呂入ってすぐに寝ました。玄関開けたら5分で就寝。

平均時速90㎞弱というわけで、京セラドキュメントソリューションのS上様には、
甘っちょろい運転しとんなぁ、と言われてしまいそうですが…。


さて、そんなこんなで今日は会社の大掃除。
なんとか気力だけで無事に乗り越えることができました。

今回が今年最後のブログ更新となります。
来年もよろしくお願いします。

では皆様良いお年をお迎えください。

温故知新

2015-12-22 08:11:15 | 日記
皆様こんにちは、アイデックス(株)の上原です。

一昨日、プライベートで親交のある葬儀屋さん(こすもす斎場:八王子)で餅つき大会があり、家族で参加してきました。
毎年この時期になると開催され、今年で3回目になります。
大きくはない葬儀屋が主催するイベントでありながら、150名ほどのお客さんが集まります。
最近では餅つきをする機会も少なく、子供だけでなく楽しみにしている大人はきっと多いはず。
つきたてのお餅をきな粉や大根おろしなどで食したり、おしるこにしたり、
併せてけんちん汁が振る舞われ、これで無料というのだから気前が良い。

会場では、餅つきの他、『昔遊び』としてベーゴマやけん玉などで遊ぶことができます。
恥ずかしながら昨日初めてベーゴマを回せるようになりました。
息子(7歳)はひもを巻くとこで1挫折、回すところで2挫折しイライラしておりましたが、
最後には「見ているだけでも十分楽しい」と謎の達観。(私が上手ければ教えられたのですが…)
あきらめの早い典型的な現代っ子ぶりを発揮してます。

さて、このベーゴマですが、現在では『ベイブレード』という名で現代の子供向け玩具として、
生まれ変わっております。
もちろんベーゴマ世代の方には、やすりで削ったり、ロウや鉛を垂らして自分だけの逸品を創ることが
醍醐味とおっしゃる方も多いでしょう。
でも安心してください、ベイブレードも改造がありますよ。
といっても、自分で削るなどの作業ではなさそうですが..。
さてこのベイブレード、ベーゴマと違い、ひもを巻く必要もなく、誰でも回すことができます。
様々な回し方のあるベーゴマと比べ、テクニックの差が出にくくなった部分は善し悪しですが、
確実に敷居は低くなりました。
まさに温故知新と言える生まれ変わり商品ですね。


さてと、そろそろ振動試験機の話をしましょうか。
今ではとんと見ることが無くなりましたが、その昔『激動型試験機』なるものが存在していたのを
ご存知でしょうか?
いわゆるカム式の試験機で、カムが1回転すると所定の振動が発生し、それを○○回実施して耐えられた、
という結果を試験体の耐久性として評価するものです。
一部では実輸送などで発生する損傷と近い状況を発生できる、との評価もあったようですが、
振動試験機の技術進化の過程で忘れ去られていった過去の試験機となりました。
なぜ損傷発生効果があったのに、活用されなくなったのでしょうか?
その理由は多々あるかと思いますが、大きな理由の一つに実輸送との相関、があるのだと思います。

この試験機で○○回実施した=○○kmの輸送をクリアできる、との明確な保証が得られず、
試験者の十分な安心感をもたらすことができなかったのだと思います。

さて、私どもが昨年製品化いたしましたBF-50SSTですが、
当社独自の3軸同時振動に衝撃を組み合わせた新しい輸送包装試験機です。
ある方はこの試験機を『激動型試験機』と評します。
ただ過去にあったそれとは異なり、ソフトが組み合わさることで、
実輸送との相関という弱点を克服した新しい激動型試験機である、と。

少し盛り過ぎかもしれませんが、有言実行となるように尽力してまいります。
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひあたらしい輸送包装試験機をお試しあれ。

輸送包装セミナー 参加報告

2015-12-11 17:16:29 | 日記
皆様こんにちは、アイデックス(株)の上原です。

昨日は神栄テストマシナリー様主催の輸送包装セミナーに参加してまいりました。
つくばにある神栄テストマシナリー様の新社屋に初めてお邪魔しました。
今年5月に竣工されたばかりの出来立てホヤホヤの綺麗な社屋がとても羨ましいです。

セミナーの内容は、輸送包装試験の中でも落下/衝撃試験や圧縮試験に関するトレンドで、
私が日々携わることの多い振動試験の内容と違い、非常に新鮮に聞くことができました。

神戸大学の斎藤先生の講演では、笑いあり涙あり(実地試験の苦労話で主に学生さんの涙ですが…)の
とても引き付けられる内容で、学生に戻れるなら斎藤先生の授業を受けたいなぁ、と思いながら
受講しておりました。

座学の後は、神栄テストマシナリー様のテストルームの見学があり、
落下試験機・衝撃試験機・輸送環境記録計などを実機に触れて学ぶことができました。
スマートフォンやデジタルカメラなどの小さな製品からある程度大きな荷物に至るまで、
この1部屋で網羅できる素晴らしいテストルームでした。
また、200kgまで試験可能な衝撃試験機を設置準備しているとも話しておられました。

テストルーム見学の後は、セミナー主催者・講師および受講者の交流会がありました。
様々な業種の設計担当の方と情報交換させていただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
交流会もお開きということで、余っていたヱビスビールをポッケに忍ばせて帰ったのは内緒です。
今回も車での参加でしたので、帰宅後、お土産にいただいたつくば市で自然栽培されたみかんを原料にした
饅頭をあてに晩酌させていただきました。(ややミスマッチ!)

当日の日刊工業新聞には、神栄テストマシナリー様の同業他社であられるスリック様との
業務提携の記事が掲載され、見覚えのある方の顔写真が製品よりも大きく載っており、
記事を読むのも忘れてしばらく写真を眺めてしまいました。
G-MENとDER-1000の中間層のニーズを満たすべく、新たな大きな一歩を踏み出された両社に
試験担当者の大きな期待が掛かります。
今後の動向に目が離せませんよ。

展示会 観覧報告

2015-12-04 19:45:53 | 日記
皆様こんにちは、アイデックス(株)の上原です。

昨日は東京ビッグサイトにて2015国際ロボット展と計測展2015を中心に併催展含め見学してきました。
朝から鉄道の人身事故やらドア故障やらで出鼻を挫かれまして、現地到着は10時過ぎ…。
入場登録に長蛇の列が出来ておりましたが、新宿駅の大混雑を抜けてきた私には何ら不快感はありません。
すでに疲れ切ってましたから..。

大小様々なロボットがそこかしこに展示され、正確かつ迅速に作業を行う様子がありました。
社会科見学の小学生の団体も多く、体験スペースには人だかりができておりました。
ダイヘン様のブースでは、昔テレビで見たことのある通称:イライラ棒が展示され、
小学生が挑戦しながらキャーキャー楽しむとともに、ロボットなら精密に迅速に行えることが良く分かる展示でした。
ファナック様のブースでは1700kgの車両が軽々とグイーンと持ち上げられ、
インパクトは絶大でした。
また、ロボットとカメラを連動させ、来場者の似顔絵を描かせたり、
異形パーツが混在した中から、特定のパーツを瞬時に選び,掴み,所定の位置に並べ、
お手本通りの形を形成するなど、卓越した技術をいかに楽しく見せられるか、という各社の努力が垣間見えました。

これがきっかけで小学生がロボットに興味を持ち、
将来のエンジニアになることもあるんだろうなぁ、としみじみ感じました。

また、フジキン様のブースはとてもユニークでした。
1小間ブースにも関わらず、人込みが出来ているのです。
ブースには、レオナルド・ダ・ヴィンチが鎮座しておられます。
その前にはマイクが1本。
1人の男性(来場者)がマイクに向かってボソボソ..
するとダヴィンチが『ワシは生きておるぞ!今年で563歳じゃ!』とか、
『2ショット写真撮ってもエエぞ!かっこよく写せよ!』など言い放つのでした。
目もギョロギョロ動き、本当にリアルでした。
もしかしたら、不気味の谷を超えているのか?と思えるほど人間ぽかったです。
ダヴィンチの見た目なので、やはり不気味でしたが…。

そしてフジキン様と言えば、ご存知の方も多いハズ。
そうです、ドラマ『下町ロケット』に撮影協力している企業です。
場所の提供だけでなく、劇中の佃製作所のロケット用バルブを製作したり、
社員も30名以上がエキストラ出演されたり、今ノリにノってる会社です。
ブースにも撮影で使われたバルブや帝国重工の制服、佃製作所の図面など、
ドラマ視聴者には堪らないアイテムが展示されておりました。

大変長文となりましたが、実はこの展示会、私どもアイデックス製品のユーザー様が
多数出展されておりまして、私自身営業という立場でお客様の製品を目にするのですが、
どのような場所でどんな用途で使われているのかをあまり知りませんでした。
今回色々なユーザー様のブースを回り、おぉ、そうやって使われるものだったのか、
なるほどこの時の振動を想定してあの条件だったのか、などとても新鮮に感じることが出来ました。

『敵を知り、己を知れば、百戦危うからず』と言います通り、相手を知り、己も知ることは大切ですね。
お客様の情報も得た私は、結構強いかもしれませんよ。お客様は敵ではありませんが…。

感謝感激

2015-12-01 08:59:39 | 日記
皆様こんにちは、アイデックス(株)の上原です。

先般の第53回全日本包装技術研究大会において、優秀発表者の末席に加えていただきました。
昨日包装技術協会様よりお手紙が届きまして、『あれ~、何かやらかしたかな?』と
不安になりつつ開封すると、大変ありがたい内容でした。
今回の受賞は、色々な方のご協力の賜物で、感謝してもしきれません。

輸送包装に携わって10年の節目の年にこのような賞をいただけたこと、
身に余る光栄で恐れ多く感じつつも大変励みとなりました。
これに満足することなく、業界発展の一助となれるよう精進していきたいと思います。

神戸大学の斎藤教授をはじめ会社の上司,同僚からもお祝いの言葉をいただき、
ささやかながら家族で祝うことができ、嬉しい1日となりました。

今日から師走で、あっと言う間に今年の終わりが近づいておりますが、
日々感謝の気持ちを忘れず,謙虚に,実直に,来年を笑って迎えられるよう
ラストスパートしていきたいと思います。

今年最後みたいな文章になりましたが、年内もまだまだ更新していきますよ、たぶん...。