江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

【266】 続/ミュージカル・タイトルマッチ 江利チエミvs雪村いづみ

2006年04月15日 | 続・江利チエミ(初期記事・後編)
昭和50年6月23日、神奈川県民ホールをスタートして東京(上野)、大阪、
そして再び東京(中野)で江利チエミと雪村いづみのジョイント・リサイタルが催されました。
このコンサートのことは、過去にも下記の章で書き込みをしました。

http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/e/5d260dc3c35196226ca0bd64ed49dac8

http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/e/f17be7ffa9de5d059fc0d82bc198a96d

http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/e/307cb4b8f4f377401cac4b0b557a3200

http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/e/33b8229811053cfc2577d665bf2e9995

http://blog.goo.ne.jp/udebu60827/e/3b822f3bbca772af1a9a125e152da691



※このパンフには以下の記載しかないのです。

1部(1部は「永六輔さん」が構成を担当されました。)
タイトルマッチ 作詞/山川啓介 作曲/前田憲男
クロストーク  台詞/つかこうへい
涙 
酒場にて 
約束
ラ・ヴィータ 
おおストリッパー
民謡メドレー 木遣・さのさ・ドンパン節
剣の舞 (作詞/山川啓介)
味方は裏切るが敵は裏切らない 構成/永六輔

2部(2部の構成は つか・こうへいさん です。)
歌で綴る日本戦後史 
その1   
テネシーワルツ/青いカナリア/思い出のワルツ/ツー・ヤング/オーマイパパ/慕情 その他
歌で綴る日本戦後史 
その2   
りんご追分/君の名は/お富さん/幸せなら手をたたこう/こんにちは赤ちゃん その他
歌で綴る日本戦後史 
その3   
トゥ・ナイト/サム・ウェア/アメリカ/バリハイ/ドレミの唄 その他
幕が下りる時 作詞/藤田敏雄 作曲/いずみ・たく

※今回、読者の方から様々な情報を頂戴しました。
ここで、またその情報から「メドレーの曲目」を掲載させていただきます。

歌で綴る・・・その1のメドレーの曲目は...

      江利チエミ         デュエット        雪村いづみ

                 イエスタディ・ワンスモア
  テネシーワルツ <------同時に唄います----->想い出のワルツ
  カモナ・マイ・ハウス                   青いカナリア
  トゥー・ヤング                     遥かなる山の呼び声
  ガイ・イス・ア・ガイ                    オー・マイ・パパ
  チェンジング・パートナー                エデンの東
  ヴァイア・コン・ディオス                 月光のチャペル
  裏町のお転婆娘                       慕情
  ウエディングベルが盗まれた              涙のチャペル
     ウスクダラ                       星をみつめないで
     アンナ                          帰らざる河  
     カチート                         ケ・セラ・セラ
                 マンボ・イタリアーノ
                 ビー・パップ・ア・ルーラ

その2のメドレーは...
                                 りんご追分
  愛ちゃんはお嫁に                    ハトヤのCMソング
  野球拳の唄 
                 チャンチキおけさ
                 黄色いサクランボ
                  スーダラ節
                                 黒い花びら
  有楽町で逢いましょう
                 誰よりも君を愛す
  上を向いて歩こう
  こんにちは赤ちゃん
                  高校三年生
  浪曲子守唄
                  いつでも夢を
  あんこ椿は恋の花 <----同時に唄います------> 潮来笠
                 幸せなら手をたたこう
                  365歩のマーチ
                 水虫薬のCMの唄
                  薔薇が咲いた
                   恋の季節
      柔                          骨まで愛して
                  ブルー・シャトー
                                 ブルーライトヨコハマ
  小指の思い出                     いいじゃないの幸せならば
                  君といつまでも
  おんなの道                        せんせい
  男と女のお話                      今日でお別れ
                 また逢う日まで
                  私の城下町
                 よこはまたそがれ
                    喝采
                 どうにもとまらない
                  走れコータロー
                  スモーキン・ブギ

その3...のメドレーは...
                ショウほど素敵な商売はない
  踊り明かそう                       トゥー・ナイト
  朝の太陽と夜の月を                  サム・ウエア
  愛しあうことは素晴らしい
                 トライ・トゥー・リメンバー
                   サム・ウエア
               ドレミの唄(途中ドレミの音階で唄います。
                 チエミさんは草競馬もアンコに入れて唄います。)
                   アメリカ
                 ビッグ・スペンダー
  ハロー・ドーリー                    メイム(チエミさんも絡みます)
                 ショウほど素敵な商売はない

※これは上野で演じられた曲目...です。
前にも書き込みましたが、ひょっとすると公演日によって少々内容が違った???かもしれません。

 


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13 コメント

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 トライ・トゥー・リメンバー (RYOUTA)
2006-04-15 11:00:33
よう覚えてまんナァ~。プログラムの端っこにでも書いてあったのかナァ~!この熱意を仕事に活かしてれば、今頃ヒルズ族になって、キングレコードを買収し、倉庫を隅から隅までズズィ~ッと捜して、世界に誇る我らがチエミ音源を復刻・・・残念でした!

さて、私も上野と最後のサン・プラザ両方見たけれど

曲の構成は変わってなかったと記憶しています。楽譜を広げて並べただけでも何10mかになる長さの曲を二人で歌ったのだから、ちょいと変えるって訳にはいかなかったのでは?上野では「酒場にて」か「オーストリッパー」(これを上野のあの場所で歌ったンだもの画期的だよネ)を歌っている時、客席から花束が投げ込まれて歌い終わった後、手に持ってにっこり会心の笑みで客席にお辞儀したのを良く覚えています。

 「トライ・トゥー・リメンバー」は後で「ミュージック・フェアー」で二人で歌っていましたっけネ。

♪晴れ渡る5月の空~ファロファロファ~ロ、とか言う詞でした。山川啓介さんの訳かな、良い訳詞でした。ハロードーリーはもともとチーちゃんがやりたくて望んでいたミュージカルです。もう少し上の年齢になってから、と菊田さんに言われたとか。実は越路さんもこれを望み、困った菊田さんが両方の顔潰さないように(って言うか自分の顔が立つように)ブロードウェイキャストを招んで公演した。但し、ローカルキャストなので良くなかった(らしい)。残念!チーちゃんのを見たかった・・・!クヤジイ!「ケイト」より「ドーリー」の方が・・・・・・・クヤジイ!!

「オーストリッパー」が何故出来たか、何故チーちゃんが歌うようになったのか、の秘話はないのでしょうか?うーーでぶ長者様(長者になれなかった心やさしい~日本むかし話みたい~)教えて!朝のTBS番組(奥様8時半です)でチエミ特集をやった時、井上ひさし氏がビデオレターのスタイルで何か言っていたのですが、記憶にないのですヨ。この歌ってもしかして放送禁止歌?職業への偏見?とかで。そうでないならラジオとかで、流して欲しい、今の子に受けると思うがなァ!タイトルマッチの後、梓みちよがリサイタルで「立派なストリッパー」ってのを歌ったらしいけど、同じ歌?山口洋子さんにもストリッパーの歌が

あるらしいけど。♪思い出が懐かしくて・・・長々すみません。



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これ調査中なんですよ・・・ (う--でぶ)
2006-04-15 11:43:10
オオ・ストリッパーは「桃井かおり」の曲??という説あり...なんすヨ。

梓みちよさんは後にチエミさんサイドに断りをいれてコンサートで歌った...のですから江利チエミ・オリジナルだとは思うのですが...

わかり次第掲示しま----す。

それからトライ・トゥー・リメンバーの歌詞とか...
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確か (twig)
2006-04-15 14:57:36
チエミさん、ハロードリーを演りたかったのですか、残念。確かに「キス ミー ケイト」より絶対に観たかった。なくなる前には「bells are ringing」をやるはずだったのですよね。残念ながらこれは亡くなられた後に鳳蘭がやりましたけど。



おーストリッパーは、タイトルマッチでいづみさんが「約束」を絶対に入れたいという要望から、それなら チエミさんも同じようにオリジナルでストーリー性のあるもの、同じくらいの長さのものをということから出来上がった聞いたことがあります。
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早速のお控え...有難う御座います! (う--でぶ)
2006-04-15 16:04:53
やっぱり「この時」の「チエミ・オリジナル」ですね...

 有難う御座います。(^^)v
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最近、雪村いづみさんのCDを買いました ()
2006-04-15 18:31:55
先日、雪村さんの「『三人娘』を唄う」というCDをやっと見つけたんです。「さのさ」や「当たり前のことさ」といった曲にも挑戦していて引き込まれました。「一本の鉛筆」とか「川の流れのように」などのひばりソングに特に感じ入りました。「ママにバラを」という曲で涙がでました。全体に、チエミさんとひばりさんへの想いに溢れていて感動的でした。ああ、こんなリサイタルがあったのですね。
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昭和50年6月23日は・・・ (う--でぶ)
2006-04-15 18:56:34
月曜日だったんですヨ。

 ワタシは学校を「お休み」したんです(笑)。親にも内緒で...

ゆえにデパートのトイレで「着替えた」のでした。
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江利チエミという素晴らしい歌手がいる...ということ。 (RYOUTA)
2006-04-15 20:40:38
ここの大家さんには感謝しても感謝しきれない位、カンシャしている。日に何度も投稿したり記事のリクエストしたりしてもイヤな顔もしないで、(顔は見えないけど)本当に雨あられです。が、只1点の不満はタイトルの「江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。 」です。私たちには「いた」ではなく今でもそしてこれからも「いる」なのです。私はそう信じています。さて「オーストリッパー」の経緯が判って、とてもうれしい!言葉の魔術師井上ひさし氏と、「キスミーケイト」の音楽監督以来久しぶりの、いずみたく氏両巨匠とのコンビを上野文化会館でうれしく聞いたのを、昨日の様に思い出します。確かチーちゃんの棺には、この楽譜を入れたのではなかったでしょうか?それが桃井かおりが本家と聞いた時はガビ~ン!だった。「うみちゃん(古いネェ)」が嫌いと言うわけではないけど、吉田日出子ならともかく・・・・と、昼はショックでした。でも良かった。元祖も本家もチエミで。コマであれを歌った時に「さりげなく人生の深淵に迫る出来」とか新聞評に書かれていました。チーちゃんの歌だもんネ。そうだよネ。歌は語れ、語りは歌え、の通りに出来るのは、チーちゃんしか居ないもん!そして私的には長い間の「謎」だった、決まっていたミュージカルが「bells are ringing」だと判って、これもうれしかった。チーちゃんはこれに決まったことがうれしくて、赤いドレス新調したンだよネ。それも棺に入れたンだっけ。このミュージカルってどんな作品?調べて教えて“わらしべ長者”うーーでぶ様!

チーちゃんには、一寸クラシックなミュージカルが似合ったのですヨ。マイフェアもアニーも、だからケイトも劇中劇の「じゃじゃ馬ならし」の部分はとてもイキイキとして絶品でした。現代の部分で「スケベね」と言うセリフがあって妙に受けていました。こんな本筋と関係ないことを、今でも覚えている私も「スケベね」ですが。ケイトで許せなかったのは後で倍賞千恵子がやったこと。「あんたは小学唱歌でも歌っていなさい」と淡谷センセイ口調で言いたかった。ケイトは不入りでその後のチーちゃんの活動にも影響があったけど、周囲が封印する事ではなく、もっともっとそのナンバーも歌って欲しかった、と思う。「男は嫌いよ」の他にも素晴らしい岩谷さんの訳があった。この音源が何時かお蔵から出てくることを期待してます。タイトルマッチと関係ないこと色々書いてすみません。でも「素晴らしい歌手」が「いる」と感じられて、今日はとてもうれしい一日です。





 
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ベルズ・アー・リンギング=ラブコール (う--でぶ)
2006-04-15 21:06:52
>このミュージカルはベティー・カムデンとアドルフ・グリーンのコンビがジュディー・ホリデイのために書いた作品で、ブロードウェイで初演されたのは1956年のことだ。 1956年といえばジュリー・アンドリュース主演の『マイ・フェア・レディ』やシャーリー・ヤマグチ(山口淑子=李香蘭)が出演した『シャングリラ』が上演された年でもある。 



>トニー賞ではエラ役のジュディー・ホリデイがジュリー・アンドリュースやエセル・マーマンをおさえ主演女優賞、そしてジェフ役を演じたシドニー・チャップリン(チャールズ・チャップリンの息子)が助演男優賞を受賞している。 またブロードウェイでの上演回数は924回とカムデン&グリーンの作品の中では最長ロングラン記録を持つ作品でもある。 



>1960年には映画化もされており、ブロードウェイで主演したジュディー・ホリデイが映画版でも同役を演じている。 日本では鳳蘭主演で上演されその時のタイトルは『ラブコール』だった。 



>(ストーリー)

舞台は1956年のニューヨーク。 電話応対代行会社スーザンサフォーンに勤めるオペレーターのエラは歯医者や役者志望者などの顧客と付き合っているが、彼女の本命は劇作家のジェフ。ある日彼女は自分の職業を隠して、ジェフと会う。相手がいつも電話で話している丁寧なオペレーターの女性とは気づかないジェフは彼女と恋に落ちる。 ところがエラはそんな二重生活に耐え切れず会社を辞めることを決意。 

しかしそこへエラが電話のオペレーターと同一人物だということを知ったジェフがきて、お互いを再確認した二人は晴れて結ばれる。



※ちなみに、この映画は、わずか43歳で死去した主演女優ジュディ・ホリデイの遺作でもあります。



>彼女の変幻自在のヴォイス・アクトは見事というしかないし、ソロナンバー、「It's a Perfect Relationship」や「The Party's Over」は素晴らしいの一語に尽きる。売れない劇作家(ディーン・マーティン)とのデュエット、「Better Than a Dream」や「Just in Time」の可愛らしさも微笑ましい限りだ。歌詞の大半が、映画人の固有名詞で出来ている「Drop That Name」というナンバーも特筆に値するだろう。 (映画は1960年公開/日本未公開)



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ジュディ・ホリデー (う--でぶ)
2006-04-15 21:39:16
1950年にアカデミー賞を受賞しています。

詳しくは--->http://www.fmstar.com/movie/j/j0579.html
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す、すごい!!! (twig)
2006-04-15 22:45:11
みなさ~~~ん、すごい!

もう、おらっちだけがすごい チエミファンだと思っていたら、もっとすごいファンがいたことをあらためて認識。いえいえ、感激、いえいえ、うれ

しい。



ところで、ジュディ・ホリディの映画版「Bells Are Ringing」のビデオが発売されています。興味のある方はご覧になってくださいまし。

チエミさんは相手役に西田敏行を熱望していたのです。わたくしめは、ちょっと苦手なお方だったので、「えっ、西田敏行?」と悲鳴あげたら「あら、彼は歌とっても上手よ。」とのたまわられたので「そう~ですね~え」と小さくなってました。
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