出版UD研究会ブログ

本にかかわる仕事をしている人と多様なニーズをもつ読者が、読書のユニバーサルデザインについて考える広場です。

9月18日(土)第29回出版UD研究会のご案内

2010-08-23 17:24:22 | シーズン4

第29回 出版UD研究会
電子書籍フォーマットの現在―マークアップランゲージをどう活用するか

■ゲストスピーカー:村上真雄(アンテナハウス株式会社取締役)、金子和弘(元講談社、日本電子出版協会TTS研究会)

■日時:2010年9月18日(土)13:45~16:45(受付開始 13:15)

■会場:東京しごとセンター(飯田橋)5F・セミナー室
千代田区飯田橋3-10-3
・JR総武線「飯田橋駅」東口から徒歩7分。
・JR総武線「水道橋駅」西口から徒歩5分。
・東京メトロ有楽町線・南北線「飯田橋駅」A2出口から徒歩7分。
・都営地下鉄大江戸線「飯田橋駅」A2出口から徒歩7分。・東京メトロ東西線「飯田橋駅」A5出口から徒歩3分。
http://www.shigotozaidan.jp/map.html

 出版UD研究会では、シーズン4「出版システムを再検証してみよう」を開始しました。 これは、電子出版の話題が各種メディア上を賑わせるようになり、コンテンツの 制作方法や提供方法が多様化していこうとしている中で、これからの出版システムのあり方を、だれもが使いやすいユニバーサルデザイン(UD)をめざす観点からさぐっていこうというものです。
 前回(第28回)は、電子書籍端末を取り上げましたが、今回(第29回)は電子書籍のフォーマットについて取り上げたいと思います。
 前半は、アンテナハウスの村上真雄さんに、世界標準のフォーマット(特にHTML+CSSと、その応用としてのEPUB)に関するお話と、そのフォーマットを使って、いかに読みやすくて品質の高い日本語組版を可能にしていけるかについて、語っていただきます。
 後半は、大手出版社の中で長年にわたり電子出版をプロデュースしてこられた金 子和弘さんに、マークアップランゲージを積極的に活用することにより、多様な読者のニーズに対応するための実践例(講談社オンデマンドブックス、大きな文字の青い鳥文庫シリーズ、合成音声による音声読み上げ対応の事例など)を紹介していただく予定です。
※金子さんには現在、依頼中です。講師変更の場合はご容赦ください。

<ゲストスピーカーのプロフィール>
村上真雄(むらかみ・しんゆう)
XML/HTML+XSL/CSS自動組版ソフトAntenna House Formatter開発者。アンテナハウス取締役。W3C会員としてXSLとCSS3仕様に関わる。HTML5 IG JP共同議長。日本電子出版協会(JEPA)EPUB研究会員。

金子和弘(かねこ・かずひろ)
講談社で長年にわたり電子出版を手がける。退職後も、講談社、ボイジャーで電子出版の制作を続けるとともに、日本電子出版協会 (JEPA)TTS(テキスト読み上げ)研究会において、「聞くこともできる」電子出版の普及活動を行っている。

■参加費:500円(資料代込み) ※当日、受付でお願いいたします。
■定員:50名(事前申込制・先着順)
→定員一杯になりましたので、受付は終了しました。



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