壱岐国ルネッサンス

あちらも こちらも 想いは みな同じ・・地球平和祈願 「恨みは 恨みでは 解決できない」  

国旗掲揚しよう

2007-03-31 | Weblog
、国旗掲揚
軽視する風潮に終止符を
 1月27日は国旗制定の日だった。いまや日本人の多くが忘れてしまっている日と言ってよいかもしれないが、その歴史は古い。
137年前の明治3年1月27日付の太政官布告で、すベての日本船が日本の国の印、つまり国旗として日章旗を掲げることになり、これが次第に民間に広まり、祝日や通
過儀礼などの折に国旗が掲揚されるようになった。
ところが戦後、いつしか元日はじめ国民の祝日にも国旗を掲揚しない家庭が増えていった。家々から日の丸は消え、平成11年8月13日、国旗国歌法が制定、施行された以降も、その状況にあまり変わりがないようにみえる。
 戸建てからアパートやマンションに代わるなど住宅環境の変化もあるが、何よりも敗戦このかた、国旗や国歌があたかも軍国主義の象徴であるかのように”悪役”に仕立てられ、疎んぜられたことが影響しているようだ。
 平成12年4月、東京都内の小学校の卒業式で国旗掲揚を教師が妨害、校長がやむなく屋上に掲揚したところ、児童が自分たちに相談なくなぜ掲揚したかと校長に土下座を迫ったというニュースまで報じられた。
 制定の歴史がよく物語るように、国旗は国家を象徴する厳かな標章である。従って自国旗はもとより、他国旗に対しても相応の敬意を払うのが国際社会の常識である。五輪で金メダルを獲得した日本の女子選手が表彰台の土で国旗掲揚に際して帽子をかぶったままでいて顰蹙をかったことがあるが、被女も国旗を疎んじてきた戦後教育の犠牲者の一人だとも言える。
 最近は日の丸に勇気百倍という選手たちも少なくないから、状況は変わりっっあるのだろう。9・11米中枢同時テロ直後、米国では半旗の星条旗が個人の家々でも次々に掲げられた。国旗は国民統合の象徴でもあるからだ。
 国旗制定の日を機会に、あらためて国旗というものについての思いを巡らし、もし眠っている国旗のある家庭があれば、これからは思い切って掲げてみてはどうだろうか。 門ごとに日章旗の翻る光景が日常化していけば、それこそ美しい日本の光景となるであろうし、国旗を軽んじてきた風潮にもいつしか終止符が打たれ
よう。<産経新聞2007.1.28>
           


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
世界の常識 (ochoz)
2007-04-01 00:35:01
 国旗掲揚要領