黄金魚場に出演したキム・ヨナ選手の言ってる事を翻訳しながら思った事は、この人はオリンピックで勝ちはしたものの、いまだに浅田を目標にしているんではないか?という事。
キム・ヨナ選手の発言をもう一度掲載する。「私は最後まで真央選手と競争しなければならない。けれどお互いに助けになれば。そういう選手がいなければ、このくらいでいいやっていう考えが出てきてしまうけれども、あのような選手の良い姿勢を見て、私が付いて行くようになる事がとっても大事。私と真央が競争するようになったことが幸運で、お互いの助けになっているみたいだ」
今のキム・ヨナ選手の眼中には、当然浅田が今どう考えているかという事はある。それを見て、まじめに「付いて行きたい」と考えているのだ。上記の映像の中で、「私が付いて行くようになる事がとっても大事」と言ってるキム・ヨナには、真実味が感じられる。
オリンピックで(一度だけで二度ではない)優勝する事を人生唯一の目標にしてきたキム・ヨナにすれば、その目標は達成されたのだからもうそれを目指す必要はない。でも、浅田の姿が眼中にある限り、あとは一年一年追って行きたいのではないか?
上記の、「このくらいでいいやっ」っていう言葉をバンクーバー優勝にあてはめれば、本当はもうこれでいいのだ。そういう事を考えると、キム・ヨナは浅田が目指しているソチまでは、少なくともやり続けると思う。それで、それは浅田のためにではなく、キム・ヨナ本人のためにたぶんそうするのではないか。
2人はものすごい次元にいるライバルなんだと思う。
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