田舎の道草

田舎の道草徒然日記

季節の移ろい

2017-09-16 | 日記
何と雨の日の多い、今年の夏だっただろうか。
青空がのぞく朝は、清々しさを感じたものだったが、
陽が高くなるにつれ増す暑さは灼熱の様相を
呈していた。
こんな中でも、この機を逃すまじと、こまめに水分を
補給し、塩飴を口にしながら2回ほど庭いじりをした。
この劣悪な状況の下でも庭いじりをし、部屋の片づけを
するのは、客を迎える我家の「お・も・て・な・し」
からである。
来客があればある程、磨きあげられる我家にとって、
来客は、ある意味必要なことなのかもしれない。
利便性を重んじ、身の周りに置いていた物も、
片づけたままでも、何の不便も感じないことに
近頃気付いた。
歳を重ねると、手の届くところに物を置いておきた
くなるものだが、物が身の周りになくても不便を
感じない、わだス、ますます若返って来たのだべか。
「♪~いえいえ そうでは有りませぬ~♪」
忘却によるものと推察されます。

青空に浮かぶ入道雲が鰯雲に変わり、野原のすすきが
一面を覆い、野山が色付き、虫の奏でる音に季節の
移ろいを感じる。何と風情のあることか。
今は、コンビニでの”おでん”と”肉まん”から
それを感じることが出来る。またそれも一興なり。

夕暮れ時の美しさは、季節の移ろいと共に増し、
歳と共に感性が高まる。
「♪~息子が夕やけだった頃、母ちゃんが霜やけで、
父ちゃんは胸やけだった。わかるかな~
わからないべな~シャバドゥビ~♪」