ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

ヴァージョン違い

2011年11月08日 | MUSIC

外に出掛けるたびにCDを購入してしまう。
今では購入するほとんどがクラシックのCDだ、特に吉祥寺のディスクユニオンのクラシックは
新宿店とくらべても格段に安く掘り出し物が多いのでかなりお得。
週に3日は所用で吉祥寺に行くので毎度吉祥寺のユニオンで散在してしまう。
一度に買う枚数は2~3枚なのだがそれでも気がつくとすぐに大変な枚数になっている。
私は古典派から近代まで現代音楽以外なら何でも聞く。
器楽曲もピアノからフルート、クラリネットどれを聞いても楽しいので何でも買ってしまう。
近頃ではすでに持っている同じCDを繰り返し買ってしまうこともあって
とうとうボケが始まったかなと思うこともしばしば。
定価で買うと1枚が2000円ぐらいなので痛いのですが、
なんせ1枚200円とか500円なんですからいくらでも試し買いができるのは嬉しい限り。

クラシックという音楽では同じ曲のオーケストラ違い、演奏者違いを楽しんでいる人が多いが
そのおかげでCDがどんどん増えてしまうのである、しかも今となってはとても面倒くさい。
私の好きなシェヘラザードなんて一体何枚CDあるんだろう?
もうベートーヴェンなんてどれだけヴァージョン違いがあるのかクラクラしてきますよ。
ショパンでもショスタコでも目当ての曲がある場合、どの演奏者を選ぼうかどのオケを選ぼうか
最初の頃は楽しかったけど今では単に面倒なだけ。
私はいずれにせよ最高の演奏を聞きたいのだが、人によって好みの基準が変わるのだから選択するのが面倒。
何をもって最高なのか?
ウィーンフィルなのか?ベルリンフィルなのか?
カラヤンなのか?バーンスタインなのか?
アルゲリッチなのか?ポリーニなのか?
答えなどどこにもありませーん。
もう最近ではいちいち面倒なので聞きたい曲がある場合、最初に手にしたものを購入することにしました。
だって結局ヴァージョン違いをいくつも買ってしまうからです、好きな曲の場合平均で5~6枚は持ってますね。
本当はこういうCDの買い方はあまり良くありません。
どなたの演奏でもいいですから、本来ならば基本の演奏をビシッとしっかり頭に刻み込まなくてはいけないのでしょうが
私は次から次へといろんな他の人の演奏や解釈が聞きたくなってしまうんですよね。
おかげで多くの演奏者やオケの癖はなんとなく理解できたのかな。
いやー、まだまだ当分はクラシックの知の世界への探求はやみそうにありませんね。

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