양파
Yangpa
ヤンパ
이은진:イ・ウンジン
1979年3月17日生れ
Core Contents Media
〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
■ 2011.03.28 ヤンパが帰ってきた!
■ 2010.11.26 ヤンパ、来年1月カムバック! (そしてT-araの曲を作詞)
《 Genre 》
Ballad
《 Audition / Video 》
■ Daum Music
■ Bugs
■ Mnet
《 Profile 》
■ Nate
■ Daum
■ Naver
《 Official / Private Site 》
■ miniHP
■ Daum Cafe
《 Album 》
MiniAlbum 「Together」 2012年5月
MiniAlbum 「Elegy Nouveau」 2011年3月
5集 「the windows of my soul」 2007年5月
4集 「Perfume」 2001年3月
3.5集 「a Letter from Berkeley」 2000年12月
3集 「양파:ヤンパ 3」 1999年6月
2集 「Second Album」 1998年1月
1集 「애송이의 사랑:青二才の恋」1997年11月 (18歳)
《 myCollection 》
3.5集 / 4集 / 5集
Elegy Nouveau / Together
BestAlbum(Pi..Anwha)
【 2012.06.01 / Together 】
久々にヤンパのミニアルバムリリースだと喜んだが、ジャケットは、이요원:イ・ヨウォン主演映画のOSTのCDかと思えるもので、함은정:ハム・ウンジョン(T-ara)の写真は載っているが、ヤンパの写真はひとかけらも無い。
どちらも、ミュージックビデオからのスチールだが、その2つのミュージックビデオも、なんとも安直な映像に感じる。
(なお私は、イ・ヨウォンもウンジョンも好きなので、念のため)
ヤンパは、いわゆる事務所に所属するという考え方が無いのか、あるいは無かったのか(ただし、3集以前のことは確認できないが)、アルバムをリリースする度に関係する会社の名前は異なる(一時はYang Pa Entertainmentという時もあったが)。
で、今回はなぜかCore Contents Mediaが絡んでいる、というか所属となっているようだ(?)。
(しかし、なぜCore Contents Mediaなんだろう)
なので、プロデュースはT-araなどの권창현:クォン・チャンヒョンである。
収録曲は全5曲だが、しかしその4曲までもがソロ曲ではなく、アルバムタイトルも「Together」となっていて、どう見ても素直にヤンパのカムバックのためのアルバムであるとは思えない。
(なにか、そういう条件でCore Contentsと契約したのだろうか、と憶測してしまいたくなるアルバムだ、私はだが)
そして、その4曲は조영수:チョ・ヨンスの曲で、このアルバムはチョ・ヨンスのアルバムと言えなくもない。
Track List
01. 「알아요:わかっています」
lyrics: K-Smith & 조영수 & 안영민 composed: 조영수 arranged: 조영수
02. 「사랑은 다 그런거래요:恋ってみんなそんなもの」
lyrics: 강은경 composed: 조영수 arranged: 조영수
03. 「이별은 다 그런거래요:別れってみんなそんなもの」
lyrics: 강은경 composed: 조영수 arranged: 조영수
04. 「My Love」
lyrics: 양파 composed: 조영수 arranged: 조영수
05. 「Wonderful Girl」
lyrics: 양파 composed: 곰돌군 arranged: 곰돌군
NameList
조영수:チョ・ヨンス / 안영민:アン・ヨンミン / 강은경:カン・ウンギョン / 양파:ヤンパ
곰돌군:コム・ドルグン
1曲目「알아요:わかっています」、もとSeeYaの이보람:イ・ボラムと、T-araの박소연:パク・ソヨンとで歌うもので、曲はチョ・ヨンスだし、その歌い方も(曲の構成も)まさにSeeYaを思い起こさせる。
3人の声色、そしてアコーディオンを使った編曲で、いかにもといった感じのなかなかのバラード曲に仕上げている。
2曲目「사랑은 다 그런거래요:恋ってみんなそんなもの」、Davichiの이해리:イ・ヘリとラップがHANNAの曲だ。
(HANNAのデータは調べたが見あたらず、おそらくはCore ContentsかGm Contentsの新人なのだろう)
スタジオ録音ではそれほど感じないのだが、放送ではイ・ヘリの声色の方が、いまのヤンパに勝って感じる。
3曲目「이별은 다 그런거래요:別れってみんなそんなもの」、男女共学の신종국:シン・ジョングクのデュオで、
作詞が「사랑은 다 그런거래요:恋ってみんなそんなもの」と同じ강은경:カン・ウンギョンで姉妹曲のようだ。
シン・ジョングクは、Super Star K3出身で男女共学の강호:カンホ(박용수:パク・ヨンス)が抜けた空席に合流したメンバーである。所属は当然男女共学が所属するGm Contents Mediaだ。
4曲目「My Love」、Shannonとのデュオ曲で、面白くていい曲で好きだ。作詞はヤンパだ。
Shannonについては不明なのだが、Core Contents Media絡みでチェックするとShannon Pix(섀넌 픽스)という
1998年生れ(14歳)のイギリス人(?)が所属しており、どうやらこの子だと推測できそうだ。
そうであれば、まだ子供ではあるが声色には魅力を感じ、期待したい。
5曲目「Wonderful Girl」、今回唯一のソロ曲である。作詞はヤンパで、作曲はこの曲だけ곰돌군:コム・ドルグンである。コム・ドルグンは、けっこう広くいろんな曲に参加しているようだが多くは編曲のようで、また自らも歌手として2010年11月にミニアルバムをリリースしている。
せっかくのヤンパのソロ曲だが、この曲、悪くはないのだが私にはいまひとつだ。
この曲のクレジットで目に留るのがバックコーラスに김현아:キム・ヒョナと書かれていることだ。
まさかとは思うが。
ヤンパ久々のミニアルバム「Together」、企画として面白く、なかなかいいアルバムに出来上がっていると思え、
また事務所的にはおいしいリリースだとは思うが、ヤンパのカムバックリリースとしてはガッカリで不満に感じる。
また、Core Contentsだけに訝しくさえ思えるアルバムではある(もちろん、私の勝手な憶測である)。
(1つの事務所の中の通常リリースの中で、こういうのが有るのであれば納得だが)
【 2011.04.10 / Elegy Nouveau 】
ヤンパ(Yangpa)のミニアルバム「Elegy Nouveau」、3年10ヶ月ぶりのCDでのリリースである。
ジャケットのインナーの写真に少しだけ驚く。
最近は、ジャケットに係わる写真は、CDが手元に届いた時点では、ネット上には、それに関連する写真はほとんど公開されていて、ジャケットのページをめくっても、あまり新鮮さは感じないのだが、この「Elegy Nouveau」は、知らなかったというか、おやぁ、と思う写真が何枚か有る。もっとも、そんなに好みな写真では無いが(笑)。
それにしても、ヤンパ、ずいぶんと顔が変わった。全体にふっくら感が無くなってしまって、ヤンパの特徴というか、個性だった下瞼のふくらみは辛うじて残ってはいるものの、なんだか別人のようだ(誰かが芸能番組で言っていたようだが、まさに「玉ねぎがネギになった」感じだ(笑))。
みんな、綺麗になっていくのはいいのだが、そのみんなが同じような顔になっていくのは、なんとも。
収録曲は、一般的な全5曲で、作詞作曲はヤンパがメインな感じになっている。
彼女による作詞作曲が2曲、作詞のみが1曲となっていて、アルバム全体に自作の比重は4集、5集とそんなに変わらない感じだが、単純計算上は、作曲の比率が大きくなったことにはなる。
彼女以外による作曲は김도훈:キム・ドフンによるもので、編曲も3曲が彼によるものだ。
プロデュースもキム・ドフンだが、連名でヤンパの名も書かれていて、このあたりも、5集とは大きくは変わらない。
1曲目「너라면 좋겠어:あなただったらいいな」、ヤンパ作詞、キム・ドフン作曲・編曲の曲で、ミディアムテンポの春を感じさせる、さすがヤンパ、という印象でヤンパ節の始まりとなるいい曲だ。
2曲目「아파 아이야:アパアイヤ」、リードトラックの曲で、なんと、なぜか、휘성 :フィソンの作詞である(作曲・編曲はキム・ドフン)。この曲、タイトル名がうまく訳せない。「아파」は「痛い」だが「아이야」がどう訳せばいいのか、おそらく「아이」は感嘆詞の「아이」だと思うのだが・・・(汗)。それはともかく、この曲、活動曲にふさわしく、ヤンパの歌のうまさが十二分に現すことができた、いい曲だと思う。
3曲目「그 때 그 사람:あの時のあの人」、編曲はキム・ドフンで、作詞作曲がヤンパの曲だ。編曲の仕方によるのか、面白い曲に仕上がっていて、いやぁ、なんだか調子のいい、派手な曲だ。好きだ(笑)。
4曲目「본 아뻬띠(Bon Appetit) - 맛있게 드세요:おいしく召し上がって下さい」、これも面白いというか、ミュージカル風仕立ての曲になっていて、作詞作曲はヤンパだが、編曲がキム・ドフンでなく、mihoとなっている。K-popの収録曲としては変わった曲だ。また、フィーチャリンがBeastの윤두준:ユン・ドジュンというのも、なんだか不思議な気がする。そして、この曲のヤンパの声色が、らしくていい。
最後の曲の「友よ(친구야)」、このアルバム5曲の中では、ちょっと毛色が違って聞こえるが、ヤンパらしい声色を生かしたいい曲だと思う。作詞が윤사라:ユン・サラ、作曲がキム・ドフンと이현승:イ・ヒョンスンの共作、編曲がイ・ヒョンスンとなっている。
いやぁ、こうして聴いてみると、やはりヤンパはいい、最高だ。安心して聴いていられる。曲もいい曲ばかりだ。
欲を言えば、もう少し長く聴いていたくて、5曲でなく、正規6集であって欲しかった(残念)。
【 2007.06.05 / 5集 】
ヤンパ、やっとの5集である。試聴のたぐいはまったくせず、ただヤンパというだけでコレクションした。
つまり、手元に届いたCDで初めて、この5集を聴いたわけで、けっこうドキドキの気持ちで、1曲目「Marry Me」の第一声「It's like walking moon ・・・ 」を聴いた。
で、驚いたことに、その声色が4集、つまり6年前にくらべ、はりが増し、艶やかで、瑞々しい。若返った感じだ。
6年ぶりの正規アルバムである。みんな待っていた。いろいろとは有ったが、5集をリリースすることができ、とにかく良かった。
計算すると、デビュー10周年目の記念すべきアルバムでもある。
当初、5集は、本名「이은진(イ・ウンジン)」もじって、「이은(イ・ウン)」と改名してリリースする、という情報も流れていたのだが(しかも、2006年リリースで)、やはりいろいろと問題だったのか、結局、「양파(ヤンパ)」のままでのリリースだった。
ヤンパへの人気は変わっていない。異例の、カムバック前からの、5月の大学祭への出演交渉が殺到したようだ。各大学での学生達が「最も会いたい歌手」としてヤンパを指名、ヤンパは20ほどの大学から招待を受けたそうだ。
オンラインショッピングモールでも各サイトの予約販売順位は1位だったようだ。
TV出演も既に何度かあったようで、ネット上にはそれも含め毎日かなりの映像がアップされている。元気そうだ。
ジャケットのインナーの写真が、めちゃくちゃきれいで、かわいくて、色っぽい。(因みに、ジャケットケースの表の写真は、私としてはあまり好きくない(笑))
今回の自作は、12曲中、作詞作曲が2曲、作詞が4曲で、4集とはあまり変わらないのだが、自分の作曲を1曲多く収録している。(4集は、同じく12曲中、作詞作曲が1曲、作詞が5曲)
ラスト11曲目「그녀를 버려요:彼女を捨てます」と12曲目「친절하네요:親切ですね」が特異な感じを受ける曲だ。それぞれ、作詞及び作詞作曲の曲だ。11曲目「그녀를 버려요」はロカビリーを思い出させるし、12曲目「친절하네요」はシャンソン風で、実際、エディト・ピアフの曲を聴いて作った曲だそうだ。2曲ともいい。
【 2006.02.21 / 3.5集・4集 】
当時としては、まだ珍しかった現役高校生でのデビューである。
なによりもバツグンの歌唱力である。
また、学校の成績も優秀なようで、英語の歌詞の発音もすばらしい。(たしかに発音もよさそうだし、賢そう)
そして、国内での音楽活動が高く評価され、1999年9月、米国バークレー音大に全額奨学生として留学している。
その後、1年に1回ぐらい帰国して、アルバムを発表している。
たしかに、うまい、いい。
5集は「イ・ウン」と改名してリリースする予定だそうなので、要注意。
(しかし、2006.10現在、リリースはされていないようだ ・・・ もう、4集から5年が過ぎたが)