気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Juniel ( チュニエル )

2012-09-09 | Pop



주니엘
Juniel
チュニエル
최준희:チェ・ジュニ(ジュンヒ)
1993年9月3日生れ
FNC Entertainment


〈 Music Video 〉
       JUNIEL Official YouTube Channel

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.07.08 チュニエル、「紳士の品格」にカメオ出演


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Pop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       twitter
       FanCafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Fall in L」 2013年4月
        MiniAlbum 「1&1」 2012年11月
        MiniAlbum 「My First June」 2012年6月

《 myCollection 》
      My First June / 1&1 / Fall in L




【 2013.05.31 / Fall in L 】
Junielの3枚目のミニアルバム「Fall in L」、タイトルの「L」はJunielの「L」と「Love」の意味を持たせているらしく、単に「Fall in Lov」としなかったところがミソなのかも知れない。
つまり、Junielの魅力に落ちると言いたいようだ。

ジャケットのインナー写真は、いままでのミニアルバム3枚の中で、いちばん可愛く仕上げられていて、写真のタッチが変わり、私好みな写真となっていて好きだ。
で、クレジットを確認すると、やはり、今回のカメラは変わって、김영준:キム・ヨンジュンとなっている。
このキム・ヨンジュン、彼か彼女か分からないが、Junielの表情を1枚1枚、微妙な違いで取り(撮り)出していて、私としては評価したい(上手い)。
また、最後のカットの悪戯書きな写真も面白くていい。

プロデュースの方は、いままで通りの한성호:ハン・ソンホだ。
収録曲は、これもいままで通りカラオケ無しの(ミニアルバムの通常の)全5曲だが、リードトラックのバージョン違いを収録しているので実質は全4曲で、1曲減ったことになる。
そのリードトラックは、1曲目の「귀여운 남자:可愛い男の子」である。
(リードトラック「귀여운 남자:可愛い男の子」のストリングバージョンは、ボーナストラックとなっている)
Junielの曲は、4曲中2曲で、内1曲が作詞、作曲である。

Track List
  01. 「귀여운 남자:可愛い男の子」
     lyrics: 한성호  composed: Two Face & 이상호  arranged: 이상호
  02. 「데이트:Date」
     lyrics: Juniel & 김재양  composed: Juniel & 김재양  arranged: 김재양
  03. 「잠꼬대:寝言」
     lyrics: Juniel  composed: Juniel  arranged: Vinyl House
  04. 「My Lips」
     lyrics: 한성호  composed: 한승훈 & 서용배  arranged: 한승훈 & 서용배
  05. 「귀여운 남자:可愛い男の子 (String Ver.)」

     NameList
       한성호:ハン・ソンホ / 이상호:イ・サンホ / 김재양:キム・ジェヤン / 한승훈:ハン・スンフン
       서용배:ソ・ヨンベ

「귀여운 남자:可愛い男の子」は、リードトラック(活動曲)としては、いままでとは180度異なる、アップテンポの新しい曲で、可愛い弟のような男の子がいいそうな。
作曲のTwo Faceは、「1&1」の時にも書いたが、Junielのアルバムで이상호:イ・サンホと組んで登場する以外に何のデータも見あたらない。

「데이트:Date」と「잠꼬대:寝言」は、Junielの、彼女らしい自作の曲で、「데이트:Date」では「1&1」から登場する김재양:キム・ジェヤンとの共作の曲となっている。

「귀여운 남자:可愛い男の子」のストリングバージョンは、取り立てて収録するほどのものでもないように思う。

Junielの3枚目のミニアルバム「Fall in L」、アルバム全体から受ける印象は、良くも悪くも、JunielらしいJunielの声色の個性が強いが、全体的に明るい感じとなった。
とくに、リードトラック(活動曲)だけを聴きくらべると、歌詞的にもずいぶんと明るい感じとなっている。
(歌詞が直接的に感じ取れるネイティブには、ずいぶん違って感じるのではないだろうか)


【 2012.12.14 / 1&1 】
Juniel 2枚目のミニアルバム「1&1」、1枚目からはなんと5ヶ月という短いスパンでのリリースだ。

ジャケットは驚くほどシンプル、というか少し乱暴にも感じる仕様で、紙で四方から包んだだけといった印象のジャケットに歌詞カードとCDメディアが裸で入っていた。

歌詞カードは18ページほどの冊子だが、彼女の写真が全ページに載せられ、そのすべてが悪くない。
カメラは1枚目に引き続き이전호:イ・ジョノ(ジョンホ)となっている。

プロデュースは、これも前回同様に한성호:ハン・ソンホだ。
収録曲は全5曲(5トラック)で、リードトラックはハン・ソンホ作詞で1曲目の「나쁜 사람:悪い人」である。
今回のJunielの作詞・作曲も前回と同じく3曲だが、今回の作詞は共作でなく単独となっている。
また、これらの3曲の編曲も前回と同じく日本人と思われる2人によるものだ。
そしてそれら3曲は、それぞれに特徴を持った曲でJunielの多様な表現力を感じることができる。
また、最後の1曲も彼女が作詞と作曲に参加している。

Track List
  01. 「나쁜 사람:悪い人」
     lyrics: 한성호  composed: Two Face & 이상호  arranged: 이상호
  02. 「Oh! Happy Day」
     lyrics: Juniel  composed: Juniel  arranged: youwhich
  03. 「소년:少年」
     lyrics: Juniel  composed: Juniel  arranged: Susumu Kawaguchi
  04. 「고양이의 하루:猫の一日」
     lyrics: Juniel  composed: Juniel  arranged: Susumu Kawaguchi
  05. 「해피 엔딩:ハッピーエンディング」
     lyrics: 한성호 & 김재양 & Juniel  composed: 김재양 & Juniel  arranged: 김재양

     NameList
       한성호:ハン・ソンホ / 이상호:イ・サンホ / 김재양:キム・ジェヤン

1曲目「나쁜 사람:悪い人」
デビュー曲「illa illa (일라 일라)」と同様の한성호:ハン・ソンホと이상호:イ・サンホの曲で、共作のTwo Faceに関しては、調べた限りではこの曲以外に名前が見あたらない。
恋人との別れに傷ついた女心の痛みを歌っているようだが、Junielの声色に合うなかなかいい曲だと思う。

2曲目「Oh! Happy Day」
Junielの作詞・作曲で、編曲は1枚目にも登場する日本人と想像させるyouwhichだ。
アップテンポの爽やかな曲で、タイトルどおり幸せな一日が始まる心地よい気持ちを描いているようだ。

3曲目「소년:少年」
Junielが中学3年の時に、初めて作詞・作曲した曲ということだ。
この曲の編曲も1枚目に登場する、おそらくは日本人と思われるSusumu Kawaguchiによるものである。
慎ましい少年の姿を愛らしく歌っている曲のようだ。

4曲目「고양이의 하루:猫の一日」
この曲も、3曲目の「소년:少年」と同じく、Junielの作詞・作曲で、Susumu Kawaguchiの編曲による曲だ。
どうやら本当に、部屋の中にただ一匹残された猫の気持を歌っているようである(たぶん)。

5曲目「해피 엔딩:ハッピーエンディング」
Junielも作詞、作曲に参加した、ハン・ソンホと김재양:キム・ジェヤンによる曲だ。
キム・ジェヤンの名は、近年はFNC関連の曲に多く名が見られ、現在FNC所属の作家かも知れない。
タイトルどおり幸せそうな曲で、Junielの声色にも合った曲だ。

Juniel 2枚目のミニアルバム「1&1」、Junielらしいと言えるアルバムではある。
ただ、「나쁜 사람: 悪い人」以外の曲は、私にはいまひとつもの足りないアルバムと感じられ、アルバムとしては1枚目の方が好みだ。


【 2012.09.09 / My First June 】
Junielの曲は、じつは正直言って、そんなに私の好みではない(ほとんど韓国歌謡の香りがしない)。
なので、デビュー時点においてはスルーとしていたのであるが、AOAをチェックすることになり、おかしな話なのだがCNBLUE、FTislandが所属する、このFNC Entertainmentに少し興味を感じ、Junielもチェックしてみようかと思うに至った。(となると、コレクションが止まっているFTislandも考えなければならないのだが・・・)

CNBLUEとは同期のようで、というか練習生としては、同日の2時間(!?)ほどJunielの方が先輩のようである。
なのでデビューに際しては、정용화:チョン・ヨンファなどのバックアップは本当に細かな部分にまで助言、支援などが有ったようである。(チョン・ヨンファとは知り合って5年のようで、彼は家族のような存在だそうだ)

Junielは、ギタリストの父親と、ミュージカル団員の母親との間に生まれ、育ち、小学3年の時にテレビでBoAのドキュメンタリーを見て歌手を夢見、中学2年の終わりの頃には歌手への道を選んだようで、中学3年の頃から作曲をしていたようである。両親は、この歌手になることに対して反対はしなかったようだ。
(家族は、両親のほかに、演技者志望の2歳年下の弟がいるようだ)
BoAの日本進出には影響を受けたようだが、踊りの方は魅力を感じなかったようで、というか、1年ほど習ってみたのだが、才能が無かったのか逆にまったく興味を失ってしまったようだ。

で、シンガーソングライターを目指した彼女は、ダンス音楽一辺倒の韓国歌謡界ではなく、もう少し幅を持った日本で勉強しようと2009年に日本へ留学をした。
当初は音楽の勉強と経験を積むために日本に来た訳だったのだが、運良くデビューにまで至ったようだ。
彼女は、日本版Super StarKと言われる「虹色スーパーノヴァ」(よく知らないが)で優勝した経験もあるようだ。
FNC Entertainmentには、2007年中学2年の時から所属というか、この事務所の練習生であったようで、日本での活動もFNCのバックアップで行っていたものと思われる。(中学3年の時、FNCと契約という記事も有る)
彼女の日本での活動は、2年間で4枚のCDをリリースしているようである。
またJunielは、IUより4ヶ月ほど若く、現在、女性ソロ歌手の中では最年少歌手ということになる。
(なお、Junielという名前は本名にLoveのLを付けたということだ)

話は少し逸れるが、彼女の趣味は意外にも登山だそうである(母親と登るようだ)。
それも、落ちれば死にそうな険しい山がいいそうだ。
つまり見かけによらず、彼女には冒険心があるようで、登山をして、やり遂げた時のその達成感がいいらしい。

さて、本題のJunielのデビューミニアルバムだが、ジャケットは落ち着いた印象で好感だ。
ただ、少し質素過ぎて、物足りなさを感じないことも無い。
インナーの写真がいい。カメラは이전호:イ・ジョノ(ジョンホ)となっている。

プロデュースはCNBLUE同様한성호:ハン・ソンホである。
収録曲は全5曲で、内3曲が新人ながら自作曲が収録されており、シンガーソングライターのデビューアルバムであることを感じさせる。
リードトラックは、1曲目の「illa illa (일라 일라)」だ。

Track List
  01. 「illa illa (일라 일라)」
     lyrics: 한성호  composed: 김도훈 & 이상호  arranged: 이상호
  02. 「Ready Go!」
     lyrics: CUL & Juniel  composed: Juniel  arranged: youwhich
  03. 「Everlasting Sunset」
     lyrics: CUL & Juniel  composed: Juniel  arranged: Susumu Kawaguchi
  04. 「Mask (가면)」
     lyrics: CUL & Juniel  composed: Juniel  arranged: youwhich
  05. 「바보:ばか」 feat.정용화:チョン・ヨンファ
     lyrics: 한성호  composed: 정용화  arranged: 한성호

     NameList
       한성호:ハン・ソンホ / 김도훈:キム・ドフン / 이상호:イ・サンホ / 정용화:チョン・ヨンファ

1曲目「illa illa (일라 일라)」
ハン・ソンホの作詞で、初恋を名前も知らない野の花に例えて、初恋に対する切なさ、懐かしさを叙情的に表現しているようなのだが、「illa illa (일라 일라:イライラ)」が何なのかは結局よく解らない。
この曲、頭の部分が(とくに)なんだかもの足りなく、全体的にもいまひとつな印象を受けるのだが、ステージを観ながら聴くよりは、CDで音だけ聴くと何故かけっこういい。(スタジオ録音による音質だけでもないような(?))

2曲目「Ready Go!」
Junielの作詞・作曲である。ステージに立って歌を歌うことに幸せを感じるJuniel自身の心を歌った曲だそうだ。
私としてはいまひとつな感じだ。
「Ready Go!」という曲名は、日本でのインディーズデビューのアルバムタイトル名でもあるようだ。
作詞でJunielとセットとなっているCULについて調べてみたが、Juniel絡み以外ではこの名は見あたらない。
編曲のyouwhichも同様で、このアルバム以外この名は見あたらない。(日本名のように思う(?))

3曲目「Everlasting Sunset」
この曲もJunielの作詞・作曲のバラード曲で(作詞はCULと共作)、編曲は明らかに日本人であろう。
夕焼け、木の葉、街、空のような日常的な素材を、過ぎた日の美しかった思い出での中で叙情的に率直に表現した歌詞のようだ。
聴くほどにいい曲だと思えてくる曲だ。また、彼女の声色はこの曲ぐらいの感じがいい。好きな曲だ。

4曲目「Mask (가면:仮面)」
この曲も前2曲と同様にCULとの共作による作詞で、Junielの作曲である。編曲は「Ready Go!」に同じだ。
Junielが好きな小説である「ジキルとハイド」を読んで書いた曲だそうだ。2つの姿を持って生きていく人々について書いたものようで、詩の内容を掘り下げて読んでみる必要がありそうだ。
編曲がいまひとつ気に入らないが、この曲もいい曲だと思う。

最後5曲目「바보:ばか」
ハン・ソンホの作詞、チョン・ヨンファ作曲のチョン・ヨンファらしいと感じる曲である。
チョン・ヨンファはプロデュースにも参加したそうで、いかにもJunielのために作られた曲、という印象の曲だ。

Junielの曲は、いわゆる韓国歌謡からすると少し外れた印象だが、所属事務所のFNC Entertainmentの色とは合うようにも感じる。
彼女の3曲ついては「illa illa (일라 일라)」とは異なる姿を見せ、とくに「Everlasting Sunset」と「Mask (가면)」には최준희:チェ・ジュニ本来(?)の姿を聴く思いもして私としての評価は高い。
また、やはりJ-popの影響もあるように感じる。
この「My First June」を聴いて、私の彼女に対する最初の印象は少し変化したようで、シンガーソングライターとしてのJunielは今後要チェックかも知れない。



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