미료
Miryo
ミリョ
조미혜:チョ・ミヘ
1981年11月2日生れ
Nega Network
〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
■ 2012.02.01 ミリョ(Brown Eyed Girls)が「MIRYO aka JOHONEY」をリリース
《 Genre 》
R&B
《 Audition / Video 》
■ Daum Music
■ Bugs
■ Mnet
《 Profile 》
■ Nate
■ Daum
■ Naver
《 Official / Private Site 》
■ miniHP
《 Album 》
MiniAlbum 「Miryo aka Johoney」 2012年2月
《 myCollection 》
Miryo aka Johoney
【 2012.02.13 / Miryo aka Johoney 】
ミリョの初めてのソロリリース、ミニアルバム「Miryo aka Johoney」である。
ミリョのラッパーとしてのスタートは、Honeyfamily(허니패밀리)での女性ラッパーとしてであったようだ。
この頃の彼女ことについてはまったく知らないが、2000年8月リリースのHoneyfamily2集「Another Level」に彼女の名が有るようだ。
そして、2006年3月にBrown Eyed Girlsのラッパーとして1集「Your Story」をリリースしている。
当時のガールグループとしては、ラッパーがメンバーの一員として構成されていたのは珍しかったはずだ。
そのBrown Eyed Girlsとして6年が過ぎ4集をリリースしての、今回のソロアルバム「Miryo aka Johoney」である。
ジャケット写真がすごい。いままでに見たことの無いミリョの姿が32ページに渡って載せられている。
(一部はネット上で見かけるたものだ)
プロデュースは조재익:チョ・ジェイクとともにミリョの名が有り、セルフプロデュースとなっている。
クレジットに書かれたスタッフの名は当然ながら(とくに音関係は)Brown Eyed Girlsでのスタッフからの名前が多く読み取れる。カメラもBrown Eyed Girls4集と同じ김영준:キム・ヨンジュンである。
収録曲は掛値無しの5トラック全5曲で、リードトラックは2曲目の「Dirty」ある。
作詞は共作も含めてだが、全曲がミリョとなっていて、定かではないが、これはおそらくラップメーキングも含めてのことだろうと思う。
Track List
01. 「Party Rock」 feat. 개리:ケリ & The Koxx
lyrics: 미료 & 개리 & The Koxx composed: The Koxx arranged: The Koxx
02. 「Dirty」
lyrics: 미료 composed & arrange: 이단옆차기 & Ichiro Suezawa
03. 「사랑해 사랑해:愛している愛している」 feat. 써니:サニー
lyrics: 미료 & 김건우 composed: 김건우 arranged: 김건우
04. 「Revenger」 feat. 루드페이퍼:Rude Paper
lyrics: 미료 & 쿤타 composed: 리얼드리머 arranged: 리얼드리머
05. 「Leggo」 feat. 나르샤:ナルシャ
lyrics: 미료 composed & arrange: 이단옆차기 & Ichiro Suezawa
NameList
미료:ミリョ / 개리:ケリ / 이단옆차기:イダンヨプチャギ / 김건우:キム・ゴヌ / 쿤타:クンタ
리얼드리머:リオルドゥリモ
1曲目「Party Rock」、曲のタイトル通りロックな曲で、1曲目からラップが即ヒップホップだけでないことを示したような曲で、かなり電気加工されたサウンドだ。弘大(홍대)で最もホットなバンドだというThe Koxxが参加している。 燃える(?)金曜日の夜のことを面白い歌詞で書いた曲だそうだ。また、ともにHoneyfamily時代を過ごしたLeessang(리쌍)の개리:ケリがラップで参加している。(頭の歌い出し部分がChocolatの「I Like It」を思い起こす)
2曲目のリードトラック「Dirty」は、理屈抜きで大変ノリやすい完全にロックな曲で、まさにラップとロックの融合だ。歌詞は、愛に対する背信を、ユニークな言葉で(文章で?)表したものらしく、作詞はすべてミリョによるものである。作曲・編曲の1人の名前にIchiro Suezawaと書かれており、おそらくは日本人なんだろうと思う。이단옆차기とともにMBLAQの曲も書いている。
3曲目「사랑해 사랑해:愛している愛している」には少女時代のサニーが友情出演的な感じでフィーチャリングされている。いつの間に友達になったの!?って感じだが、データにはKBS番組の「청춘불패:青春不敗」での少女時代とBrown Eyed Girlsの縁による의리(義理)と書かれているので、個人的つながりではなさそうである。
4曲目「Revenger」、作詞はRude Paperの쿤타:クンタ、作曲・編曲はRude Paperの리얼드리머:リオルドゥリモによるもので、歌詞の方は勿論よく解らないのだが、作曲・編曲はユニークなもので(私には)面白いいい曲である。この曲、早い話がRude Paperの曲に、ミリョがフィーチャリングされた曲である。
最後の曲「Leggo」のフィーチャリングは、ナルシャだが、分かって聴いてもナルシャとは解りにくかった(私には)。なんでも、成功した歌手としてのミリョの内面の葛藤を独白の形式で歌ったものようだ。作詞はすべて彼女だ。
ミリョの初めてのソロアルバム「Miryo aka Johoney」、1曲づつ噛み砕いて聴いてみると、けっこう奥が深い。
まず音楽的には、ラップがすなわちヒップホップでない、ということを改めて認識させられた。このアルバムの全体を貫くものは(精神的にも)ヒップホップでなくロックなポップな世界だ。
もしかするとミリョは、一つの、彼女だけのスタイルを創り出そうとしたのかも知れない(出来たと思う)。その熱意はマスタリングのこだわりにも現れているようで、全5曲中4曲をアメリカでしているそうだ。
クレジット記載のStephen Marcussen@Marcussen Masteringがそのようで(Stephen Marcussenは人名)、1曲目の「Party Rock」以外すべてがそうだ。このStephen Marcussenなる人は、ポール·マッカートニー、スティーヴィー·ワンダーほか(私の知らない)多くのヒット曲のマスタリング・エンジニアのようだ。
また、思わない意外な人脈を知らされ驚かされる。要するに、少女時代との関係だが、ミリョ側のオファーに対し、少女時代側は心よく受諾したそうである(また、それにサニーが応じたことにも何か感じるものがある)。
4曲目のRude Paperの曲も興味深く。この曲をミリョが取り入れことにも何かを感じる。(再度、いい曲だ)
そして、この曲に限らないが、有名作曲家への志向ではなく、音楽的挑戦とも言える曲作り、アルバム作りだ。
そして、最後には彼女自身の個人的、音楽的悩み、告白をしているようで、機械の翻訳でざっと読んだだけでも、なんだか胸が熱くなる思いがする(彼女の胸の内がそうだったとは、さらさら知らなかった)。
(これに関しては、どなたか翻訳を、あるいは翻訳されたページのリンク先をお教え願えれば嬉しい)
今回のミニアルバム「Miryo aka Johoney」は、ミニアルバムらしく5曲しか収められていないが、1曲1曲に何らかの彼女の主張があり、大変濃いアルバムとなっていると感じる。
私も歌詞の内容がくわしくわかりませんが、このアルバムの楽曲とてもかっこいいなあ、っておもいます。MVもいいですね。ミリョの一生懸命さがひとつの形になったのが、なんかうれしいです。
やはり、今回ソロアルバムをリリースしたことで、ミリョというアーティストをアピール出来ましたね。
このアルバム、彼女の主張を感じることが出来るなかなかのアルバムです。
おっしゃるように、歌詞が理解出来ればもっといいのですが。