東京海洋大学ヨット部ブログ

1年生が合宿の様子を更新していきます!コメントもお待ちしております!

女子インカレに向けて

2017-04-10 18:53:40 | Weblog

こんにちは。
二年生になった470クルーの石井友妃です。
夏の乗船前に書いてから久しぶりのブログ担当です。

初めに、8日の試乗会を楽しみにして下さった新入生の皆さん。試乗会を延期してしまい申し訳ございません。ヨットは自然を相手にする競技です。悪天候の予報より危険と判断したためです。それにより予定を変更せざるを得なくなった方もいると思います。なるべく皆さんがヨットに乗る機会を作れるよう調節しますので楽しみにしていて下さい。
皆さんの参加を心よりお待ちしております(^^)


土曜、日曜と前線の通過に伴い黄旗、赤旗が揚がる年に数回しか無いと先輩が言う程の難しいコンディションでした。
最大でも4m/sの風しか吹かず微風ながら視界不良、2メートル程の大きなうねりで黄旗が揚がっていた土曜日、10m/s超えの北風が吹き、最大3メートルのうねりで赤旗があがった日曜日。
皆うねりに苦しめられたようです。
中には酔ってしまう人もちらほら、、
テンダーに乗っていた人は向かい波でビチョビチョになっていました。

さて、ブログはその日頑張った人が指名されて書くことになったと前回の根本くんが面白いブログで言っていましたが、私は今週から今まで以上に気持ちを引き締めて頑張るしかない状況になりました。

今月末の女子インに私達2年生ペアで出場することに急遽決まったからです。
春合宿中もその前も私は1つ上の大きく力強い先輩と出場させて頂くと思っていて安心しきっていました、、
それを聞いたのは朝で目が覚めました。

私達2年生ペアは身長も低く体重も軽くそれだけで無く心配される要因を非常に多く持っていることを認めざるを得ない訳でして、、

一度も一緒に乗る配艇を希望しても組んでもらえず今まで来ました。

先輩には「どんな風でも自力で帰ってくること、トラブルは自分達で解決すること」
と気持ちが引き締まる言葉を頂きました。

今まで先輩を頼り、甘えてたつけがまわってくるかもしれません。

初めての出艇前、私達は誰よりも早く出て待っていようと決めました。
広いスペースを使い出艇し、自艇他艇にも安全に港外に早く出ようということです。
なんとか普通に出艇し風がそれ程強くなかったので良かったねと話しました。

しかし、いざ沖の方を見てみると初めて二人で乗るのが初めて体験するような大きなうねりがやってくる、さあどうしようという海面でした。

私達は大きなうねりに対応できずにヒールアンヒールを繰り返しました。
波のトップでパワーが入ることをわかっていても対応できず反省が多いです。

また、二回行ったコース練習は一回目、並ぶのが遅くバウを出せなかったことさらにデッドゾーンを走ったために断トツで最後にスタートラインを切りました。

二回目は早めに並ぼうと決めましたが入りたいところに入れずバウも出せず一回目よりは大きく遅れませんでしたが最後にスタートを切りました。
先輩と乗っていた私達はコース引きを先輩に任せて来たことが多く

今ヘダーした?
ここで返してブランケ被らないよね?
あそこのブローで返してみる?
下艇大丈夫だよ!

などと話しながら恐る恐るタックをして上マークを目指しました。
二回目のコース練ではスタート直後にタックし集団と逆の海面に向かったこと、ヘダーしたタイミングで返せたことで上マークをなかなか良い順位(運が良かっただけですが私はびりじゃなくてだいぶ嬉しかったです)で回航できました。

しかし考えながら乗る事は非常に楽しいです。
前を走れなくても、自分で考え失敗し色々試してみて変化していく事が嬉しく、練習が今までより充実しているように感じます。
このような機会をこのタイミングで頂けたことに感謝します!

日曜日は赤旗が揚がってしまい一時間程度の練習となりました。
予定では上サイド下のコース練習があり、レース前に練習したかったですが仕方がありません。
残りの数少ない時間を大切に練習しようと思います。
ただ、赤旗が揚がるなかなんとか沈せず二人で帰ってこれて安心しました笑

失敗も多くあり、海上での集合の時に素早く近づけず迷惑を掛けてしまう事を早くどうにかしたいと思います。
私達はまだまだ船をうまく操る事ができていません。
今後の課題です。

春の女子イン、コミュニケーションを良く取って協力して頑張ります(*^^)v

長くなりましたが以上です。