全国的にあるのかどうかは判らないが、アタシの住む地方自治体には「父子手帳」なるものがある。
それは「母子手帳」の代わりというわけではなく、「母子手帳」はちゃんとあり、「父子手帳」は出産や育児の知識が無い男性にお勉強してもらう教本みたいなものだ。
「母体はこんな風に変化していきます」とか、「泣いたりぐずったりするのが『赤ちゃんの仕事』だから、パパもキレたりせずに温かく見守ってね」とか、「赤ちゃんの成長に合わせてパパはこんな事を手伝ってあげましょう」なんてことが載っている。
裏を返せば、男性は「出産も育児もママに任せっきり」だから少しは手伝いなさい、育児ノイローゼになるのはパパの責任でもありますよってことかな。
この「父子手帳」を、読むか読まないか、活用するかしないかはそのパパによるだろうから、どれ程の効果があるのかは疑問に思う。まあ、専業主夫見習いのアタシには役立つ内容盛りだくさんではあることは間違いないけどね。