すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

「約束の地」

2022-05-03 13:26:07 | 音楽の楽しみー歌

   約束の地
        リシャール・セフ:詞、ダニエル・セフ:曲
               樋口悟:訳 
旧い世界の壁のひとつが壊れて
闇から開放されるたびに
人々はすぐにまた石を投げあい始める
国境線とか宗教とか
狂人どもにしか理解できない
理由や情熱のために

長い鉄のマントを着た独裁者の像が
埃の中に砕け落ちるたびに
人々はその台座に
新しい預言者や将軍を据え
同じ石でまた作り上げる
別の地獄の壁を

  あとどれだけ時がたてば
  夜明けの来ない夜を過ごせば
  どれだけの涙と悲劇を繰り返せば
  ほんのわずかな希望の光が見えるのか
    なんて長い長い長いのだろう
    命を呑み込むこの砂漠の中を続く道は
    なんて長い長い長いのだろう
    約束の地へと続くはずの道は

待ち望む心の上で
光が消えるたびに
飛び去った夢の向こうで
看守が振り返るたびに
壊れやすい子供が独り
渡り綱の上で理想の一日を描く

  あとどれだけ時がたてば
  夜明けの来ない夜を過ごせば
  どれだけの涙と悲劇を繰り返せば
  ほんのわずかな希望の光が見えるのか
    なんて長い長い長いのだろう
    命を呑み込むこの砂漠の中を続く道は
    なんて長い長い長いのだろう
    約束の地へと続くはずの道は

    なんて長い長い長いのだろう
    約束の地へと続くはずの道は
      約束の地へと 続くはずの道は

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