今日は久々の音楽会に行ってきました。新日本フィルの多摩定期演奏会です。
曲目はベルクのバイオリン協奏曲、ソリストは戸田弥生。それにブルックナーの交響曲第7番です。
知り合いが、急に行けなくなったとかで、急遽、昨日の晩にチケットをいただきました。
ベルクの音楽は聴いたことがありません。現代音楽に分類されるのかどうか知りませんが、私はどうもこうした音楽は苦手です。でも、この曲はこんな私でも、純粋にきれいな音楽だなという感じで、受け入れられました。これもソリストと指揮者の音楽作りのおかげだと思います。いい体験をしました。
さて、メインのブルックナーは、これまた熱演、名演だったと思います。とにかく管楽器のよく鳴ること。これでもかと言うくらい鳴る、鳴る!気持ちいいくらい鳴る。これも一つのやり方なんですね。しかし、ブルックナー音楽を聴く楽しみの一つの、いわゆるブルックナーサウンドがちょっと薄れてしまったのが残念。でも、許せるかな。今まで、日本のオケでブルックナーは満足したことはなかったのですが、中途半端な鳴らし方でなくて、これくらいやってくれたほうが、メリハリが利いていて気持ちがいいですね(マタチッチ最後のN響ブルックナーの8番は別格で例外)。特にホルンのソロは満足。これでもかって言うくらい吹いてくれました。
この2月に、ブロムシュテット指揮、ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブルックナーの7番を聴いたばかりでしたが、このときの演奏は超名演、さすが伝統の演奏を聴かせてくれました。
でも、今日の演奏会はまた違った意味で名演だったと思います。日本のオケでも、これくらいはできるんだぞっていう感じ。新日本フィルも大きく育ってきたということでしょうか。
また、指揮者のハウシルトさんは、ドイツの歌劇場のたたき上げの指揮者のようです。いわゆるカペルマイスターというのかな。だから、指揮もかなり入念で、あれなら演奏している人たちもわかりやすいでしょう。こういう指揮者も、今の時代、文化財のように貴重です。
終演後、近くのデパートで食料品(今晩のおかずは牛肉のたたきです)を買って、駐車場に戻るとき、バイオリンケースを抱えた集団にすれ違いました。新日本フィルのメンバーの方々です。とっさに、「今日は熱演でしたね、いい演奏をありがとうございました」と声をかけてしまいました。メンバーの方はとても喜んでくれて、今日は指揮者がのっていたということを教えてくれました。なるほど、それで熱のこもった演奏になったんだと納得。今調べたら、新日フィルの定期演奏会が昨日と一昨日にあったことがわかりました。今日が3日目で、最終日、それでのりにのった演奏が生まれたのでしょう。なんといっても、音がこなれていましたもの。
今日の演奏会でよかった。知り合いに感謝です。
曲目はベルクのバイオリン協奏曲、ソリストは戸田弥生。それにブルックナーの交響曲第7番です。
知り合いが、急に行けなくなったとかで、急遽、昨日の晩にチケットをいただきました。
ベルクの音楽は聴いたことがありません。現代音楽に分類されるのかどうか知りませんが、私はどうもこうした音楽は苦手です。でも、この曲はこんな私でも、純粋にきれいな音楽だなという感じで、受け入れられました。これもソリストと指揮者の音楽作りのおかげだと思います。いい体験をしました。
さて、メインのブルックナーは、これまた熱演、名演だったと思います。とにかく管楽器のよく鳴ること。これでもかと言うくらい鳴る、鳴る!気持ちいいくらい鳴る。これも一つのやり方なんですね。しかし、ブルックナー音楽を聴く楽しみの一つの、いわゆるブルックナーサウンドがちょっと薄れてしまったのが残念。でも、許せるかな。今まで、日本のオケでブルックナーは満足したことはなかったのですが、中途半端な鳴らし方でなくて、これくらいやってくれたほうが、メリハリが利いていて気持ちがいいですね(マタチッチ最後のN響ブルックナーの8番は別格で例外)。特にホルンのソロは満足。これでもかって言うくらい吹いてくれました。
この2月に、ブロムシュテット指揮、ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のブルックナーの7番を聴いたばかりでしたが、このときの演奏は超名演、さすが伝統の演奏を聴かせてくれました。
でも、今日の演奏会はまた違った意味で名演だったと思います。日本のオケでも、これくらいはできるんだぞっていう感じ。新日本フィルも大きく育ってきたということでしょうか。
また、指揮者のハウシルトさんは、ドイツの歌劇場のたたき上げの指揮者のようです。いわゆるカペルマイスターというのかな。だから、指揮もかなり入念で、あれなら演奏している人たちもわかりやすいでしょう。こういう指揮者も、今の時代、文化財のように貴重です。
終演後、近くのデパートで食料品(今晩のおかずは牛肉のたたきです)を買って、駐車場に戻るとき、バイオリンケースを抱えた集団にすれ違いました。新日本フィルのメンバーの方々です。とっさに、「今日は熱演でしたね、いい演奏をありがとうございました」と声をかけてしまいました。メンバーの方はとても喜んでくれて、今日は指揮者がのっていたということを教えてくれました。なるほど、それで熱のこもった演奏になったんだと納得。今調べたら、新日フィルの定期演奏会が昨日と一昨日にあったことがわかりました。今日が3日目で、最終日、それでのりにのった演奏が生まれたのでしょう。なんといっても、音がこなれていましたもの。
今日の演奏会でよかった。知り合いに感謝です。
指揮者さんノリノリだったんですね。
私はアマチュアですが一応演奏者なので(トランペット、吹いています)指揮者さんがノリノリだと演奏が生き生きするというのはわかります。
やっぱり、会場の雰囲気や、そのときの指揮者の振り方で演奏が変わりますね。
すばらしい演奏だったのでしょうね。
私も演奏会聴きに行きたくなってしまいました。
私は聴くいっぽうなので、指揮者と演奏者の関係はよくわかりませんが、演奏は指揮者との相性や指揮者の調子の具合なんかに作用されると本で読んだことがあります。そうなんでしょうね。指揮者によっては、演奏者の力を120%引き出してくれるなんてこともあるみたいですしね。そうした演奏を聴きたくて、生の演奏会が成り立っているのだと思います。
このごろ涙もろくなってきて、いい演奏を聴いていると、途中で涙がぽろぽろ出てきてしまうんです。音楽ってすごいですね。そして、演奏者も偉大だと思います。
もともとクラッシックなどほとんど聞かないのですが、フルオーケストラを初めて聞いた時はこんな音が世の中にあるのか、と思うほど心が震えました。
ロックコンサートでも何でもそうですが、実際の音って違いますよね。場の雰囲気もあるでしょうが、やっぱり音自体が違うと思う。 そして普段余り耳にすることの無い弦楽器や管楽器はやはり自分の想像とは全然違う音だと再確認してしまう、という感じ。
娘達の学校にはブラスバンド部があり、学園祭の時には必ず聞きに行きますが、学生の演奏でもかなりウルウルしてしまいます。学生ですから、クラッシックばかりでなく映画音楽なども演奏するのですが、わたし妙に「天空の城ラピュタ」のテーマ曲「君をのせて」に弱いです。
レコードからCDの時代になり、家庭でもそれなりにいい音で音楽を聴けるようになりましたが、所詮、生の演奏にはかないませんね。だから、演奏会やライヴに人が集まるのでしょう。ただ、クラシックなんかこれからどうなるんでしょうね。演奏会に行っても7割がたは中高年層ですもの。
生演奏にプロもアマもないですね。もちろん技術的には未熟な部分はあるでしょうが、人を感動させるということでは、負けてはいませんよ。だからいいんですよね。
天空の城ラピュタですか。ロボットの出てくるやつですね。宮崎アニメの音楽も凝ってますよね。私も好きですよ。
生演奏は、指揮者、奏者の気持ちがドカンとお客さんに音楽を通して伝わるので、感動するのでしょうね。
私もよく生演奏を聴いてうるうるします。
指揮者と演奏者の関係が音楽に影響。。。って経験あります。指揮者と奏者が険悪なけんかをしたときの演奏は。。。恐ろしかったです。
クラッシックの演奏会に中高年の方が多いのは、チケットが高いからなかなか頻繁にはいけないのかなと思います。クラッシック好きの若年層の人もいっぱいいますよ。
そうですか、若い人でもクラシック好きな人多いんですか。安心しました。若い人向けの安いコンサートもいっぱい企画すればいいんですけどね。損して得取れみたいな感じで、投資ですよ、将来に向けての。将来のクラシックの聴衆を多くするためには必要なことだと思います。
演奏者の人に一度聞いてみたかったのですが、自分の演奏している場所では、全体の音はどんな感じで聞こえるんでしょうか。客席で聞いているような、バランスのとれた音ではないと思うのですが。
あまり参考にならないかもしれませんが、
やっぱり近くの楽器の音が一番良く聴こえます。(そのままですね。。。)
吹いているときはあまり音のバランスがわからないので、演奏会のリハーサルで実際に誰か客席で聴いてバランスをチェックするという事をやっています。
コンサートは、アマチュアの一般バンドとか音大のオケが開催する演奏会は、聴きに行きやすいです。演奏者のお友達も聴きに来ているのか、若い人も多いですよ。評判のよいバンドは中学生や高校生が演奏の勉強のために聴きに来ていたりします。
プロの演奏会にも「学生チケット」はありますけど、なかなか手を出せないのが現実ですから。。。
でも、オーケストラなんかだと、バランスをチェックするために、指揮者はアシスタントに指揮させて、客席で音を確かめるなんて聞いたことありますけど。
外国のオケが、日本に来たとき、指揮者が一番気にするのが、そこのホールの音響だとか。昔、こんなデッドな音響では、ブルックナーは演奏できないなんて、曲目を変更してしまったこともあるそうです。