◇蒸気機関車(SL)の思い出1:小学生〜大学生の頃
著者が故郷に住んでいた頃(1945〜60年代)、電車は無くSL全盛の
頃だった。北海道は山元から石炭を運搬するSL、その石炭を室蘭港
から船積みする様子をよく見たり、"内地"との行き来にも利用した。
夜行列車で東京に行った折には、煤で汚れた顔で、上野駅に降りた。
乗客を運ぶSLはC57(呼称:しごなな)、貨物を運ぶSLはD51(呼称:
でこいち)だ。どちらも、生活に密着したものだった。
◇蒸気機関車(SL)の思い出2:2000年後半の頃
1)SLのモデル作りに着手・・・仕事に就いた後、SLの事を文献など
で調べ始めた。当時、秋葉原にあった交通博物館の図書館や国会
図書館に出向いた。それらの資料からSLのメカニズムを学び、SL
のモデルをPCの中に組み込む作業に取りかかった。一方2007年、
鉄道博物館が埼玉県さいたま市にOpen。早速、同館を訪れ、体験
コーナにあるD51シミュレータに乗り、運転を体験した。運転台
には実物を使い、前景を映し出す大型スクリーン部分をソフトの
モデルで模擬した装置により、臨場感ある運転が楽しめた(鉄道博
物館HPへのリンク➡鉄道博物館)。
2)SLの実働状態を録画(動画撮影)・・・上述のC57モデルにリアル
性を持たせるべく、実物が走る磐越西線に遠出し、発車・全速走
行・停車する過程を動画に撮った。撮影した動画をC57モデルと
組合せる作業を何とかこなし、それなりのモデルに仕上げた。そ
の内の一つの動画へリンク ➡ 磐越西線を行くC57-180 。
◇SLの凄さに気付いて:そのメカニズムの凄さには驚くものがある(
その一端を別頁(蒸気機関車その2)にUpした)。